11.2 メッセージ一覧
TPBrokerが出力するメッセージの一覧を示します。
メッセージの出力先は,標準出力,標準エラー出力,syslog(UNIX),およびイベントログ(Windows)です。なお,KFCB50000〜KFCB59999は,UAPログ出力機能を利用してユーザアプリケーションプログラムが出力するメッセージです。
-
KFCB29000-I
System has already invoked.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンがすでに起動しているので,何もしません。コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29001-I
System has not invoked yet.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンが起動していないので,何もしません。コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29002-E
Failure to allocate memory.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了させてください。
-
KFCB29003-I
Failure to allocate memory in ADMD.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンが異常終了します。コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了させてください。
-
KFCB29004-E
Failure to initialize command.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29005-E
Communication error occurred.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
-
運用定義/ADM/port_id_infoに設定しているポート番号が,アクセスしたいADMデーモンと同じかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。異なっていれば運用コマンドで運用定義を変更してください。また,マシンにホスト名が設定されているかどうかを確認し,設定されていなければホスト名を設定してください。
-
ほかのアプリケーションプログラムが運用定義/ADM/port_id_infoに設定されているポート番号を使用していないかを確認してください。
-
ADMデーモンが稼働しているかどうかを確認してください。
-
-
KFCB29006-E
Failure to open system definition (aa...aa).
aa...aa:定義キー
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
定義キーが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合はtsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB29007-E
Failure to get system definition (aa...aa).
aa...aa:定義パラメタ
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
システム環境定義aa...aaの取得に失敗しました。定義パラメタaa...aaが正しく設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合は,tsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB29008-E
Invalid definition (aa...aa=bb...bb) is found.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:定義値
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
システム環境定義aa...aaの値が不正です。定義パラメタaa...aaに正しい値が設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。正しい値が設定されていない場合は,tsdefvalueコマンドを入力して,正しいシステム環境定義を設定してください。
-
KFCB29011-E
Function (aa...aa) returns error code (bb...bb).
aa...aa:異常を検知した関数名
bb...bb:関数のエラーコード
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ADMデーモン側で異常を検知した場合がありますので,ADMデーモンが出力したメッセージをadmlogcatコマンドで確認し,そのメッセージに対する処置を行ってください。
-
KFCB29012-I
aa...aa
aa...aa:コマンドの使用方法
- [システムの処理]
-
コマンドの使用方法を示して,コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
メッセージに従って,正しい使用方法で再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29013-E
Cannot access to ADMD.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ほかの運用コマンドがADMデーモンにアクセスしているか,またはADMデーモンが起動していません。ほかの運用コマンドの終了を待って,再度コマンドを入力するか,またはADMデーモンが起動していない場合は起動してください(Windows版の場合,サービス「TPBroker」を開始しておく必要があります)。運用ミスによってADMデーモンを手動で起動すると,手動で起動されたADMデーモンは運用定義/ADM/port_id_infoを書き換え,KFCB29179-Iをsyslog,イベントログ,メッセージログファイルに出力します。このあと手動で起動したADMデーモンを停止すると,OSに登録されているADMデーモンと運用コマンドの間でポート番号の不一致が発生し,このメッセージが出力されます。この場合,運用定義/ADM/port_id_infoの値を,KFCB29179-Iで出力されたシステム環境定義で指定されたポート番号に再設定してください。
-
KFCB29014-I
The command received invalid message format from ADMD.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29015-E
'$ADMDIR' is not set.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPDIRを設定して,プロセスを再起動してください。
-
KFCB29016-I
The specified process (aa...aa) has been already monitored.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29017-I
The specified process (aa...aa) has not been monitored yet.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29018-E
$ADMSPOOL or $ADMFS directory does not exist.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admsetupコマンドを入力し,実行環境を構築してください。
-
KFCB29019-E
File (aa...aa) is not found.
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイルに設定されたファイル名やコマンドのオプションで指定したファイル名が正しいかを確認してください。これらのファイル名はすべて絶対パス名で設定してください。
-
KFCB29020-E
Number of monitored processes exceeded the value defined in the system definition. (aa...aa)
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tsdefvalueコマンドで運用定義/ADM/max_process_numの値を変更し,再度ADMデーモンを起動してください。
-
KFCB29021-E
Configuration file does not exist.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
admstartコマンドでこのメッセージが出力された場合,ADMデーモンはプロセス監視定義ファイルに何も定義されていないものとみなし,処理を開始します。TPBrokerを終了させ,admsetupコマンドを再度実行して,正しいプロセス監視定義ファイルを指定してください。admreloadコマンドでこのメッセージが出力された場合,プロセス監視定義ファイルをadmsetupコマンド入力時に指定したパスに作成し,再度admreloadコマンドを実行してください。
-
KFCB29022-E
Process (aa...aa) is not defined in the configuration file.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイルに指定された識別子と,admstartprcコマンドの-iオプションに指定した識別子が一致しているかどうか確認を指定して,再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29023-E
Cannot stop process (ID=aa...aa).
aa...aa:停止に失敗したプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
指定された識別子に対するプロセスは,APIで監視対象に参加させたプロセスなので,コマンドで停止させることはできません。
-
KFCB29024-E
Cannot start process (ID=aa...aa).
aa...aa:起動に失敗したプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイルまたはコマンドのオプションに指定されたファイルが実行形式ファイルかどうかをチェックしてください。また,16ビットアプリケーションの場合は,起動できても監視対象に参加させることができないので,手動でプロセスを停止させてください。
-
KFCB29025-E
Length of specified file name is too long.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admstartprcまたはadmstopprcコマンドのオプションに指定されたファイル名が長過ぎます。オプションも含めて255文字以内のファイル名を指定してください。
-
KFCB29026-E
The specified key (aa...aa) does not exist.
aa...aa:指定された定義キー
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
システム環境定義をtslsconfコマンドで参照し,正しい定義キー名を指定してください。
-
KFCB29028-E
The specified definition (aa...aa) does not exist.
aa...aa:指定された定義パラメタ
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
システム環境定義をtslsconfコマンドで参照し,正しい定義パラメタを指定してください。
-
KFCB29029-W
Number of the invoked processes indirectly exceeded the limit(100). (aa...aa)
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admstartprcコマンドで指定したプロセス監視定義ファイルに設定されている,間接起動方式のプロセスの起動プロセス数を見直してください。間接起動方式では100プロセスまで監視できます。
-
KFCB29030-W
Cannot monitor processes(es) by indirect activation. ID=aa...aa
aa...aa:プロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
間接起動方式で起動された監視対象プロセスが起動しているか,またはプロセスID取得用コマンドが正しく動作するかどうかを確認してください。監視対象プロセスが起動している場合は,ADMデーモンの監視対象外になっていますので手動でプロセスを停止させてください。監視対象プロセスが正しく起動するか,またはプロセスID取得用コマンドが正常に動作することを確認して,再度admstartprcコマンドを実行してください。
-
KFCB29031-I
aa...aa successful.
aa...aa:コマンド名
- [システムの処理]
-
コマンドは正常終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29032-E
Must be super user.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
スーパーユーザで再度コマンドを実行してください。
-
KFCB29033-E
This system is not supported by TPBroker.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
OS名がHP-UXの場合は"HP-UX",Solarisの場合は"SunOS",AIXの場合は"AIX"と出力されるようにコンピュータシステムの情報をunameコマンドで設定してください。
-
KFCB29034-E
TPBroker is already registered to inittab. admsetup -d is needed to unregister.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
TPBrokerが/etc/inittabにすでに登録されているため,再度登録する必要はありません。登録削除するには,admsetupコマンドに-dオプションを指定して入力してください。
-
KFCB29035-E
TPDIR is not set.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPDIRを設定してから,再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29037-E
Cannot access ServiceControlManager.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
Administrators権限のあるユーザで再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29038-E
Failure to open ServiceControlManager.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
Administrators権限のあるユーザで再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29039-I
Cannot find specified service [aa...aa].
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29040-E
Failure to open service [aa...aa].
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
Administrators権限で実行しているかどうかを確認してください。
-
KFCB29041-E
Cannot stop specified service [aa...aa].
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
サービスが動作中です。サービスコントロールパネルからサービスを停止したあと,再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29042-E
The specified service [aa...aa] has not stopped yet.
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
サービスが動作中です。サービスコントロールパネルからサービスを停止したあと,再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29043-E
The specified service [aa...aa] has been already deleted.
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29044-E
Failure to delete service [aa...aa].
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
Administrators権限で再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29045-E
The specified service [aa...aa] has already existed.
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29046-E
Cannot create specified service [aa...aa].
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admsetupの実行ユーザにAdministrators権限があることを確認してください。
-
KFCB29047-E
Spool directory exists. Please execute 'admsetup -d'.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
-dオプションを指定したadmsetupコマンドを入力してから,再度-cオプションを指定したadmsetupコマンドを入力してください。
-
KFCB29048-E
Cannot create directory. path=aa...aa.
aa...aa:パス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
指定されたディレクトリに対するアクセス権限があるかどうかを確認してください。
-
KFCB29049-E
Cannot remove directory. path=aa...aa.
aa...aa:パス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
再度-dオプションを指定したadmsetupコマンドを入力してください。
-
KFCB29050-E
Failure to access file. file=aa...aa.
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
指定されたディレクトリに対するアクセス権限があるかどうかを確認してください。
-
KFCB29052-E
Failure to register daemon to /etc/inittab.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
スーパーユーザで再度コマンドを実行してください。
-
KFCB29053-E
Failure to unregister daemon from /etc/inittab.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
スーパーユーザで再度コマンドを実行してください。
-
KFCB29055-E
[aa...aa] is not setup.
