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VisiBroker Version 5 Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド


3.2.4 プロパティファイル(ORBpropStorageオプションを使用)

プロパティ名ORBpropStorageを使用して,コマンドライン引数でシステムプロパティとして指定します。

なお,Javaの場合は,アプレットのパラメタで指定する方法もあります。詳細については,「3.2.5 アプレットのパラメタ(ORB.initの第1パラメタ)(Javaの場合)」を参照してください。

プロパティファイルはテキストファイルで,次の形式でプロパティを1行ずつ記述します。

<property name>=<property value>

VisiBroker ORBはあらかじめ定義されたプロパティ名のセットを持ちます。プロパティ名は大文字と小文字が区別されるため,リスト表示された名前をそのまま正確に入力するよう注意してください。正しい形式であれば,各プロパティをどの順番で入力してもかまいません。ただし,プロパティを論理グループに分割した方がファイルは読みやすくなります。各グループはコメント行(「#」で始まる行)でラベルづけできます。空行とコメント行は無視されます。

コードサンプル3-5 プロパティのグループ化
#OSAgent properties
vbroker.agent.debug=false
vbroker.agent.addr=null
vbroker.agent.port=14000
vbroker.agent.addrFile=null
vbroker.agent.enableLocator=true

プロパティのデータ型には,次の三つがあります。

文字列の値がnullであれば,プロパティの値にnullと入力できます。

コードサンプル3-6 null値の設定
vbroker.repository.name=null

値がboolean値の場合は,trueまたはfalseを入力します。

コードサンプル3-7 boolean値の設定
vbroker.agent.enableLocator=true

プロパティを使用するには,プロパティをファイルに格納し,次のコマンドライン引数によって参照します。

C++の場合
-ORBpropStorage filename
Javaの場合
-DORBpropStorage=filename

filenameは,相対パスまたは絶対パスのどちらでも指定できます。

コードサンプル4-8 プロパティファイルの指定

C++の場合

Server -ORBpropStorage myprops

Javaの場合

vbj -DORBpropStorage=myprops Server

Javaの場合,-Dは必須であり,-Dに続く文字列がプロパティであることを示します。