7.15 CJMSPリソースアダプタの設定
CJMSPリソースアダプタは,次のディレクトリ下に,cjmsra.rarとして格納されています。デフォルトの名称は,「Cosminexus_JMS_Provider_RA」です。
- Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\cjmsp\lib
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/cjmsp/lib
リソースアダプタのインポートから開始までの手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「3.3 リソースの設定手順」を参照してください。
CJMSPリソースアダプタには,属性として,次の項目が設定できます。
-
ConnectionFactoryや送信先など,管理対象オブジェクトの属性
-
トランザクションサポートレベル
-
ログ出力に関する属性
これらの属性を変更する場合は,CJMSPリソースアダプタに設定するConnector属性ファイルを編集してください。
CJMSPリソースアダプタの属性には,リソースアダプタ単位に指定する項目と,ManagedConnectionFactoryクラス単位に指定する項目があります。CJMSPリソースアダプタで指定する主な属性を次の表に示します。
対象 |
Connector属性ファイルのタグ |
指定する項目 |
---|---|---|
リソースアダプタ単位の属性 |
<resourceadapter>下の<config-property> |
CJMSPリソースアダプタ全体に影響する属性
ログに関する属性
|
ManagedConnectionFactoryクラス単位の属性 |
<connection-definition>下の<config-property> |
コネクションインタフェースごとの属性
|
管理対象オブジェクトの属性 |
<adminobject>下の<adminobject-name>,<adminobject-interface>,<adminobject-class> |
管理対象オブジェクトの名称,送信先の種類,およびクラスの情報 |
<adminobject>下の<config-property> |
送信先の名前(Message-driven Beanのdestination属性に指定する値)
|
なお,CJMSプロバイダでは,Connector属性ファイルのテンプレートファイルを提供しています。必要に応じて使用してください。テンプレートファイルの格納先については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.13 Connector属性ファイルのテンプレートファイル」を参照してください。