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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


12.5.1 実行時パラメタとしてのホストの指定

コードサンプル12-5に,クライアントプログラムまたはオブジェクトインプリメンテーションのランタイムパラメタとして,スマートエージェントが実行されているIPアドレスを指定する方法を示します。IPアドレスを指定するとポイントツーポイントコネクションが確立されるので,ローカルネットワークの外部にあるホストのIPアドレスさえ指定できます。この機能は,ほかのすべてのホスト指定に優先します。

コードサンプル12-5 ランタイムパラメタとしてのスマートエージェントのIPアドレスの指定
C++の場合
prompt> Server -Dvbroker.agent.addr=<ip_address>
Javaの場合
prompt> vbj -Dvbroker.agent.addr=<ip_address> Server

また,プロパティファイルを介してIPアドレスを指定することもできます。vbroker.agent.addrの説明も参照してください。

コードサンプル12-6 プロパティファイルへのスマートエージェントのIPアドレスの指定
vbroker.agent.addr=<ip_address>

デフォルトでは,プロパティファイルのvbroker.agent.addrはNULLに設定されています。

エージェントが存在している可能性があるホスト名をリスト出力してから,プロパティファイルのvbroker.agent.addrFileオプションを使用してそのファイルを指定できます。