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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


7.2.6 Request Processingポリシー

Request Processing(リクエスト処理)ポリシーでは,POAのリクエストの処理方法を指定します。RequestProcessingPolicyに指定できる値は次のとおりです。

USE_ACTIVE_OBJECT_MAP_ONLY(デフォルト)

アクティブオブジェクトマップにオブジェクトIDが存在しなければ,OBJECT_NOT_EXIST例外が返されます。POAにこの値を指定する場合は,必ずRETAINポリシーも指定してください。

USE_DEFAULT_SERVANT

アクティブオブジェクトマップにオブジェクトIDが存在していないか,またはNON_RETAINポリシーが設定されていれば,リクエストはデフォルトサーバントにディスパッチされます。デフォルトサーバントが登録されていなければ,OBJ_ADAPTER例外が返されます。POAにこの値を指定する場合は,必ずMULTIPLE_IDポリシーも指定してください。

USE_SERVANT_MANAGER

アクティブオブジェクトマップにオブジェクトIDが存在していないか,またはNON_RETAINポリシーが設定されていれば,サーバントマネージャを使用してサーバントを取得します。