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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


4.6 手順5:サンプルプログラムのビルド

C++の場合

ユーザが作成したClient.Cと生成されたBank_c.cppファイルがコンパイルされ,リンクされるとクライアントプログラムが作成されます。ユーザが作成したServer.Cファイルは,生成されたBank_s.cppファイルおよびBank_c.cppファイルと一緒にコンパイルされ,リンクされてBankアカウントサーバが作成されます。クライアントプログラムとサーバは,両方ともVisiBroker ORBライブラリとリンクしなければなりません。

Borland Enterprise Server VisiBrokerをインストールしたディレクトリのexamplesディレクトリには,このサンプルとほかのBorland Enterprise Server VisiBrokerのサンプルであるMakefile.cpp(C++)またはvbmake.bat(Java)が入っています。

C++の場合

サンプルのディレクトリにはstdmk(UNIX用)かstdmk_nt(Windows用)という名前のファイルがあり,ファイルの位置とMakefileが使用する変数設定を定義しています。

注(C++の場合)

コンパイラが指定のフラグをサポートしていなければ,stdmkファイルかstdmk_ntファイルをカスタマイズする必要があります。

〈この節の構成〉