3.3.1 システム環境をアンセットアップする
不要になったシステム環境をアンセットアップする手順について説明します。システム環境のアンセットアップには,セットアップウィザードを使用します。
- 参考
-
説明で使用するコマンドの参照先,コマンドの格納先については,「5. システムの構築・運用時に使用する画面,コマンドおよびファイル」を参照してください。
アンセットアップを実施すると,次の処理が実行されます。
-
運用管理機能の停止と削除,および設定情報の初期化
-
システム環境(論理サーバ)の停止と削除
-
運用管理ユーザ(Management Serverの管理ユーザアカウント)の設定解除
-
J2EEサーバの起動ユーザ(Component Container管理者)の設定解除(UNIXの場合)
-
コマンドプロンプトでsetupwizardコマンドを実行し,不要なシステム環境を削除します。
コマンドの実行例を次に示します。
setupwizard -clean
アンセットアップを実行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
-
「y」を入力して,Enterキーをクリックします。
アンセットアップ処理の実行中を示すメッセージが表示されたあと,完了を示すメッセージが表示されます。