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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス


はじめに

このマニュアルは,Borland Enterprise Server VisiBrokerが提供しているクラスとインタフェースの情報,プログラマツール,およびコマンドラインオプションについて説明したものです。Borland Enterprise Server VisiBrokerは,分散オブジェクトベースのアプリケーションを,Common Object Request Broker Architecture(CORBA)仕様に従って開発し運用できるようにします。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

Borland Enterprise Server VisiBroker関連の製品をインストールして,システムを運用する方,管理ツールやアプリケーションを実行する方,およびCORBAの仕様に基づく分散アプリケーションを開発する方を対象としています。

■ 文法の記号

このマニュアルで使用する文法記述記号を説明します。文法記述記号は文法の記述形式について説明する記号です。

文法記述記号

意味

背景色付きのボールド体(boldface

背景色付きのボールド体は,記述どおりに構文をタイプすることを示します。また,コードサンプル部分を強調表示する場合にも使用されます。

イタリック体

italics

イタリック体は,構文解析図の変数のように,ユーザまたはアプリケーションが提供する情報を示します。

|

横に並べられた複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。

(例)

ABCは「A,B,またはC」を意味します。

[ ]

この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを意味します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか一つを選択します。

(例)

[AB]では「何も指定しない」か,「AまたはBと指定する」ことを意味します。

{ }

この記号で囲まれている項目は,一つの構文の要素として扱うことを意味します。

< >

この記号で囲まれている項目は,該当する要素を指定することを意味します。

...

記述が省略されていることを示します。