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
-dオプションを指定したadmsetupコマンドを実行したあと,再度admsetupコマンドを入力してください。
-
KFCB29056-E
Fatal error occurred.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29057-E
The admd configuration file is invalid.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admsetupコマンドで指定されたプロセス監視定義ファイルが存在しません。正しいプロセス監視定義ファイル名を指定して,再度admsetupコマンドを入力してください。
-
KFCB29058-E
System definition is not set. Please execute 'tssetup'.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドを入力してシステム環境定義を設定してください。
-
KFCB29059-E
Specified arguments are invalid combination.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admstartprcまたはadmstopprcコマンドで複数の識別子を指定した場合,-oオプションを指定しないで再度実行してください。
-
KFCB29060-E
Number of specified IDs exceeded the limit.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admstartprcまたはadmstopprcコマンドで指定する識別子の数が多過ぎます。64個以内の識別子を指定してから再度実行してください。
-
KFCB29061-E
$ADMFS directory exists.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数ADMFSで設定されるディレクトリがすでに存在するので,次のどれかの操作をしてください。
-
環境変数ADMFSを別のディレクトリに設定して,再度コマンドを実行する。
-
-iオプションを指定してadmsetupコマンドを実行する。
-
-iオプションを指定したadmsetupコマンドでセットアップした環境を作成し直す場合は,環境変数ADMFSに設定されているディレクトリを削除してから再度コマンドを実行する。
-
-
KFCB29062-E
Cannot share $ADMFS directory.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数ADMFSで設定されるディレクトリを共用する場合は,同じバージョンのTPBrokerで共用するように環境を設定したあとで,コマンドを再度実行してください。環境変数ADMFSで設定されるディレクトリを共用する必要がない場合は,-iオプションを指定しないで再度実行してください。
-
KFCB29063-E
Lack of ID on /etc/inittab.
- [システムの処理]
-
admsetupコマンドは,処理を中断します。
- [対策]
-
OSに登録されているTPBroker環境の数が5を超えています。不要な環境を-dオプションを指定したadmsetupコマンドで削除して,再度実行してください。
-
KFCB29064-E
ADMD downed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
admlogcatコマンドで,ADMデーモンが異常終了した原因を調べてください。原因は,次のどちらかになります。
-
監視対象プロセスの起動に失敗した場合の定義が"down"に設定されていて,プロセスの起動に失敗した。
-
メモリ不足が発生した。
-
-
KFCB29065-W
Specified process is alive. This change was ignored. ID = aa...aa
aa...aa:識別子
- [システムの処理]
-
aa...aaは起動中のため,プロセス監視定義の変更は行いません。コマンドは処理を続けます。
- [対策]
-
起動中のプロセスに対するプロセス監視定義を変更する場合,次のどちらかの操作をしてください。
-
admstopprcコマンドを実行して該当プロセスを停止させてから,admreloadコマンドを実行する。
-
-fオプションを指定したadmreloadコマンドを実行する。
-
-
KFCB29066-W
The TPBroker system environment is intended to be changed. This change was ignored.
- [システムの処理]
-
TPBrokerシステム全体の環境変数が変更されています。この環境変数は反映されません。コマンドは処理(プロセス監視定義の追加,削除,変更)を続けます。
- [対策]
-
TPBrokerシステム全体の環境変数を変更する場合は,admstopコマンドを実行し,TPBrokerを正常終了させてから,再開始してください。
-
KFCB29067-I
The definition has not been changed.
- [システムの処理]
-
プロセス監視定義に変更がありませんでした。コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29068-W
Number of monitored processes exceeds the value defined in the system definition. (aa...aa)
aa...aa:起動したプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
運用定義/ADM/max_process_numで指定した数以上のプロセスがすでに定義されているか,または起動されています。aa...aaを追加できません。コマンドは処理(プロセス監視定義の追加,削除,変更)を続けます。
- [対策]
-
プロセス監視定義の追加と同時にプロセス監視定義の削除があり,運用定義/ADM/max_process_numで指定した数より少ないプロセス数となった場合,admreloadコマンドを再度入力してください。または,運用定義/ADM/max_process_numで監視できるプロセス数の最大値を増加させ,admstopコマンドを実行し,TPBrokerを正常終了させてから,再開始してください。また,admreloadコマンドを実行した場合,プロセス監視定義ファイルが削除されて存在しないときは,メッセージKFCB29021-Eを出力します。それ以外のエラー発生時は,対応したメッセージを出力します。各メッセージに従って対策してください。
-
KFCB29069-E
Specified service [TPBroker] is marked for delete.
- [システムの処理]
-
admsetupコマンドは異常終了します。
- [対策]
-
[サービス]ウィンドウを閉じて,-dオプションを指定したadmsetupコマンドを入力してから再度-cオプションを指定したadmsetupコマンドを実行してください。
-
KFCB29070-I
ADMD has already terminated.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンがすでに終了しているので何もしません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29071-I
Process started (ID=aa...aa, pid= bb...bb)
aa...aa:起動したプロセスの識別子
bb...bb:起動したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスを起動します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29072-I
Process stopped (ID=aa...aa, pid= bb...bb)
aa...aa:停止したプロセスの識別子
bb...bb:停止したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスを停止します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29073-W
Cannot remove status file. filename=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:TPBrokerシステムステータスファイル名
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
コマンドは処理を続けます。
- [対策]
-
環境変数ADMFSを使用しているTPBroker環境が起動中でないことを確認してください。または,aa...aaで示されるファイルが使用中でないことを確認してください。確認後,コマンドを再度実行してください。
-
ファイルが存在しない場合,メッセージを出力しないで処理を続けます。
-
クラスタシステムで環境変数ADMFSを共有する構成の場合,全ノードの運用支援機能の環境を削除する場合だけ-dオプションおよび-fオプションを指定したadmsetupコマンドを実行してください。
-
-
KFCB29075-E
[aa...aa] is not registered to service.
aa...aa:サービス名
- [システムの処理]
-
aa...aaはサービスに登録されていません。コマンドは終了します。
- [対策]
-
aa...aaがサービスに登録されているかどうか確認してください。
-
KFCB29078-E
Length of service name [aa....aa] is over the maximum.
ADMサービス名が最大長を超えています。
aa....aa:TPBrokerサービス名称
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
サービス名には1〜32文字の半角英数字を指定してください。
-
KFCB29079-E
The path of ADMSPOOL cannot be obtained from the registry.
レジストリからADMSPOOLのパスが取得出来ません。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
レジストリからADMのSPOOLディレクトリのパスが取得出来ないため,手動でADMのSPOOLディレクトリを削除してADMのセットアップを再度行ってください。
-
KFCB29080-E
Specified service name is invalid [aa....aa].
サービス名称が正しくありません。
aa....aa:ADMサービス名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ADMサービス名に半角英数字,アンダーバー及び,半角スペース以外の文字が含まれていないか確認してください。また,ADMサービス名に指定した文字列の先頭と語尾に空白文字が含まれていないか,確認した上でセットアップを再度行ってください。
-
KFCB29082-E
Service = aa....aa,Port = bb....bb,Command = cc....cc,Error code = dd....dd
aa....aa:ADMサービス名
bb....bb:ポート番号
cc....cc:コマンド名
dd....dd:エラーコード(1〜3の範囲)
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドcc....ccがADMデーモンにアクセス出来ない時に出力されます。aa....aaのADMサービス名でコントロールパネルのサービスに登録されたTPBrokerがbb....bbのポート番号で起動しているか,またはエラーコードに応じて以下の内容から,エラー要因を確認して対処してください。
エラーコード
意味
対策
1
ADMデーモンが未起動であるため,エラーが発生しました。
ADMデーモンが起動しているか,確認してください。ADMデーモンが起動している場合,ADMデーモンの環境変数ADMSPOOLが,実行したコマンドの環境変数ADMSPOOLと一致しているか,確認してください。
2
ADMデーモンとの通信に失敗しました。
指定したコマンドの環境変数TPSPOOLとADMデーモンの環境変数TPSPOOLが一致しているか,確認してください。一致している場合,システム定義/ADM/port_id_infoで定義されているポート番号でADMデーモンが起動しているか,確認してください。
3
致命的なエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
-
KFCB29083-E
[admsetup-d] was executed to the environment of ADM built by [admsetup -c conffile -r service]. Please specify a [-r service-name] and execute 'admsetup -d'.
ADMサービス名付きでセットアップされたADMSPOOLディレクトリを[admsetup -d]で削除しようとしました。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
-r [service-name]を指定して,admsetupを再実行してください。
-
KFCB29084-E
Cannot create rc script
rcスクリプトの登録に失敗しました。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
root権限でadmsetupコマンドを実行しているか,確認してください。
-
KFCB29085-E
Cannot delete rc script.
rcスクリプトの削除に失敗しました。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
root権限でadmsetupコマンドを実行しているか,確認してください。
-
KFCB29086-I
aa...aa was started with bb...bb wait-time.
aa...aa: コマンド名
bb...bb: 指定したADMデーモン起動待ち時間
- [意味]
-
aa...aaが,bb...bbで示されるADMデーモン起動待ち時間をオプションにして実行されました。
- [システムの処理]
-
コマンドはADMデーモンの起動を最大bb...bb秒待ち合わせます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29087-E
Cannot change standard I/O. info1=aa...aa, info2=bb...bb, info3=cc...cc
aa...aa: 保守情報1
bb...bb: 保守情報2
cc...cc: 保守情報3
- [意味]
-
標準入出力の変更ができませんでした。
- [システムの処理]
-
admlaunchuxコマンドは異常終了します。
- [対策]
-
/dev/nullが存在し,読み取り・書き込み権限があることを確認してください。
-
KFCB29088-E
Cannnot change signal. signal=aa...aa, info1=bb...bb
aa...aa: 変更に失敗したシグナル値
bb...bb: 保守情報1
- [意味]
-
シグナルの扱いが変更できませんでした。
- [システムの処理]
-
admlaunchuxコマンドは異常終了します。
- [対策]
-
システム上のメモリが破壊されていないことを確認してください。
-
KFCB29089-E
Cannot execute command. command=aa...aa, reason=bb...bb, info1=cc...cc
aa...aa: 起動に失敗した起動コマンド
bb...bb: 理由コード
access denied: コマンドを起動する権限が不足しています。
not exist: コマンドが存在しません。
invalid format: コマンドのフォーマットが不正です。
unknown: 上記以外の理由です。
cc...cc: 保守情報1
- [意味]
-
起動コマンドの実行が出来ませんでした。
- [システムの処理]
-
admlaunchuxコマンドは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに従って対処してください。
- access denied:
-
起動コマンドに実行権限があるか,起動コマンドのパスを構成するディレクトリにサーチ権限があるかを確認してください。
- not exist:
-
以下の内容を確認してください。
-
起動コマンドまたは起動コマンドのパスを構成するディレクトリが存在すること。
-
または絶対パスで起動コマンドを指定していること。
-
またはadmlaunchuxコマンドをプロセス監視定義ファイルに記載した場合に起動コマンドのパスが環境変数を含む記述になっていないこと。
-
- invalid format:
-
起動コマンドが壊れていないか確認してください。起動コマンドがシェルスクリプトの場合,先頭の2バイトが「#!」であることを確認してください。
- unknown:
-
以下の内容を確認してください。
-
起動コマンドの引数リストに環境変数を加えたバイト数がOSの制限を越えていない。
-
互換のないアーキテクチャの起動コマンドでないか。
-
起動コマンドのパスを構成するディレクトリで,シンボリックリンクが循環していないか。
-
起動コマンドがシステムによって決められた最大値以上のメモリを要求していないか。
-
起動コマンドのパスの構成要素がディレクトリであるか。
-
-
KFCB29090-E
System definition is not set. Please execute 'tssetup' or 'tstpbsetup'.
