3.2.6 データベース接続環境を変更する
システムの運用を開始したあとで,データベースのアクセス方法を最適化するためにデータベース接続環境をチューニングし,設定を変更する手順について説明します。データベース接続環境のチューニングの考え方については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「8.5 データベースへのアクセス方法を最適化する」を参照してください。
ここでは,次に示す代表的な項目について,コネクションプーリングのチューニングパラメタを設定する手順について説明します。
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コネクションプールにプールするコネクションの最小値
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コネクションプールにプールするコネクションの最大値
- 参考
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説明で使用する画面については,「5. システムの構築・運用時に使用する画面,コマンドおよびファイル」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 運用管理ポータルの起動とログイン
運用管理ポータルにログイン済みの場合は「(2) リソースアダプタの停止」に進みます。
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Webブラウザを起動し,「http://localhost:28080/mngsvr/index.jsp」に接続して,運用管理ポータルを起動します。
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[Management Serverへログイン]画面で管理ユーザIDに「admin」を入力して,[ログイン]ボタンをクリックします。
(2) リソースアダプタの停止
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバのアプリケーション管理]をクリックします。
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[DefaultDomain]−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[MyJ2EEServer]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックし,[開始/停止]タブをクリックします。
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[リソースアダプタの開始/停止]画面で[ステータス]が「稼働」の場合は[操作]の[停止]アンカーをクリックします。
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[リソースアダプタの停止]画面で[はい]ボタンをクリックします。
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[実行結果]に「成功」が表示されたら[戻る]アンカーをクリックします。
[実行結果]に「失敗」が表示された場合は,[ログの表示]タブをクリックして[ログの表示]画面のメッセージを確認し,障害要因を取り除いてから停止し直してください。
(3) リソースアダプタのプロパティの設定変更
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバのアプリケーション管理]をクリックします。
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[DefaultDomain]−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[MyJ2EEServer]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックし,[プロパティ設定]タブをクリックします。
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[リソースアダプタのプロパティ設定]で[操作]の[基本設定]アンカーをクリックします。
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[リソースアダプタの基本設定]画面で次の値を設定して,[設定]ボタンをクリックします。
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プールの最小値(MinPoolSize)
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プールの最大値(MaxPoolSize)
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[リソースアダプタの基本設定]画面で表示されたメッセージを確認して[戻る]アンカーをクリックします。
失敗を示すメッセージが表示された場合は,障害要因を取り除いてからプロパティを設定し直してください。
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[リソースアダプタの基本設定]画面で[戻る]アンカーをクリックします。
[リソースアダプタのプロパティ設定]画面に戻ります。
- 参考
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[リソースアダプタの基本設定]画面の画面項目にないチューニングパラメタを指定する場合は,[Connector属性ファイル編集]アンカーをクリックし,[リソースアダプタのConnector属性ファイル編集]画面でファイルに直接パラメタを設定してください。
(4) リソースアダプタの開始
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[運用管理ポータル]画面で[論理サーバのアプリケーション管理]をクリックします。
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[DefaultDomain]−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[MyJ2EEServer]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックし,[開始/停止]タブをクリックします。
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[リソースアダプタの開始/停止]画面で[操作]の[開始]アンカーをクリックします。
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[リソースアダプタの開始]画面で[はい]ボタンをクリックします。
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[実行結果]に「成功」が表示されたら[戻る]アンカーをクリックします。
[実行結果]に「失敗」が表示された場合は,[ログの表示]タブをクリックして[ログの表示]画面のメッセージを確認し,障害要因を取り除いてから開始し直してください。
(5) 運用管理ポータルからのログアウト
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[ログアウト]アンカーをクリックします。
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表示されたメッセージを確認して[ログイン画面]をクリックし,Webブラウザを閉じます。