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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス


18.2 RMI-IIOPプロパティ

RMI-IIOPのプロパティを次の表に示します。

表18‒1 RMI-IIOPプロパティ(Java)

プロパティ

デフォルト

説明

javax.rmi.CORBA.StubClass

com.inprise.vbroker.rmi.CORBA.StubImpl

RMI-IIOPスタブすべての継承元であるStubベースクラスのインプリメンテーションの名前を指定します。

javax.rmi.CORBA.UtilClass

com.inprise.vbroker.rmi.CORBA.UtilImpl

共通オペレーションを実行するためのスタブとtieを提供するUtilityクラスのインプリメンテーションの名前を指定します。

javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass

com.inprise.vbroker.rmi.CORBA.

PortableRemoteObjectImpl

RMI-IIOPサーバのインプリメンテーションオブジェクトがjavax.rmi.PortableRemoteObjectを継承することを指定します。

または,RMI-IIOPリモートインタフェースを単にインプリメントしてから,exportObjectメソッドを使用してそのオブジェクトをそれぞれサーバオブジェクトとして登録できることを指定します。

java.rmi.server.codebase

null

未知のクラスをサーバが見つけることのできる場所を指定します。

日本語や2バイトコード文字を含むパスを指定しないでください。指定した場合,POAのcreate_POA( )メソッドでDATA_CONVERSION例外となります。

java.rmi.server.useCodebaseOnly

false

サーバが未知のクラスを見つけられるかどうかを指定します。trueを設定すると,クライアントがリモートクラスをサーバに送信する場合であっても,サーバはリモートクラスを見つけることはできません。