- [意味]
-
システム環境定義が設定されていません。tssetupコマンド,またはtstpbsetupコマンドを実行してください。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンド,またはtstpbsetupコマンドを入力してシステム環境定義を設定してください。
-
KFCB29100-E
Configuration file (aa...aa) does not exist.
aa...aa:プロセス監視定義ファイル名
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはプロセス監視定義ファイルが指定されていないものとみなして,処理を続けます。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイル(aa...aa)が見つかりません。正しいプロセス監視定義ファイルを指定してADMデーモンを再開始してください。プロセス監視定義ファイルはadmsetupコマンドでセットアップ時に指定します。このとき,ドライブ名を含め絶対パス名で指定してください。
-
KFCB29102-E
Failure to allocate memory (size = aa...aa).
aa...aa:確保しようとしたメモリの大きさ
- [システムの処理]
-
ADMデーモンが異常終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了させ,再度ADMデーモンを起動してください。
-
KFCB29103-E
Failure to allocate memory (aa...aa).
aa...aa:メモリ不足を起こした関数名
- [システムの処理]
-
ADMデーモンが異常終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了させ,再度ADMデーモンを起動してください。
-
KFCB29104-E
Failure to initialize system.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29105-E
Error is found in the configuration file at aa...aa [bb...bb] cc...cc.
aa...aa:不正な定義値が設定されている識別子(識別子が未設定の場合は,aa...aaには何も表示されません)
bb...bb:カラム番号
- cc...cc:次に示す詳細情報
-
- Number of definition is invalid.
-
1エントリに対する項目数が不正です。
- dd...dd:Error is found.
-
項目dd...ddにエラーがあります。
- ID(dd...dd) is too long or too short.
-
識別子dd...ddの長さが不正です。
- ID(dd...dd) is invalid format.
-
識別子dd...ddのフォーマットが不正です(英数字以外の文字が使用されています)。
- dd...dd is not file.
-
dd...ddはファイルではありません(ディレクトリが指定されている場合など)。
- Command is not defined.
-
監視対象プロセスが異常終了したときの処理が"command"の場合に起動するコマンドが定義されていません。または,間接起動方式で,プロセスID取得用コマンドおよびプロセス停止用コマンドが定義されていません。
- dd...dd is invalid.
-
定義値が不正です(restart,none,command,およびdown以外を指定しています。または,設定できる範囲を超えています)。
- dd...dd is not a number.
-
dd...ddは数字ではありません。
- dd...dd is too long.
-
環境変数またはコマンド名/パス名の設定が長過ぎます。
- Environment variable is not set.
-
"PUTENV"で環境変数が設定されていません。
- dd...dd is not reserved.
-
"PUTENV"を定義する個所にdd...ddと記載されています。
- Error is found
-
何らかのエラーが発生しました。または,前のエントリの定義項目数が不正です。
- ID (dd...dd) has been already registered.
-
識別子dd...ddはすでに登録されています。または,プロセス監視定義ファイル内に同じ識別子が設定されています。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは,不正が見つかったプロセス監視定義を無視し,続きのプロセス監視定義を読み込む処理を続けます。
- [対策]
-
ADMデーモンは異常終了しないので,そのまま処理を続けます。正しいプロセス監視定義を有効にするには,admstopコマンド入力後,次に示す項目を確認してから再度ADMデーモンを起動してください。
-
識別子が正しいか。
-
プロセス名が正しいか。
-
設定値が正しいか。
-
項目数が正しいか。
-
-
KFCB29106-E
Process (aa...aa) is not defined in the configuration file.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
admstartprcコマンドの-iオプションで指定する識別子が,プロセス監視定義に存在しません。以下のいずれかの対策を行ってください。
-
admstartprcコマンドの-iオプションに指定する識別子を変更してコマンドを再投入する。
-
プロセス監視定義の識別子を修正して,admreloadコマンドを投入する。
-
プロセス監視定義の識別子を修正して,再度ADMデーモンを起動する。
-
-
KFCB29107-E
File (aa...aa) is not found.
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイルに指定されたファイル名やコマンドのオプションで指定したファイル名が正しいかを確認してください。これらのファイル名はすべて絶対パス名で指定してください。
-
KFCB29108-E
Failure to get system definition (aa...aa).
aa...aa:定義パラメタ
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはデフォルト値で処理を続けます。
- [対策]
-
システム環境定義aa...aaの取得に失敗しました。定義パラメタaa...aaが正しく設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合は,tsdefvalueコマンドで設定してください。
-
KFCB29109-E
Failure to open system definition (aa...aa).
aa...aa:定義キー
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
定義キーが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合は,tssetupコマンドを入力して実行環境を初期化してください。
-
KFCB29110-E
Invalid definition (aa...aa=bb...bb) is found.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:定義値
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはデフォルト値で処理を続けます。
- [対策]
-
システム環境定義aa...aaの値が不正です。定義パラメタaa...aaが正しく設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合は,tsdefvalueコマンドで設定してください。
-
KFCB29111-I
Invalid definition (aa...aa=bb...bb) is found.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:定義値
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはデフォルト値を使用して,処理を続けます。
- [対策]
-
システム環境定義aa...aaの値が不正です。定義パラメタaa...aaが正しく設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合は,tsdefvalueコマンドで設定してください。
-
KFCB29112-E
Failure to initialize status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
$ADMSPOOLが存在するかを確認してください。
-
KFCB29113-E
Failure to write status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
$ADMSPOOLが存在するかを確認してください。
-
KFCB29114-E
Failure to read status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
$ADMSPOOLが存在するかを確認してください。
-
KFCB29115-E
Failure to open status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
$ADMSPOOLが存在するかを確認してください。
-
KFCB29116-I
Recreate status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
$ADMSPOOLが存在するかを確認してください。
-
KFCB29117-E
Invalid parameter is found.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29118-E
Failure to start process (ID=aa...aa).
aa...aa:プロセス監視定義ファイルまたは運用コマンドで指定された識別子
- [システムの処理]
-
-
プロセス監視定義ファイルに設定された実行可能ファイルの起動に失敗した場合,定義に従って,次のうちどれか一つの動作をします。
・ADMデーモンが起動に失敗した実行可能ファイルを再開始します。
・ADMデーモンが異常終了します。
・何もしないで処理を続けます。
-
運用コマンドで指定された実行可能ファイルの起動に失敗した場合,運用コマンド入力時に指定されたオプションに従って,次のどちらかの動作をします。
・ADMデーモンが異常終了します。
・何もしないで処理を続けます。
-
- [対策]
-
指定された識別子に対する実行可能ファイルが存在するか,および実行権限が与えられているかどうかを確認してください。ADMデーモンが異常終了した場合,正しいプロセス監視定義ファイルを指定してADMデーモンを再開始してください。[システムの処理]の2.の「何もしないで処理を続ける」場合,再度運用コマンドを入力してください。
-
KFCB29119-E
Failure to create process (ID=aa...aa).
aa...aa:プロセス監視定義ファイルまたは運用コマンドで指定された識別子
- [システムの処理]
-
-
プロセス監視定義ファイルに指定された実行可能ファイルの起動に失敗した場合,定義に従って,次のうちどれか一つの動作をします。
・ADMデーモンが起動に失敗した実行可能ファイルを再開始します。
・ADMデーモンが異常終了します。
・何もしないで処理を続けます。
-
運用コマンドで指定された実行可能ファイルの起動に失敗した場合,運用コマンド入力時に指定されたオプションに従って,次のどちらかの動作をします。
・ADMデーモンが異常終了します。
・何もしないで処理を続けます。
-
- [対策]
-
指定された識別子に対する実行可能ファイルが存在するか,および実行権限が与えられているかどうかを確認してください。ADMデーモンが異常終了した場合,正しいプロセス監視定義ファイルを指定してADMデーモンを再開始してください。[システムの処理]の2.の「何もしないで処理を続ける」場合,再度運用コマンドを入力してください。
-
KFCB29120-E
Failure to get process ID (ID=aa...aa).
aa...aa:プロセス監視定義ファイルまたは運用コマンドで指定された識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは,アプリケーションプログラムを監視しません。
- [対策]
-
Windows版の場合は,16ビットアプリケーションを監視対象にできません。プロセスが起動しているかを確認してください。
-
KFCB29121-E
Failure to start watch process (PID=aa...aa).
aa...aa:プロセスID
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29122-E
Failure to register watch handler.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29123-E
Failure to unregister watch handler.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29124-E
Failure to stop monitoring process (PID=aa...aa).
aa...aa:プロセスID
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29125-I
ADMD started (PID=aa...aa, TIME=bb...bb).
aa...aa:ADMデーモンのプロセスID
bb...bb:起動時刻
- [システムの処理]
-
処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29126-E
Process (PID=aa...aa, ID=bb...bb) downed.
aa...aa:異常終了したプロセスのプロセスID
bb...bb:異常終了したプロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
監視中のプロセスが異常終了しました。プロセス監視定義に従って処理を進めます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29127-I
Restart the down process (ID=aa...aa).
aa...aa:異常終了したプロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
異常終了したプロセスを再起動します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29128-I
aa...aa is executed.
aa...aa:プロセス監視定義ファイルに設定されたコマンド
- [システムの処理]
-
プロセス監視定義ファイルに設定されたコマンドを実行します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29129-I
ADMD do nothing.
