3.7.1 RMI-IIOPスタブ,インタフェースの取得の概要
EJBクライアントアプリケーションは,TPBrokerのRMI-IIOPの機能を利用してアプリケーションを呼び出します。
EJBホームオブジェクトのリファレンスを検索,取得する場合,EJBクライアントアプリケーションは次に示すスタブおよびクラスを参照できるようにする必要があります。
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Enterprise BeanのEJBオブジェクトのスタブ
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Enterprise BeanのEJBホームオブジェクトのスタブ
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スタブが利用する各種クラス
また,EJBクライアントアプリケーションからは,次に示すインタフェース,および各種クラスを参照できるようにする必要があります。
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リモートインタフェース
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ホームインタフェース
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インタフェースが参照する各種クラス
ビジネスインタフェースを使用してEnterprise Beanを呼び出す場合は,ビジネスインタフェース,およびビジネスインタフェースを呼び出すためのクラスを参照できるようにする必要があります。
これらのクラス(RMI-IIOPスタブ,RMI-IIOPインタフェース)は,サーバ管理コマンドまたはダイナミッククラスローディングを使用してダウンロードします。
- 注意事項
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- サーバ管理コマンドとダイナミッククラスローディングの使い分け
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ダイナミッククラスローディングを使用するよりも,サーバ管理コマンドを使用して呼び出しに必要なクラスをダウンロードした方が性能上優れています。したがって,実運用ではサーバ管理コマンドの使用を推奨します。一方,開発,テスト時にはスタブの取得と更新に手間の掛からない,ダイナミッククラスローディングの使用を推奨します。