11.10.1 Java Batchのデータベーステーブル
Java Batch機能でHiRDBに作成するテーブル情報を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) JOBINSTANCEDATAテーブル
-
テーブル名:JOBINSTANCEDATA
-
レコード数:バッチジョブ実行回数
表11‒6 JOBINSTANCEDATAに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
jobinstanceid
DECIMAL(19)
PRIMARY KEY
ジョブインスタンスID
SEQUENTIALIDINFOテーブルで採番された値を格納します。
name
VARCHAR(512)
n/a
ジョブ名
apptag
VARCHAR(512)
n/a
アプリケーションタグ
(2) EXECUTIONINSTANCEDATAテーブル
-
テーブル名:EXECUTIONINSTANCEDATA
-
レコード数:バッチジョブ実行回数+エラー発生後の再実行回数
表11‒7 EXECUTIONINSTANCEDATAに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
jobexecid
DECIMAL(19)
PRIMARY KEY
ジョブ実行ID
SEQUENTIALIDINFOテーブルで採番された値を格納します。
jobinstanceid
DECIMAL(19)
n/a
ジョブインスタンスID
createtime
TIMESTAMP(4)
n/a
ジョブ作成日時
starttime
TIMESTAMP(4)
n/a
ジョブ実行日時
endtime
TIMESTAMP(4)
n/a
ジョブ終了日時
updatetime
TIMESTAMP(4)
n/a
ジョブ更新日時
parameters
BINARY(65536)
n/a
ジョブ実行時に指定したパラメタオブジェクト
batchstatus
VARCHAR(512)
n/a
バッチの状態
exitstatus
VARCHAR(512)
n/a
終了状態
(3) STEPEXECUTIONINSTANCEDATAテーブル
-
テーブル名:STEPEXECUTIONINSTANCEDATA
-
レコード数:バッチジョブ中のジョブステップ数×(バッチジョブ実行回数+エラー発生後の再実行回数)
表11‒8 STEPEXECUTIONINSTANCEDATAに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
stepexecid
DECIMAL(19)
PRIMARY KEY
ステップ実行ID
SEQUENTIALIDINFOテーブルで採番された値を格納します。
jobexecid
DECIMAL(19)
n/a
ジョブ実行ID
batchstatus
VARCHAR(512)
n/a
バッチの状態
exitstatus
VARCHAR(512)
n/a
終了状態
stepname
VARCHAR(512)
n/a
ステップ名
readcount
DECIMAL(11)
n/a
読み込み回数
writecount
DECIMAL(11)
n/a
書き込み回数
commitcount
DECIMAL(11)
n/a
コミット回数
rollbackcount
DECIMAL(11)
n/a
ロールバック回数
readskipcount
DECIMAL(11)
n/a
読み込みスキップ回数
processskipcount
DECIMAL(11)
n/a
処理スキップ回数
filtercount
DECIMAL(11)
n/a
フィルタ回数
writeskipcount
DECIMAL(11)
n/a
書き込みスキップ回数
startTime
TIMESTAMP(4)
n/a
開始日時
endTime
TIMESTAMP(4)
n/a
終了日時
persistentData
BINARY(65536)
n/a
ジョブ実行に使用するユーザデータを格納したオブジェクト
(4) JOBSTATUSテーブル
-
テーブル名:JOBSTATUS
-
レコード数:バッチジョブの実行回数
表11‒9 JOBSTATUSに格納するデータに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
id
DECIMAL(19)
PRIMARY KEY
ジョブインスタンスID
obj
BINARY(65536)
n/a
ジョブの実行状態を管理するオブジェクト
(5) STEPSTATUSテーブル
-
テーブル名:STEPSTATUS
-
レコード数:バッチジョブ中のジョブステップ数×(バッチジョブ実行回数+エラー発生後の再実行回数)
表11‒10 STEPSTATUSに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
id
DECIMAL(19)
PRIMARY KEY
ステップ実行ID
obj
BINARY(65536)
n/a
ステップの実行状態を管理するオブジェクト
(6) CHECKPOINTDATAテーブル
-
テーブル名:CHECKPOINTDATA
-
レコード数:バッチジョブ中のチェックポイント数×(バッチジョブ実行回数+エラー発生後の再実行回数)
表11‒11 CHECKPOINTDATAに格納するデータ カラム名
データ型
属性
概要
id
VARCHAR(512)
n/a
チェックポイントデータのキー名
"ジョブインスタンスID,ステップ名,チェックポイントデータストリーム名"
obj
BINARY(65536)
n/a
チェックポイントデータの値
(7) SEQUENTIALIDINFOテーブル
-
テーブル名:SEQUENTIALIDINFO
-
レコード数:3
FIX表かつWITHOUT ROLLBACKオプションを指定して作成することで,トランザクションのコミットを待たないでテーブルの更新が確定します。
カラム名 |
データ型 |
属性 |
概要 |
---|---|---|---|
name |
CHAR(64) |
n/a |
採番するID名 |
id |
DECIMAL(19) |
n/a |
次に採番するIDの値 1から開始します。 |