- [システムの処理]
-
何もしません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29130-I
ADMD downed.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンが終了し,OSから再度ADMデーモンが起動します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29131-I
ADMD started automatically.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは自動起動です。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29132-I
ADMD started manually.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは手動起動です。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29133-I
ADMD started with normal mode.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは正常開始モードです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29134-I
ADMD started with forcible normal mode.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは強制正常開始モードです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29135-I
ADMD started with recovery mode.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは再開始モードです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29136-I
ADMD stopped with normal mode.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは正常終了モードです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29137-I
ADMD stopped with forcible mode.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは強制正常終了モードです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29138-I
Process (PID=aa...aa, ID=bb...bb) started.
aa...aa:起動したプロセスのプロセスID
bb...bb:起動したプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
プロセスを起動します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29139-I
Process (PID=aa...aa, ID=bb...bb) stopped.
aa...aa:停止したプロセスのプロセスID
bb...bb:停止したプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
プロセスを停止します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29140-I
Starting to monitor process (PID=aa...aa, ID=bb...bb).
aa...aa:監視を開始するプロセスのプロセスID
bb...bb:監視を開始するプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
外部からAPIを使用して,監視を要求したプロセスの監視を開始します。IDにはシステムでユニークに設定した識別子が設定されます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29141-I
Stopping to monitor process (PID=aa...aa, ID=bb...bb).
aa...aa:監視を終了するプロセスのプロセスID
bb...bb:監視を終了するプロセスの識別子
- [システムの処理]
-
外部からAPIを使用して,監視を要求したプロセスの監視を終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29142-E
Failure to read shared memory.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29143-E
Function (aa...aa) returns error code (bb...bb).
aa...aa:異常が発生した関数名
bb...bb:関数が返したエラーコード
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29144-E
Failure to write process status.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29145-E
Failure to write system status.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29146-E
Failure to write status.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29147-E
Failure to initialize TCP.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29148-E
Communication error occurred.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29149-I
Command (aa...aa) is executed.
aa...aa:入力されたコマンド
- [システムの処理]
-
コマンドが入力されました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29150-I
API (aa...aa) is executed.
aa...aa:実行されたAPI
- [システムの処理]
-
APIが実行されました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29151-E
Failure to create message log file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29152-E
Failure to write message to log file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29156-E
Failure to create shared memory file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29157-E
Failure to allocate shared memory file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29158-E
Failure to open shared memory file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29159-E
Number of processes which are monitored exceeded the value defined in the system definition.
- [システムの処理]
-
プロセス監視定義ファイルの読み込み時,またはプロセス起動時に運用定義/ADM/max_process_numに設定された最大監視対象プロセス数を超えました。ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
運用定義/ADM/max_process_numを変更後,admstopコマンドでTPBrokerを正常終了してから,再度TPBrokerを開始してください。
-
KFCB29160-I
Abort handler is invoked.
- [システムの処理]
-
監視中のプロセスが異常終了し,ハンドラが起動しました。プロセス監視定義に従って処理します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29161-I
System has already invoked.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンがすでに起動しているので何もしません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29162-I
System has not invoked yet.
- [システムの処理]
-
何もしません。
- [対策]
-
admstartコマンドを入力して,ADMデーモンを使用できる状態にしてください。
-
KFCB29163-I
ADMD received invalid message format from APIs or command.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは何もしません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29164-E
Failure to check previous status file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29165-E
Failure to create new thread.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29166-E
Failure to execute specified command.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
指定したコマンドに実行権限があるかどうかを確認してください。
-
KFCB29167-E
System is invalid status.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29168-E
Length of file name is too long.
- [システムの処理]
-
プロセス監視定義ファイルやコマンドに指定したファイル名が長過ぎます。ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
適切な長さのファイル名を指定してください。
-
KFCB29169-E
Process (ID=aa...aa) is not found.
aa...aa:プロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29170-E
Cannot stop the process (ID=aa...aa).
aa...aa:プロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29171-E
Environment is invalid.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数を見直してください。
-
KFCB29172-I
The specified process (aa...aa) has been already monitored.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29173-I
The specified process (aa...aa) has not been monitored yet.
aa...aa:指定された識別子
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29179-I
The specified port number(aa...aa) is invalid or used. ADMD uses bb...bb .
aa...aa:システム環境定義で設定されたポート番号
bb...bb:自動的に割り当てたポート番号
- [システムの処理]
-
自動的に割り当てたポート番号をシステム環境定義に設定します。ADMデーモンとコマンドとの通信はこのポート番号を使用します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29180-W
Number of environment variables in configuration file is over the maximum.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイルに設定できる環境変数の数は100以下のため,プロセス監視定義ファイルを確認してください。
-
KFCB29181-E
$ADMSPOOL or $ADMFS directory does not exist.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
admsetupコマンドを入力し,実行環境を構築してください。
-
KFCB29182-W
Number of invoked processes indirectly exceeded the limit(100).
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29183-W
Configuration file is not specified.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは処理を続けます。ただし,プロセス監視定義ファイルが設定されていません。
- [対策]
-
いったんTPBrokerを終了し,再度セットアップすることをお勧めします。
-
KFCB29184-E
The administration daemon terminated abnormally ten continuous times.
The administration daemon stops processing.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンの起動を停止します。
- [対策]
-
-dオプションを指定したadmsetupコマンドで実行環境を削除したあと,再度admsetupコマンドで実行環境を構築してください。
-
KFCB29185-E
Cannot create management file.
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29186-W
ADMD terminated process(es) forcibly. ID=aa...aa
aa...aa:強制停止したプロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
停止コマンドの発行後,監視対象プロセスが停止しなかったため,監視対象プロセスを強制的に停止しました。監視対象プロセスは正常に停止していない可能性があります。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29187-W
Cannot get process IDs by indirect activation. ID=aa...aa COMMAND=bb...bb
aa...aa:プロセスに対する識別子
bb...bb:プロセスID取得用コマンド
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはプロセスを監視しないで処理を続けます。
- [対策]
-
間接起動方式で起動された監視対象プロセスが起動しているか,またはプロセスID取得用コマンドが正しく動作するかを確認してください。監視対象プロセスが起動している場合は,ADMデーモンの監視対象外になっていますので,手動でプロセスを停止させてください。監視対象プロセスが正しく起動するか,またはプロセスID取得用コマンドが正常に動作することを確認して,再度admstartprcコマンドを実行してください。
-
KFCB29188-E
The monitored process terminated abnormally continuously.
The administration daemon gave up to restart the process (ID=aa...aa).
aa...aa:異常終了したプロセスに対する識別子
- [システムの処理]
-
異常終了したプロセスを再起動しないでそのままにします。
- [対策]
-
admstartprcコマンドで再起動してください。
-
KFCB29189-W
A definition (aa...aa=bb...bb) is invalid. cc..cc is assumed.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:定義に設定された値
cc...cc:定義値として仮定される値
- [システムの処理]
-
値としてcc...ccが設定されたものと仮定して処理を続行します。
- [対策]
-
定義パラメタaa...aaに無効な値が指定されています。設定内容を見直し,正しい値を設定してください。
-
KFCB29190-W
The order is invalid.(ID=aa...aa)
aa...aa:識別子
- [システムの処理]
-
orderが指定されていないものと仮定して処理を続行します。
- [対策]
-
プロセス監視定義ファイル中の識別子aa...aaで設定されているorderが不正,または上限を超えています。設定内容を見直してください。
-
KFCB29191-I
$ADMFS directory was created.
- [システムの処理]
-
$ADMFSディレクトリがないため,ADMデーモンは$ADMFSディレクトリを作成し,処理を続行します。
- [対策]
-
-iオプションを指定してadmsetupコマンドを実行した場合の初回起動時は対策の必要はありません。それ以外の場合,$ADMFSディレクトリがマウントされているか,または$ADMFSディレクトリが削除されていないかどうかを見直してください。
-
KFCB29195-I
[aa...aa]Version=bb...bb.TPDIR=cc...cc,TPSPOOL=dd...dd,TPFS=ee...ee,ADMSPOOL=ff...ff,ADMFS=gg...gg,VBROKER_ADM=hh...hh,Confile=ii...ii,port=jj...jj
aa...aa:コントロールパネルのサービスに登録されているADMサービス名。
bb...bb:TPBrokerのバージョン
cc...cc:aa...aaのadmdが使用しているTPDIRの値
dd...dd:aa...aaのadmdが使用しているTPSPOOLの値
ee...ee:aa...aaのadmdが使用しているTPFSの値
ff...ff:aa...aaのadmdが使用しているADMSPOOLの値
gg...gg:aa...aaのadmdが使用しているADMFSの値
hh...hh:aa...aaのadmdが定義しているVBROKER_ADMの値
ii...ii:aa...aaのadmdが使用しているadmの定義ファイル
jj...jj:aa...aaのadmdが使用しているポート番号
- [システムの処理]
-
なし
- [対策]
-
なし
-
KFCB29196-I
The system definition /ADM/set_conf_mode is aa..aa.
ADMの開始モードはaa...aaです。
aa...aa:システム環境定義値 (AUTO/MANUAL/MANUAL2/MANUAL3/MANUAL4)
- [システムの処理]
-
なし
- [対策]
-
なし
-
KFCB29197-I
Prior termination of ADM daemon was due to aa...aa.
