17.9.2 実行できるWARアプリケーションの形式
WARアプリケーションは,アーカイブ形式または展開ディレクトリ形式でインポートできます。アプリケーションの形式については,「17.2 実行できるJ2EEアプリケーションの形式」を参照してください。
- アーカイブ形式のWARアプリケーション
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インポートするWARファイルは,cjimportwarコマンドを実行するユーザの読み込み権限が必要です。
なお,インポート時に指定したWARファイル名は作業ディレクトリ中のディレクトリ名として用いられます。作業ディレクトリのパス長がプラットフォームの上限に達しないようにWARファイル名を指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.1 J2EEサーバの作業ディレクトリ」を参照してください。
- 展開ディレクトリ形式のWARアプリケーション
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展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションは,WARディレクトリというルートディレクトリを作成して,展開ディレクトリ形式のアプリケーションとしてインポートします。WARアプリケーションをインポートすると,WARディレクトリ下にWebアプリケーションなどの構成要素が格納されます。なお,展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションはリモート環境では実行できません。
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展開ディレクトリ形式を使用する場合の注意事項
展開ディレクトリ形式を使用する場合の注意事項を次に示します。
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展開ディレクトリ形式のWARアプリケーションをインポートする場合に,WARディレクトリのパスとしてUNC名を含むパスは指定できません。UNC名を含むパスを指定した場合,コマンドの実行エラーになります。
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Windowsのドライブ直下(C:\など)のディレクトリ,またはUNIXのルートディレクトリ(/)を示すパス(相対パスも含む)をWARディレクトリに指定できません。cjimportwarコマンドの-aオプションにドライブ直下のディレクトリ,またはルートディレクトリを示すパスをWARディレクトリとして指定した場合,コマンドの実行エラーになります。
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cjimportwarコマンドの-aオプションに指定したディレクトリと同一のディレクトリを持つWARアプリケーションが,すでにJ2EEサーバ内にある場合,インポートでコマンドの実行エラーになります。
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次のディレクトリをアプリケーションディレクトリまたはWARディレクトリとして持つJ2EEアプリケーションが,すでにJ2EEサーバ内に存在する場合,インポートでコマンドの実行エラーになります。
・cjimportwarコマンドの-aオプションに指定したディレクトリの上位にあるディレクトリ
・cjimportwarコマンドの-aオプションに指定したディレクトリの下位にあるディレクトリ
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