付録D.1 すべてのユースケースに共通の前提条件
すべてのユースケースに共通の前提条件を次に示します。
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CJMSプロバイダに関連するコマンドの操作でユーザ確認をしないで強制的に実行したい場合,cjmsbrokerコマンドの場合は-forceオプション,cjmsicmdコマンドの場合は-fオプションを指定してください。
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CJMSプロバイダに関連するコマンドの操作はCJMSPブローカーが起動しているマシンで実行してください。
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CJMSプロバイダを使用する場合には,ユーザ権限にAdministrator権限が必要となります。
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CJMSプロバイダに関連するコマンドの操作は複数同時に実行しないでください。
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CJMSプロバイダのコマンドラインツール(cjmsbroker,cjmsicmd)に関するヘルプを表示するには,-hオプションまたは-helpオプションを指定してください。
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J2EEサーバの起動オプションはセキュリティマネージャを使用しない設定にしてください。使用するに設定した場合,CJMSPリソースアダプタからリソースアクセスした際に権限不正のエラーが発生します。
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J2EEサーバで使用するコマンドの操作でプロバイダURLを指定する場合は,次の例に従ってください。
- 実行形式
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cjlistrar <サーバ名称> -nameserver <プロバイダURL>
- 実行例
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cjlistrar MyServer -nameserver corbaname::localhost:900
<プロバイダURL>には,<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>を指定します。
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説明中に記述されているコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を参照してください。