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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス


2.9.1 abstractインタフェース

IDLのabstractインタフェースは,Javaの同名のパブリックインタフェースに1対1でマッピングされます。マッピングの規則は,abstract以外のIDL インタフェースにJavaのオペレーションインタフェースを生成する場合の規則と同様です。ただし,このインタフェースもシグニチャインタフェースとして動作するため,org.omg.CORBA.portable.IDLEntityを継承します。マッピング後のJavaインタフェースは,IDLインタフェースと同じ名前になります。また,指定した型のインタフェースがほかのインタフェースで使用されている場合,メソッド宣言でシグニチャ型としても使用されます。マッピング後のJavaインタフェースには,マッピングされたオペレーションシグニチャであるメソッドが格納されています。

Holderクラスはabstract以外のインタフェースに対して生成されます。詳細については,「2.5.2 Holderクラス」を参照してください。

Helperクラスも通常の規則に従って生成されます。詳細については,「2.6 Helperクラス」を参照してください。