前回,ADMデーモンは理由コードaa...aaにより,終了しました。
admsetup後に初めて開始したときにも出力します。
- aa...aa:理由コード
-
理由コード
意味
1
admstopコマンドによる停止
2
OSダウンによる停止
3
OSシャットダウンによる停止
4
ADMデーモンダウン
5
プロセス監視定義に従ったADMデーモンダウン
- [システムの処理]
-
なし
- [対策]
-
なし
-
KFCB29198-W
Monitoring process was already downing(PID=aa...aa, ID=bb...bb).
aa...aa:プロセスID
bb...bb:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
監視プロセスは既にダウンしていました。監視プロセスは「ADMデーモンが定義ファイルに従って,監視プロセスを停止させようとするまでの間に」ダウンしています。
- [システムの処理]
-
何もしません。
- [対策]
-
監視プロセスがダウンした原因を調査してください。
-
KFCB29199-W
Start command of monitoring process(ID=aa...aa) is terminated by ADMD.
aa...aa:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
プロセス起動用コマンドがADMデーモンによって,停止されます。プロセス起動用コマンドのタイムアウト値を過ぎても,プロセス起動用コマンドが終了しませんでした。
- [システムの処理]
-
プロセス起動用コマンドを停止した後,処理を続行します。
- [対策]
-
開始コマンドの終了時間の長さが不当に長い場合,その原因を調査してください。
そうでない場合にはプロセス起動用コマンドのタイムアウト値を適切な値に設定した後にadmreloadコマンドを実行,又はADMを正常開始で再起動してください。
プロセス起動用コマンドのタイムアウト値はプロセス監視定義ファイルにて設定可能です。
-
KFCB29200-E
Fatal error. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29201-E
aa...aa: bb...bb
aa...aa:OSの関数名
bb...bb:エラーコード
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージのあとに続くメッセージを基に対策してください。
-
KFCB29202-E
Internal error. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29203-E
aa...aa has failed. reason=bb...bb info1=cc...cc info2=dd...dd
aa...aa:コマンド名
- bb...bb:詳細情報
-
no memory:メモリが不足しています。
environment:環境設定が不足しています。
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
理由を確認して,設定を見直してください。メモリ不足の場合,使用できるメモリ領域を増やしてください。環境設定不足の場合,実行環境を正しく設定してください。
-
KFCB29204-E
Cannot start command process. ID=aa...aa cmd=bb...bb
aa...aa:識別子
bb...bb:コマンド列(512文字以下)
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
識別子に対応したコマンド列の実行に失敗しました。コマンド列が正しいかどうかを確認してください。
-
KFCB29205-E
Cannot read file. ID= aa...aa file=bb...bb
aa...aa:識別子
bb...bb:ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ファイルを読み込めません。ファイル名が正しいかどうかを確認してください。
-
KFCB29206-E
ID conflicts. ID=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:識別子
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
指定された識別子が重複しています。admlaunchコマンドの識別子に正しい値を設定してください。
-
KFCB29207-E
aa...aa process to be stopped not found. ID=bb...bb
aa...aa:コマンド名
bb...bb:識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
指定された識別子で起動中の監視対象プロセスが存在しません。admlaunchコマンドの識別子に正しい値を設定してください。
-
KFCB29208-I
aa...aa
aa...aa:コマンドの使用方法
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドの使用方法に従って,正しい使用方法で再度コマンドを入力してください。
-
KFCB29209-E
Cannot create logfile. file=aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ログファイルを作成できません。メッセージに出力されたファイルのアクセス権限を確認してください。または,ディスクの空き領域を確保してください。
-
KFCB29210-E
Illegal argument. reason=aa...aa arg=bb...bb
- aa...aa:詳細情報
-
invalid ID:不正なIDが指定されています。
bb...bb:識別子
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
メッセージに従って,不正な引数を見直してください。
-
KFCB29211-W
Excess characters are ignored. ID=aa...aa file=bb...bb
aa...aa:識別子
bb...bb:起動コマンド列ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは処理を続けます。
- [対策]
-
コマンド列の長さが最大値を超えています。コマンド列の長さを確認してください。
-
KFCB29220-W
Stop command of monitoring process(ID=aa...aa) is terminated by ADMD.
aa...aa:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
プロセス停止用コマンドがADMデーモンによって,停止されます。プロセス停止用コマンドのタイムアウト値(300秒)を過ぎても,プロセス停止用コマンドが終了しませんでした。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはプロセス停止用コマンドを停止した後,処理を続行します。
- [対策]
-
終了コマンドの終了時間が長い場合,その原因を調査してください。
-
KFCB29221-W
Command for process ID acquisition(ID= aa...aa) is terminated by ADMD.
aa...aa:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
プロセスIDを取得するためのコマンドがADMデーモンによって,停止されます。
監視プロセスのプロセスIDを取得するコマンドがタイムアウト値(300秒)を過ぎても,終了しませんでした。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはプロセスIDを取得するためのコマンドを停止した後,定義ファイルに従って処理を続けます。
- [対策]
-
プロセスIDを取得するコマンドの終了時間が長い原因を調査してください。
-
KFCB29222-I
Command for process ID acquisition was not specified, so ADMD does not monitor the process(ID=aa...aa).
aa...aa:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
プロセスをIDを取得するコマンドが指定されていないため,ADMデーモンはプロセスを監視しません。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンはプロセスを監視しません。
- [対策]
-
ADMの定義ファイルに監視プロセスのプロセスIDを取得するコマンドを指定してください。
-
KFCB29223-I
ADMD is terminating process that was monitoring previously(PID=aa...aa,ID=bb...bb).
aa...aa:プロセスID
bb...bb:プロセス監視定義または運用コマンドで指定された識別子
- [意味]
-
ADMデーモンは前回,起動中に監視していたプロセスを停止しています。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは前回,起動中に監視していたプロセスをシステムコールで停止します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB29224-E
Fatal error occurred (line=aa...aa,info1=bb...bb,info2=cc...cc).
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [意味]
-
致命的なエラーが発生しました。
- [システムの処理]
-
ADMデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29225-E
ADMD gave up to restart the process (ID=aa...aa). Monitoring process was already downing bb...bb times within ten minutes.
aa...aa: 指定された識別子
bb...bb: 監視プロセスが異常終了した回数
- [意味]
-
ADMデーモンはプロセスを再起動するのを中止しました。監視プロセスは既に10分以内に(bb...bb)回ダウンしていました。
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了して,ADMデーモンは処理を続行します。
- [対策]
-
監視プロセスがダウンした原因を調査してください。監視プロセスをすぐに再起動させるには-cオプションを指定せず,admstartprcを実行して下さい。
-
KFCB29226-I
The monitored process information. ID=aa...aa DOWN-COUNT=bb...bb DOWN-RETRY-INTERVAL=cc...cc
aa...aa : 異常終了したプロセスに対する識別子
bb...bb : 連続して異常終了する回数の上限の設定値
cc...cc : 監視時間の設定値
- [意味]
-
再起動を抑止したプロセスの連続して異常終了する回数の上限の設定,および監視時間に関する設定値を表示します。
- [システムの処理]
-
KFCB29188-Eのシステムの処理に従います。
- [対策]
-
KFCB29188-Eの対策に従ってください。
-
KFCB29500-E
aa...aa returns bb...bb.
aa...aa:異常を検出した関数名
bb...bb:関数のエラーコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29501-E
aa...aa: bb...bb
aa...aa:関数名
bb...bb:保守情報
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
前後のメッセージを基に対策してください。
-
KFCB29502-E
Invalid port number(aa...aa) is specified.
aa...aa:指定されたポート番号
- [システムの処理]
-
プロセスは,このメッセージのあとに出力されるメッセージに従って処理を進めます。
- [対策]
-
このメッセージのあとに出力されるメッセージに従ってください。
-
KFCB29503-W
Not enough memory.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
メモリが不足しています。ほかのアプリケーションプログラムを終了させてください。
-
KFCB29504-W
Unexpected data was received. data: aa...aa
aa...aa:保守資料
- [意味]
-
想定外のデータを受け取りました。ADMのコマンドが異常終了したか,または不正なアクセスがあった可能性があります。
- [システムの処理]
-
何もしません。
- [対策]
-
ADMのコマンドが異常終了していないか確認してください。異常終了していない場合は不正アクセスがなかったか確認してください。
-
KFCB29505-E
aa...aa is not recognized as hostname or ip address.
aa...aa:指定されたホスト名またはIPアドレス
- [システムの処理]
-
プロセスは,このメッセージのあとに出力されるメッセージに従って処理を進めます。
- [対策]
-
このメッセージのあとに出力されるメッセージに従ってください。
-
KFCB29506-E
Cannot create or open file. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29507-E
Cannot create temporary file.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29508-E
Cannot close file. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29509-E
Cannot read data. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29510-E
Cannot write data. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29511-E
Cannot seek file. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29512-E
Cannot release file lock.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29513-E
Cannot create directory. directory_name: aa...aa
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29514-E
Cannot remove file. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29515-E
Cannot rename from aa...aa to bb...bb.
aa...aa:変更前のファイル名またはディレクトリ名
bb...bb:変更後のファイル名またはディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29516-E
Cannot copy from aa...aa to bb...bb.
aa...aa:コピー元のファイル名またはディレクトリ名
bb...bb:コピー先のファイル名またはディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29517-W
Cannot change owner of process to aa...aa.
aa...aa:ユーザID
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29518-W
Cannot change group of process to aa...aa.
aa...aa:グループID
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29519-W
Cannot set environment variable aa...aa.
aa...aa:環境変数名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29520-E
Cannot create process. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29521-W
Cannot get environment variable aa...aa.
