3.8.2 システムログの出力先のサブディレクトリ
EJBクライアントアプリケーションのシステムログは,EJBクライアントアプリケーションのプロセス単位で出力されます。システムログでは,複数のプロセスでログ出力先のサブディレクトリを共有することができます。この動作モードのことをサブディレクトリ共有モードといいます。
サブディレクトリ共有モードの動作を次の表に示します。
項目 |
サブディレクトリ共有モード |
---|---|
複数のプロセスでのサブディレクトリ共有の可否 |
共有できます。 |
ログ管理ファイル作成 |
作成されます。 |
ejbserver.client.ejb.logキー※のデフォルト値 |
system |
ejbserver.client.log.appidキー※のデフォルト値 |
ejbcl |
ejbserver.client.log.directorynumキー※の指定 |
常に無効です。 |
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenumキー※に指定できる面数 |
1〜64 |
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesizeキー※に指定できる容量(バイト) |
4,096〜16,777,216 |
- 注意事項
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cjclstartapコマンドでEJBクライアントアプリケーションを実行する場合は,サブディレクトリ共有モードを使用してください。
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EJBクライアントアプリケーションのユーザログ機能を使用する場合は,サブディレクトリ共有モードを使用してください。
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動作モードの指定
サブディレクトリ共有モードを使用するためのクラスパスの指定については,「3.7.4 EJBクライアントアプリケーションのクラスパスへのJARファイルの設定」を参照してください。
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サブディレクトリの共有
サブディレクトリ共有モードを使用している場合は,ログ出力先のサブディレクトリを共有できます。サブディレクトリの共有については,「3.8.4 複数プロセスでのログ出力先のサブディレクトリの共有」を参照してください。