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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス


1.6 java2iiop

このコマンドは,IDLではなくJava言語を使用してIDLインタフェースを定義します。複数のJavaファイル名(Javaバイトコード)を入力できます。複数のJavaファイル名を入力する場合は,間に空白を入れてください。完全にスコープを定めたクラス名を使用してください。

このコマンドを使用するには,JDK 1.1以降のバージョンをサポートするJava VMが必要です。

Javaのリモートインタフェース定義にorg.omg.CORBA.IDLEntityを継承するクラスを使用する場合は,次に示すファイルとクラスを使用してください。

Javaリモートインタフェース定義で,org.omg.CORBA.IDLEntityを継承するクラスを使用する場合は,Java2iiopツールのコマンドラインに-import <IDL files>ディレクティブを使用してください。

スーパーインタフェースで定義したfinal値をサブインタフェースで再定義し,そのサブインタフェースをjava2iiopでコンパイルするとエラーが発生します。final値をサブインタフェースで再定義しないでください。

詳細については,「CORBA 2.4 IDL2Java仕様」を参照してください。

生成したスタブ・スケルトンを,J2EEサーバプロセス上で使用する場合は,Cosminexus Component Containerの「J2EEアプリケーション実行時間の監視とJ2EEアプリケーションの強制停止機能」※1の対象外として,明示的に指定する必要があります。次のファイル※2に,生成したスタブ・スケルトンをフルパッケージ指定で記述してください。

ファイル格納先:

<Cosminexusインストールディレクトリ>\CC\server\usrconf\criticalList.cfg

注※1

詳細については,「Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」を参照してください。

注※2

詳細については,「Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。

〈この節の構成〉