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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス


2.1 名前

一般的に,IDL名と識別子は変更されないでJava名と識別子にマッピングされます。

マッピングされたJavaコードで名前の衝突が発生する場合,マッピングされた名前の先頭にアンダースコア(_)を付けて解決します。

さらに,Java言語の特質によって,単一のIDL構造体は複数の(異なる名前の)Java構造体にマッピングされることがあります。「追加」名は,記述接尾語を付けることで構成されます。例えば,IDLインタフェースのAccountManagerは,JavaインタフェースのAccountManagerおよび追加のJavaクラスAccountManagerOperations,AccountManagerHelper,ならびにAccountManagerHolderにマッピングされます。

「追加」名がほかのマッピングされたIDL名と衝突する例外の場合は,上記の解決法がそのほかのマッピングされたIDL名に適用されます。つまり,先にネーミングと必要な「追加」名が使用されます。

例えば,名前がfooHelperまたはfooHolderのインタフェースは,fooと名づけられたインタフェースがあってもなくても,_fooHelperまたは_fooHolderにそれぞれマッピングされます。インタフェースfooHelperのHelperクラスおよびHolderクラスは,_fooHelperHelperおよび_fooHelperHolderと名づけられます。

通常,Javaの予約語と衝突するJava識別子に,変更されないでマッピングされるIDL名には,適用される衝突規則があります。