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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)


3.8.2 システムログの出力先のサブディレクトリ

EJBクライアントアプリケーションのシステムログは,EJBクライアントアプリケーションのプロセス単位で出力されます。システムログでは,複数のプロセスでログ出力先のサブディレクトリを共有することができます。この動作モードのことをサブディレクトリ共有モードといいます。

サブディレクトリ共有モードの動作を次の表に示します。

表3‒14 サブディレクトリ共有モードの動作

項目

サブディレクトリ共有モード

複数のプロセスでのサブディレクトリ共有の可否

共有できます。

ログ管理ファイル作成

作成されます。

ejbserver.client.ejb.logキーのデフォルト値

system

ejbserver.client.log.appidキーのデフォルト値

ejbcl

ejbserver.client.log.directorynumキーの指定

常に無効です。

ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenumキーに指定できる面数

1〜64

ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesizeキーに指定できる容量(バイト)

4,096〜16,777,216

注※ EJBクライアントアプリケーションの開始時に指定するシステムプロパティです。

注意事項
  • cjclstartapコマンドでEJBクライアントアプリケーションを実行する場合は,サブディレクトリ共有モードを使用してください。

  • EJBクライアントアプリケーションのユーザログ機能を使用する場合は,サブディレクトリ共有モードを使用してください。