8.2.7 既存システムの有効活用
サービスプラットフォームには,サービス部品を利用するために,次に示すようなさまざまなサービスアダプタが用意されています。これらのサービスアダプタを利用することで,柔軟にシステムを構築でき,既存システムのデータをサービス部品として有効に活用できます。
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Webサービス(SOAP通信)のサービス部品を利用するためのSOAPアダプタ
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EJB(Stateless Session BeanまたはStateful Session Bean)で作成されたサービス部品を利用するためのSessionBeanアダプタ
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WS-R(WS-Reliability)を使用して非同期のMDB(Message Driven Bean)のサービス部品を利用するためのMDB(WS-R)アダプタ
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DBキューを使用してTP1/EEの非同期のサービス部品を利用するためのMDB(DBキュー)アダプタ
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データベースをサービス部品として利用するためのDBアダプタ
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OpenTP1やXDM/DCCM3上のシステムを利用するためのTP1アダプタ
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ファイルを介した業務処理システムを利用するためのファイルアダプタ
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メインフレームなどの基幹システムを利用するためのObject Accessアダプタ
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既存のメッセージキュー(IBM MQシステム)に対してメッセージの送受信をするためのMessage Queueアダプタ
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FTPサーバと接続してファイル転送をするためのFTPアダプタ
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ファイルのフォーマット変換,複製,削除などをするためのファイル操作アダプタ
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メールサーバと接続して,メール送信をするためのメールアダプタ
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RESTful Webサービス(JAX-RSエンジンを利用したWebサービス)を利用するためのHTTPアダプタ
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オペレーティングシステム上で動作する外部コマンドを起動し,実行結果を取得するためのコマンドアダプタ
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サービスプラットフォームとSFTPサーバとの間でSFTPプロトコルによるファイル転送をするためのSFTPアダプタ