Hitachi

VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


14.3.3 ネーミングサービスの起動

binディレクトリにあるnameservプログラムを使用してネーミングサービスを起動できます。nameservは,デフォルトではcom.inprise.vbroker.naming.ExtFactoryファクトリクラスを使用します。ネーミングサービスのオプションを表14-1に示します。

UNIX
nameserv [driver_options] [nameserv_options] <ns_name> &
Windows
start nameserv [driver_options] [nameserv_options] <ns_name>
表14‒1 ネーミングサービスのオプション

オプション

説明

driver_options

(ファクトリ名の前に表示されなければなりません)

-J<Java option>

指定されたオプションをJavaVMに直接渡します。

-VBJversion

Borland Enterprise Server VisiBrokerのバージョン番号を出力します。

-VBJdebug

Borland Enterprise Server VisiBrokerのデバッグ情報を出力します。

nameserv_options

-?,-h,-help,-usage

使用情報を出力します。

-config <properties_file>

ネーミングサービス起動時に<properties_file>を構成ファイルとして使用します。このオプションで指定したファイル内では,「#」で始まる行はコメント行となり,無視されます。

<ns_name>

このネーミングサービスで使用する名前です。これは省略できます。デフォルト名はNameServiceです。

〈この項の構成〉

(1) vbjによるネーミングサービスの起動(Java)

ネーミングサービスはvbjを使用しても起動できます。

prompt>vbj com.inprise.vbroker.naming.ExtFactory <ns_name>