5.3.3 サポートするアプリケーションの形式
JPAを使用したJ2EEアプリケーションは,次のどちらかの形式でアプリケーションサーバにデプロイします。
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アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション
-
展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション
また,デプロイ済みのJPAを使用したJ2EEアプリケーションを入れ替えることもできます。アーカイブ形式の場合はリデプロイ機能を,展開ディレクトリ形式の場合はリロード機能を使用してください。
なお,リロード機能を使用する場合,O/Rマッピングファイルは更新検知の対象になりません。ただし,リロードされるタイミングで,O/Rマッピングファイルは再読み込みされます。次の表に,更新検知の対象およびリロード時の再読み込みについて示します。
対象となるクラスおよびファイル |
更新検知 |
再読み込み |
---|---|---|
エンティティクラス |
○ |
○ |
マップドスーパークラス |
○ |
○ |
埋め込みクラス |
○ |
○ |
persistence.xml |
○ |
○ |
O/Rマッピングファイル (META-INFの下にorm.xmlを配置する場合) |
× |
○ |
O/Rマッピングファイル (persistence.xmlの<mapping-file>タグに指定した場所にorm.xmlを配置する場合) |
○ |
○ |
アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション,および展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションについては,「17. J2EEアプリケーションの形式とデプロイ」を参照してください。
- 注意事項
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展開ディレクトリ形式でJPAを使用したアプリケーションを利用する場合,アプリケーション動作中はクラスやライブラリJARを削除しないでください。削除した場合,アプリケーションサーバやJPAプロバイダが予期しない動作をするおそれがあります。