aa...aa:環境変数名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29522-E
Cannot create shared memory file. filename: aa...aa
aa...aa:共用メモリファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29523-E
Cannot open shared memory file. filename: aa...aa
aa...aa:共用メモリファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドを実行しているか,および環境変数TPSPOOLに正しい値が設定されているかどうかを確認してください。
-
KFCB29524-E
Cannot remove shared memory file. filename: aa...aa
aa...aa:共用メモリファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29525-E
Cannot create trace file. filename: aa...aa
aa...aa:トレースファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは処理を続けます。
- [対策]
-
トレースファイルの書き込みに失敗しました。次の項目を確認してください。
-
環境変数TPSPOOL,ADMSPOOLに設定したディスクの空き容量。
-
実行環境の環境変数TPSPOOLでtssetupコマンドが実行されているかどうか。
-
$TPSPOOLおよび$ADMSPOOLディレクトリが作成されているかどうか。
-
$TPSPOOLおよび$ADMSPOOLディレクトリに書き込み権限があるかどうか。
-
-
KFCB29526-E
Cannot open trace file. filename: aa...aa#
aa...aa:トレースファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは処理を続けます。
- [対策]
-
$ADMSPOOLに読み込み権限があるかを確認してください。
-
KFCB29527-E
Process aborted. PID=aa...aa
aa...aa:プロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB29528-E
Internal error occurred. Number of process handler is over the maximum.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29529-E
Internal error occurred. Number of wait-object is over the maximum.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29530-E
Internal error occurred. Number of handler-object is over the maximum.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29531-W
Cannot output a message. ID=aa...aa
aa...aa:メッセージID
- [システムの処理]
-
メッセージの出力に失敗しました。プロセスは処理を続けます。
- [対策]
-
該当プロセスがオープンできるファイル数を見直してください。または,TPBrokerで必要な環境変数が正しく設定されているかどうかを確認してください。
-
KFCB29532-E
Cannot change owner of process to root.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/otsdおよび$TPDIR/bin/tsstopのファイル所有者がroot権限を持つユーザで,アクセスパーミッションがr-sr-xr-xであることを確認してください。
-
KFCB29533-E
Cannot kill process. pid=aa...aa
aa...aa:プロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスは処理を続けます。該当プロセスでトランザクションタイムアウトが発生した場合,無視されます。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/otsdおよび$TPDIR/bin/tsstopのファイル所有者がroot権限を持つユーザで,アクセスパーミッションがr-sr-xr-xであることを確認してください。
-
KFCB29534-W
Cannot acquire lock.
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
このメッセージの直後のメッセージを基に対策してください。
-
KFCB29535-W
Unable to allocate aa...aa bytes of shared memory.
aa...aa:サイズ
- [システムの処理]
-
プロセスは処理を続けます。
- [対策]
-
OSの限界値を超えています。システム環境定義を変更してください。ご使用のOSがAIXで,次の条件に該当する場合,ヒープサイズを小さくしてください。
-
環境変数LDR_CNTRLにMAXDATAを設定している場合
-
リンケージオプションに-bmaxdataを指定している場合
-
-
KFCB29600-E
aa...aa returns bb...bb.
aa...aa:異常を検知した関数名
bb...bb:エラーコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29601-E
aa...aa: bb...bb
aa...aa:異常を検知した関数名
bb...bb:保守情報
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29602-E
Internal error occurred. Number of process handler is over the maximum.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29603-E
Internal error occurred. Number of processes which are monitored is over the maximum.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29604-E
Cannot create or open file. filename: aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29605-E
Process aborted. PID=aa...aa
aa...aa:プロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB29606-E
Cannot start system monitoring. rc=aa...aa
aa...aa:エラーコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
トランザクションサービスがオンライン状態であるか,またはOSAgentが動作しているかどうかを確認してください。
-
KFCB29607-E
Cannot stop system monitoring. rc=aa...aa
aa...aa:エラーコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
トランザクションサービスがオンライン状態であるか,またはOSAgentが動作しているかどうかを確認してください。
-
KFCB29608-E
Failure to create the status file. reason=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:理由コード
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。また,プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに応じて,次に示す内容に従って対策してください。
理由コード
意味
対策
1
メモリが不足しています。
使用できるメモリ領域を増やしてください。
3
ファイルの作成に失敗しました。
次の内容を見直してください。
-
環境変数TPFSまたはADMFSで設定したディレクトリおよびキャラクタ型スペシャルファイルのアクセス権限。
-
必要なディスクの空き領域。
-
ファイルが使用中でないか。
-
AIX版の場合,TPBrokerファイルシステムを初期化したTPBrokerのバージョンと,使用しているTPBrokerのバージョンに不整合がないか。
16
ファイルシステムの状態取得に失敗しました。
次の内容を見直してください。
-
環境変数TPFSまたはADMFSにキャラクタ型スペシャルファイルを設定している場合,tsmkfsコマンドでTPBrokerファイルシステムを初期化したかどうか。
-
AIX版の場合,TPBrokerファイルシステムを初期化したTPBrokerのバージョンと,使用しているTPBrokerのバージョンに不整合がないか。
上記以外
上記以外のエラー
保守員に連絡してください。
-
-
KFCB29609-E
Failure to open the status file. reason=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:理由コード
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。また,プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに応じて,次に示す内容に従って対策してください。
理由コード
意味
対策
1
メモリが不足しています。
使用できるメモリ領域を増やしてください。
2
ファイルのオープンに失敗しました。
環境変数TPFSで設定したディレクトリおよびキャラクタ型スペシャルファイルのアクセス権限を見直してください。または,必要なディスクの空き領域を確保してください。
TPBrokerファイルシステムの初期設定を行っていない場合は,tsmkfsコマンドを実行してください。
上記以外
上記以外のエラー
保守員に連絡してください。
-
KFCB29610-E
Failure to set the record count of a status group. reason=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:理由コード
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。また,プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに応じて,次に示す内容に従って対策してください。
理由コード
意味
対策
1
メモリが不足しています。
使用できるメモリ領域を増やしてください。
2
ファイルのオープンに失敗しました。
環境変数TPFSで設定したディレクトリおよびキャラクタ型スペシャルファイルのアクセス権限を見直してください。または,必要なディスクの空き領域を確保してください。
上記以外
上記以外のエラー
保守員に連絡してください。
-
KFCB29611-E
Failure to remove the status file. reason=aa...aa info1=bb...bb info2=cc...cc
aa...aa:理由コード
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。また,プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに応じて,次に示す内容に従って対策してください。
理由コード
意味
対策
1
メモリが不足しています。
使用できるメモリ領域を増やしてください。
上記以外
上記以外のエラー
保守員に連絡してください。
-
KFCB29614-W
Number of processes which are monitored is over the maximum.
- [システムの処理]
-
処理を続けます。
- [対策]
-
このメッセージに続いてKFCB32001-E,KFCB32015-Eが出力される場合,トランザクション定義/OTS/max_process_monitor_countの設定値が不足しています。この定義の設定値を見直し,増やしてください。
-
KFCB30000-E
Internal error occurred. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを停止します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB30001-E
Invalid sequence. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを停止します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB30200-E
Internal error occurred. Process has aborted. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを停止します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB30400-W
Can not create API trace file. filename:aa...aa reason=bb...bb info=cc...cc code=dd...dd
aa...aa:異常のあったファイル名
- bb...bb:理由コード
-
1:ファイルを開けません
3:ディレクトリがファイルとして指定されています
4:テンポラリファイルが指定されています
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常のあったファイル操作を無視し,回復したあと,処理を続けます。
- [対策]
-
理由コードを参考に,ファイル名に示されたファイルを確認してください。
-
KFCB30401-W
An error occurred while handling API trace file. info1=aa...aa info2=bb...bb code=cc...cc
- aa...aa:理由コード
-
3:プロセス名を取得できません
6:APIトレースファイル数が最大値を超えました
7:メモリが不足しています
8:NULLポインタが引数として指定されました
10:パスを格納できません
11:パス文字列を格納できません
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常のあった操作を無視し,回復したあと,処理を続けます。
- [対策]
-
info1 = 3の場合,UAPのプロセス名を短くしてください。
info1 = 6の場合,スレッド数が少なくなった時点で自動的に回復します。
そのほかの場合,メモリの設定を見直してください。
-
KFCB30402-I
There is no information in this file.
- [システムの処理]
-
tsedaptコマンドは処理を終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB30403-E
This is an invalid API trace file. filename:aa...aa reason=bb...bb info=cc...cc code=dd...dd
aa...aa:異常のあったファイル名
- bb...bb:理由コード
-
0:ファイルが壊れています
1:ファイルを開けません
2:ファイルを読めません
3:ディレクトリがファイルとして指定されています
4:テンポラリファイルが指定されています
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
- [システムの処理]
-
tsedaptコマンドは処理を終了します。
- [対策]
-
理由コードを参考に,ファイル名に示されたファイルを確認してください。
-
KFCB30404-E
An error occurred while handling API trace file. info1=aa...aa info2=bb...bb code=cc...cc
- aa...aa:理由コード
-
7:メモリが足りません
9:ファイル上でシークできません
10:パスを格納できません
11:パス文字列を格納できません
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
tsedaptコマンドは処理を終了します。
- [対策]
-
エラー原因を調査し,対策したあと,コマンドを再度入力してください。
-
KFCB30600-W
An internal event happened. info1=aa...aa info2=bb...bb code1=cc...cc code2=dd...dd
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
dd...dd:保守情報4
- [システムの処理]
-
プロセスは異常のあった操作を無視し,回復したあと,処理を続けます。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB30700-E
(aa...aa) bb...bb(cc...cc) failed : dd...dd.
aa...aa:プロセスID
bb...bb:システムコール名(最大15文字の半角英数字)
cc...cc:システムコールを呼び出したモジュール,関数名やシステムコールへの引数の内容など,任意の情報(最大63文字の半角英数字)
dd...dd:システムコールエラー時のエラー番号
- [システムの処理]
-
障害の重要度によって,次のどれか一つを実行します。
-
処理を打ち切り,プロセスを異常終了させます。
-
処理を打ち切り,実行中サービスの呼び出し元へリターンします。
-
そのまま処理を続けます。
-
- [対策]
-
TPBroker内で発行したシステムコールで,エラーが発生しました。次の表に示す内容に従って対策してください。コアファイルが出力されている場合,そのファイルを保存して,保守員に連絡してください。
表11‒1 エラー番号の意味と対策 エラー番号
意味
対策
EMFILE
該当プロセスでオープンしたファイル数が,OSで規定されている上限値を超えました。
OSの定義を見直し,必要に応じて変更したあと,OSの定義を再作成してください。
ENFILE
ノード上にあるプロセスからのオープン要求が,OSで規定されている最大値を超えました。
ENOLCK
ノード上にあるプロセスからのファイルロック要求が,OSで規定されている最大値を超えました。
ENXIO
キャラクタ型スペシャルファイルに対応するデバイスが存在しません。
TPFSまたはADMFS環境変数が共用ディスク上のキャラクタスペシャルファイルの場合は,共用ディスクが活性化していることを確認してください。
上記以外
上記以外のエラー
システムコール名とエラー番号を基に,該当するマニュアルで原因を調査し,アプリケーションプログラムの修正,システム環境定義の変更,またはOSの定義の再作成をしてください。
-
KFCB30708-E
TPBroker file system area aa...aa cannot be initialized, because of being used by other process.
aa...aa:fcntlシステムコールによってロックされているTPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
fcntlシステムコールによってロックされているプロセスを停止させたあと,コマンドを実行してください。
-
KFCB30709-E
Cannot initialize TPBroker file system area aa...aa because of memory shortage.
aa...aa:TPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
次の項目について検討したあと,再度実行してください。
-
初期化する容量を減らす。
-
容量を満たすスペシャルファイルを指定する。
-
ファイルシステム中にあるほかのファイルを削除する。
-
-
KFCB30710-E
Only superuser and the owner of TPBroker file system area can execute this command.
