4.5.2 開発するアプリケーションの種類
アプリケーションサーバでは,J2EEアプリケーション,Webサービスに対応したアプリケーション,およびメッセージを使用した非同期通信用のアプリケーションを開発できます。それぞれのアプリケーション開発の概要を説明します。
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J2EEアプリケーションおよびバッチアプリケーションの開発
JSP,サーブレット,Enterprise Beanを作成し,J2EEアプリケーションを開発できます。アプリケーションサーバでは,J2EEアプリケーションの開発にWTPを利用できます。WTPを使用すると,JSP,サーブレット,Enterprise Beanの作成からテスト・デバッグまでシームレスなアプリケーション開発が実現します。
また,バッチサーバ上で動作するバッチアプリケーションも開発できます。
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Webサービスに対応したアプリケーションの開発
Webサービスに対応したアプリケーション(Webサービス)を開発できます。アプリケーションサーバでは,SOAP Webサービスの開発および実行に必要なファイルやソースコード(スタブやスケルトンなど)を生成できます。
また,Webサービスセキュリティ技術を使用したアプリケーションを開発することもできます。
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メッセージを使用した非同期通信用のアプリケーションの開発
メッセージを使用した非同期通信用のアプリケーションを開発できます。アプリケーションサーバが提供するJMSインタフェースを利用してアプリケーションを開発できます。
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標準XML APIを利用したアプリケーションの開発
JAXP,JAXB,StAXなどの標準XML APIを使用したアプリケーションを開発できます。
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Java EE環境で動作するCORBAクライアントアプリケーションの開発
CORBAクライアントアプリケーションの開発ができます※。
注※ アプリケーションサーバで使用できる機能については,リリースノートを参照してください。