3.4.9 リソース固有のトランザクション管理インタフェースを使用する場合の処理概要と留意点
リソース固有のインタフェースを使用して,ユーザプログラムが直接リソースのトランザクションを制御することもできます。例えば,DB Connectorであれば,ConnectionインタフェースのsetAutoCommitメソッド,commitメソッド,およびrollbackメソッドを使用して,ユーザプログラムが直接リソースのトランザクションを制御できます。
リソース固有のトランザクション管理インタフェースを使用する場合のシーケンスを示します。
リソース固有のトランザクション管理インタフェースを使用する場合,次の点に留意して実装してください。
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トランザクションマネージャが提供するトランザクションタイムアウトなどの機能は使用できません。
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複数のリソースへのアクセスをトランザクション管理することはできません。