- [システムの処理]
-
実行中の処理を中断します。
- [対策]
-
このコマンドはスーパーユーザ,またはTPBrokerファイルシステム領域の所有者が実行してください。
-
KFCB30711-E
TPBroker file aa...aa is not found.
aa...aa:ユーザが指定したTPBrokerファイル名
- [システムの処理]
-
実行中の処理を終了します。
- [対策]
-
該当するTPBrokerファイルがないか,または指定したファイル名が不正なため,検索できません。正しいTPBrokerファイル名を指定して,再度実行してください。
-
KFCB30712-E
Invalid argument for option flag aa...aa specified with command bb...bb.
aa...aa:ユーザが指定したフラグ引数
bb...bb:ユーザが指定したコマンド名
- [システムの処理]
-
実行中の処理を打ち切ります。
- [対策]
-
このメッセージの直後に出力される使用方法のメッセージに従って,再度入力してください。
-
KFCB30714-E
Command argument is invalid.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンド引数の指定がないか,または指定できるコマンド引数の個数よりも多くのコマンド引数が指定されています。このメッセージの直後に出力される使用方法のメッセージに従って,再度入力してください。
-
KFCB30715-E
Lack of mandatory option flag, or invalid combination of option flags.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
必須のオプションフラグが指定されていないか,またはオプションフラグの組み合わせが不正です。このメッセージの直後に出力される使用方法のメッセージに従って,再度入力してください。
-
KFCB30716-E
This command cannot handle version aa...aa of the TPBroker file system area (bb...bb).
aa...aa:TPBrokerファイルシステム領域のバージョン番号
bb...bb:TPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB30717-E
No access authority for TPBroker file system area aa...aa.
aa...aa:ユーザが指定したTPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
そのファイルのアクセスモードを変更するか,またはアクセス権限のあるユーザで再度実行してください。
-
KFCB30718-E
Number of open files in TPBroker file system area aa...aa exceeds the upper limit.
aa...aa:ユーザが指定したTPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
TPBrokerファイルシステム領域(aa...aa)のオープン処理で上限値オーバが報告されました。正しい値を指定するか,または不要にオープンしているファイルをクローズしたあとで,再度実行してください。
-
KFCB30719-E
TPBroker file system area aa...aa is not found.
aa...aa:ユーザが指定したTPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
正しいTPBrokerファイルシステム領域名を指定して,再度実行してください。
-
KFCB30720-E
Length of TPBroker file system area name aa...aa is invalid.
aa...aa:TPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
指定したTPBrokerファイルシステム領域名が49文字を超えています。適切なTPBrokerファイルシステム領域名を指定して,再度実行してください。
-
KFCB30721-E
TPBroker file system cannot be built in file aa...aa.
aa...aa:ユーザが指定したキャラクタ型スペシャルファイル名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
指定したファイルがキャラクタ型スペシャルファイルでないか,またはファイルに対応する装置がありません。正しいスペシャルファイル名を指定して,再度実行してください。
-
KFCB30722-E
File aa...aa is not a TPBroker file system.
aa...aa:ユーザが指定したキャラクタ型スペシャルファイル名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
正しいファイル名を指定して,再度実行してください。
-
KFCB30723-E
Failed to lock the TPBroker file system.
- [システムの処理]
-
実行中の処理を中断します。
- [対策]
-
ファイルシステムのロック処理で使用するfcntlシステムコールで,ロックの上限値オーバが発生しました。ロックできるレコード数のシステム定数を変更して,システムを再構築してください。
-
KFCB30726-E
Failed to allocate process-specific memory.
- [システムの処理]
-
処理を打ち切ります。
- [対策]
-
不要なプロセスを削除して,再度実行してください。
-
KFCB30727-E
I/O error occurred in TPBroker file system area aa...aa.
aa...aa:TPBrokerファイルシステムがあるTPBrokerファイルシステム領域名
- [システムの処理]
-
管理領域を片面に切り替えます。両面が入出力エラーの場合は,実行中の処理を中断します。
- [対策]
-
TPBrokerファイルシステムの管理領域で入出力エラーが発生しました。TPBrokerファイルシステム領域に割り当てたディスクパーティションを見直してください。
-
KFCB30728-E
Error occurred during TPBroker file service. Maintenance info:aa...aa:bb...bb.
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
TPBrokerファイルサービスの処理を打ち切ります。
- [対策]
-
TPBrokerファイルサービスで異常が発生しました。このメッセージの内容を記録し,保守員に連絡してください。
-
KFCB30800-E
aa...aa(bb...bb) is failed.errno=cc...cc
aa...aa:エラーとなったシステムコール
bb...bb:内部情報(システムコールの呼び出し元モジュール名)
cc...cc:システムコールのエラー番号
- [システムの処理]
-
システムコールでエラーが発生しました。障害の重要度によって,次のどれかの処置をします。
-
処理を打ち切り,プロセスを異常終了させます。
-
処理を打ち切り,実行中サービスの呼び出し元へリターンします。
-
処理を続けます。
-
- [対策]
-
エラー番号を参照して,原因を確認して対策してください。
-
KFCB30801-E
aa...aa(bb...bb) killed by code=cc...cc
aa...aa:エラーを検出した内部処理コード
bb...bb:停止したプロセスのプロセスID
cc...cc:アボートコード(異常終了要因コード)
- [システムの処理]
-
異常が発生したため,プロセスを停止します。
- [対策]
-
異常終了の原因を調査し,プロセスを再起動してください。
-
KFCB30900-E
"aa...aa(bb...bb)" failed.errno=cc...cc
aa...aa:エラーとなったシステムコール
bb...bb:内部情報(システムコールの呼び出し元ファイル名)
cc...cc:システムコールのエラー番号
- [システムの処理]
-
システムコールでエラーが発生しました。処理を中止します。
- [対策]
-
システムコールがエラーとなった原因を調査してください。
-
KFCB31000-E
"TPDIR" is not set.
- [システムの処理]
-
ADMデーモン,OTSデーモン,およびコマンドが終了します。
- [対策]
-
環境変数TPDIRが未設定です。環境変数TPDIRを設定してください。
-
KFCB31001-E
$TPSPOOL directory does not exist.
- [システムの処理]
-
OTSデーモン,コマンドが終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOLの値が正しく設定されているかどうかを確認してください。
tssetupコマンドを実行して,TPBrokerの実行環境を作成してください。
-
KFCB31002-I
tssetup successful.
tssetupコマンドまたはtstpbsetupコマンドは正常終了しました。
- [システムの処理]
-
コマンドは正常終了します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31003-E
Setup configurations failed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31004-E
aa...aa is not set.
aa...aa:環境変数名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数aa...aaに正しい値を設定して,再度実行してください。
-
KFCB31005-E
Failure to allocate memory.
- [システムの処理]
-
コマンドが終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了させてください。
-
KFCB31006-E
Fatal error occurred.
- [システムの処理]
-
回復不能エラーが発生しました。プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31007-E
Failure to change path delimiter. path=aa...aa
aa...aa:指定されたパス名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。aa...aaで指定されたパス名のデリミタを変更できませんでした。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31008-E
Failure to open definition.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
定義キーが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合,tsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB31009-E
Failure to get definition key.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
定義キーが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合,tsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB31010-E
Failure to get definition.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
定義パラメタが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合,tsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB31011-E
Failure to read definition.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
定義パラメタが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合,tsdefvalueコマンドを入力して,システム環境定義を設定してください。
-
KFCB31012-E
KeyName is invalid.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tslsconfコマンドでシステム環境定義を参照し,正しい定義キー名を指定してください。
-
KFCB31013-E
tskeycreate failed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドに指定した引数を確認して,再度入力してください。
-
KFCB31014-E
tsdefremove failed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドに指定した引数を確認して,再度入力してください。
-
KFCB31015-E
tskeyremove failed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドに指定した引数を確認して,再度入力してください。
-
KFCB31016-E
Cannot open Key.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tslsconfコマンドでシステム環境定義を参照し,正しい定義キー名を指定してください。
-
KFCB31017-E
tsdefvalue failed.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドに指定した引数を確認して,再度入力してください。
-
KFCB31018-E
mkdir error. path=aa...aa
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOL,TPFSに設定したディレクトリが正しいかどうか,および環境変数TPSPOOL,TPFSに設定したディレクトリを作成するパーミッションがあるかどうかを確認してください。
-
KFCB31019-E
rmdir error. path=aa...aa
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOL,TPFSに設定したディレクトリが正しいか,および環境変数TPSPOOL,TPFSに設定したディレクトリを削除するパーミッションがあるかどうかを確認してください。
-
KFCB31020-E
File copy error. filename=aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31021-E
File access error. filename=aa...aa
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31022-E
Parameter is invalid.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31023-I
Starting system setup configurations.
- [システムの処理]
-
処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31024-E
$TPSPOOL or $TPFS directory already exists.
