3.3.2 セットアップウィザードを使用します
セットアップウィザードを使用して,実行環境を構築します。セットアップウィザードは,CUIで操作します。
操作手順(セットアップウィザードの使用)
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セットアップウィザードを起動します。
- Windowsの場合
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コマンドプロンプトを起動して,次のコマンドを実行します。
"<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\setup\bin\setupwizard"
- UNIXの場合
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次のコマンドを実行します。
/opt/Cosminexus/manager/setup/bin/setupwizard
実行すると,[ようこそ]画面が表示されます。
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「1」を入力して,Enterキーを押します。
[セットアップ方法の選択]画面が表示されます。
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「1」を入力して,Enterキーを押します。
ここでは,「標準セットアップ」を選択します。
[データベース接続環境の設定]画面が表示されます。
- 参考
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サンプルプログラム(jsptag)ではデータベースを使用しないため,ここではデータベース接続環境の設定は不要です。ただし,今後データベース接続環境が必要なJ2EEアプリケーションを実行する予定がある場合は,次の手順で「y」を入力してEnterキーを押してください。以降の操作については,「データベース接続環境を設定する場合」を参照してください。
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「n」を入力して,Enterキーを押します。
[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
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「1」を入力して,Enterキーを押します。
[セットアップ情報]画面が表示されます。
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「1」を入力して,Enterキーを押します。
セットアップが実行されます。セットアップが完了すると,[セットアップ完了]画面が表示されます。セットアップの実行には数分掛かる場合があります。
これで,実行環境の構築は完了です。
- データベース接続環境を設定する場合
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データベース接続環境を設定するには,データベースの環境が整っている必要があります。セットアップウィザードで接続環境を設定できるデータベースは次のとおりです。
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HiRDB(Version 9以降)
HiRDB Type4 JDBC Driverを使用して接続します。
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Oracle(Oracle11g R2以降のバージョン)
Oracle JDBC Thin Driverを使用して接続します。
ここでは,「操作手順(セットアップウィザードの使用)」の操作手順4.で「y」を入力してEnterキーを押したあとの操作について説明します。
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[データベース接続環境の設定]画面で,HiRDBを使用する場合は「1」を,Oracleを使用する場合は「2」を入力して,Enterキーを押します。
Oracleを使用する場合は,引き続きデータベース名(SID)を入力して,Enterキーを押してください。
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データベースのホスト名を入力してEnterキーを押します。
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データベースのポート番号を入力してEnterキーを押します。
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データベースにアクセスするユーザ名を入力してEnterキーを押します。
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データベースのパスワードを入力してEnterキーを押します。
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JDBCドライバ(JARファイル)の絶対パスを入力してEnterキーを押します。
[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
以上でデータベース接続環境の設定は完了です。以降は「操作手順(セットアップウィザードの使用)」の操作手順5.に戻り,操作を実行してください。
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