- [システムの処理]
-
$TPSPOOL,または$TPFSディレクトリがすでに存在しているため,tssetupコマンドの処理を中断しました。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOLまたはTPFSで設定されるディレクトリがすでに存在するため,次のどれかの操作をしてください。
-
環境変数TPSPOOLまたはTPFSの値が正しいかどうか確認する。
-
実行環境を再作成する場合は,-iオプションを指定してtssetupコマンドを実行する。
-
-iオプションを指定したtssetupコマンドでセットアップした環境を作成し直す場合は,環境変数TPFSに設定されているディレクトリを削除してから再度コマンドを実行する。
-
-
KFCB31025-E
Cannot share $TPFS directory.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPFSで設定されるディレクトリを共用する場合,同じバージョンのTPBrokerで共用するように環境変数を設定したあとで,tssetupコマンドを再度実行してください。環境変数TPFSで設定されるディレクトリを共用する必要がない場合,-iオプションを指定しないでtssetupコマンドを再度実行してください。
-
KFCB31026-E
$TPB_TRN_TRACE_PATH directory already exists.
- [システムの処理]
-
$TPB_TRN_TRACE_PATHディレクトリがすでに存在しているため,tssetupコマンドの処理を中断しました。
- [対策]
-
環境変数TPB_TRN_TRACE_PATHの値が正しいかどうかを確認してください。実行環境を再作成する場合,-dオプションを指定したtssetupコマンドを実行して以前の実行環境を削除してください。
-
KFCB31033-W
A definition (aa...aa) is irregular.
reason:bb...bb
aa...aa:定義パラメタ
- bb...bb:詳細情報
-
- Irregular Defname
-
TPBrokerで規定されていない定義パラメタ名が指定されています。
- Invalid Combination
-
定義パラメタ名と,定義キー名の組み合わせが一致していません。
- Invalid Type
-
定義パラメタ名はTPBrokerで規定されていますが,指定値タイプが誤っています。
- [システムの処理]
-
コマンドは,処理を続行します。
- [対策]
-
tsdefremoveコマンドで誤ったシステム環境定義を削除して,tsdefvalueコマンドで正しいシステム環境定義を設定してください。
-
KFCB31200-E
aa...aa function error. rmid=bb...bb rc=cc...cc
aa...aa:XA関数名
bb...bb:XA関数を発行したリソースマネージャの実行環境でのID
cc...cc:XA関数のリターンコード
- [システムの処理]
-
関数およびリターンコードに応じて適切な処理をします。場合によっては,プロセスを異常終了させることがあります。
- [対策]
-
表示されたXA関数名およびリターンコードを基に,接続しているリソースマネージャの設定および環境を見直してください。xa_openやxa_closeでのエラーは,リソースマネージャ定義の/OTS/RM/RMn/xa_open_string_infoまたは/OTS/RM/RMn/xa_close_string_info定義,および環境変数を見直してください。
そのほか,XA関数のエラーについては,接続するリソースマネージャのマニュアルなどを参照してください。
また,TPBrokerやリソースマネージャをバージョンアップした場合,tslnkrmコマンドでリソースマネージャの再登録や,ユーザアプリケーションに再びリンクしていないときにもこのエラーが発生します。TPBrokerやリソースマネージャのバージョンアップ後の場合,tslnkrmコマンドの再度実行やユーザアプリケーションに再びリンクしてください。
-
KFCB31201-E
Cannot add branch to current transaction.
- [システムの処理]
-
リクエストコールの結果としてCosTransactions::Unavailable例外を発生させます。
- [対策]
-
トランザクション定義OTS/TM/max_crm_branch_countの設定値を大きくしてください。
-
KFCB31202-E
Cannot initialize the status file.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンが終了します。
- [対策]
-
環境変数TPFS,TPSPOOLやアクセス権限などを見直してください。または,tssetupコマンドを再度入力してください。tssetupコマンドを実行すると,定義内容やリソースマネージャの登録状態などが初期化されるので注意が必要です。
-
KFCB31203-E
Cannot recover transaction status.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンが終了します。
- [対策]
-
トランザクションステータスファイルのオープンまたは読み込みができません。環境変数TPFS,TPSPOOLやアクセス権限などを見直してください。または,tssetupコマンドを再度入力してください。tssetupコマンドを実行すると,定義内容やリソースマネージャの登録状態などが初期化されるので注意が必要です。
-
KFCB31204-E
Failed to read XA open/close strings.
- [システムの処理]
-
そのプロセスでのリソースマネージャに対するxa_openまたはxa_closeが行われません。プロセスによっては異常終了することがあります。
- [対策]
-
リソースマネージャ定義の/OTS/RM/RMn/xa_open_string_infoまたは/OTS/RM/RMn/xa_close_string_infoの設定値を見直してください。または,環境変数TPRMINFOの値を見直してください。
-
KFCB31205-E
Internal error. pid=aa...aa tid=bb...bb info=cc...cc code=dd...dd
aa...aa:プロセスID
bb...bb:スレッドID
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31206-E
The XA routine return code has an invalid value.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
接続しているリソースマネージャの設定または環境を見直してください。
-
KFCB31207-E
The xa_ready return code has an invalid value. rmid=aa...aa rc=bb...bb
aa...aa:XA関数を発行したリソースマネージャの実行環境でのID
bb...bb:XA関数のリターンコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
接続しているリソースマネージャの設定または環境を見直してください。
-
KFCB31208-E
Too many transaction branches. (/OTS/TM/process_count)
- [システムの処理]
-
OTSCurrent::begin(),OTSFactory::create(),またはリクエストコールの結果としてIMP_LIMIT例外を発生させます。
- [対策]
-
トランザクション定義/OTS/TM/process_countの設定値を大きくしてください。または,リソースマネージャおよびリソースオブジェクトが起動していることを確認してください。
-
KFCB31209-E
Invalid XA switch.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
新しいXA switchをユーザアプリケーションプログラムにリンクしてください。
-
KFCB31210-E
xa_ready function error. rmid=aa...aa rc=bb...bb
aa...aa:XA関数を発行したリソースマネージャの実行環境でのID
bb...bb:XA関数のリターンコード
- [システムの処理]
-
リターンコードに応じて適切な処理を行います。場合によっては,プロセスを異常終了させることがあります。
- [対策]
-
リターンコードを基に,接続しているリソースマネージャの設定および環境を見直してください。
-
KFCB31211-E
Fatal error. pid=aa...aa tid=bb...bb info=cc...cc code=dd...dd
aa...aa:プロセスID
bb...bb:スレッドID
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31212-E
Fatal error. info=aa...aa code=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31213-E
Failed to initialize.
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31214-E
Write to transaction status file failed.
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31215-E
Maximum retry achieved for XA function call.
- [システムの処理]
-
アプリケーションプログラムの場合,プロセスを異常終了します。回復デーモンの場合,一定時間経過後,再度処理を行います。
- [対策]
-
リソースオブジェクトが存在するプロセスが異常終了している場合,そのプロセスを再起動してください。
-
KFCB31217-E
The xa_complete return code has an invalid value. rmid=aa...aa rc=bb...bb
aa...aa:XA関数を発行したリソースマネージャの実行環境でのID
bb...bb:XA関数のリターンコード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
接続しているリソースマネージャの設定または環境を見直してください。
-
KFCB31218-E
Too many CRM branches. (/OTS/TM/max_crm_branch_count)
- [システムの処理]
-
CosTransactions::Coordinator::register_resource(),CosTransactions::Coordinator::register_subtran_aware(),またはリクエストコールの結果としてCORBA::IMP_LIMIT例外を発生させます。
- [対策]
-
トランザクション定義/OTS/TM/max_crm_branch_countの設定値を大きくしてください。
-
KFCB31219-E
Unable to find XA switch list.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
トランザクション制御用オブジェクトをアプリケーションプログラムにリンクしてください。
-
KFCB31220-W
Creating a new transaction has not been allowed.
- [システムの処理]
-
CORBA::NO_PERMISSIONまたはCORBA::TRANSACTION_ROLLEDBACK 例外を発生させます。
- [対策]
-
OTSが停止しているときに,新しいトランザクションを作成しようとしました。tsstartコマンドでOTSを再開始してください。
-
KFCB31221-E
/OTS/RM/aa...aa/set_xa_open_scope is bb...bb.
aa...aa:リソースマネージャ名
bb...bb:設定されている定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンが終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31222-E
Too many transaction branches. reason=aa...aa
- aa...aa:理由コード
-
/OTS/RCV/set_startup_recovery_skip
- [システムの処理]
-
Currentオブジェクトのbeginオペレーション,TransactionFactoryオブジェクトのcreateオペレーション,またはリクエストコールの結果としてTRANSACTION_ROLLEDBACK例外を発生させます。
- [対策]
-
トランザクション定義/OTS/RCV/set_startup_recovery_skipに1が指定されていますが,トランザクションブランチが多過ぎるため,OTS再起動時のトランザクション回復処理が完了していません。時間をおいて再度実行してください。回復できない場合は,リソースマネージャおよびリソースオブジェクトが起動しているかどうかを確認してください。
-
KFCB31224-W
Transaction was ignored (XA func=aa....aa, rc=bb....bb)
aa...aa:XA関数名
bb...bb:XA関数のリターン値
- [システムの処理]
-
XA関数でエラーが発生したトランザクションブランチをロールバック決着したものとみなします。
- [対策]
-
なし。(エラーが発生したXIDを確認したい場合は,$TPSPOOL/log/XATraceを参照して下さい。)
-
KFCB31226-E
aa...aa function error. xid=bb...bb rmid=cc...cc rc=dd...dd
aa...aa:発行したXA関数名
bb...bb:失敗したトランザクションID
cc...cc:エラーを返したrmid
dd...dd:RMから戻って来たリターンコード
- [意味]
-
aa...aa関数でエラーが発生しました。
- [システムの処理]
-
/OTS/RCV/set_recover_retry_countで指定した回数全面回復処理を繰り返します。
- [対策]
-
リソースマネージャが起動されているか又は,デーモンに与えるRMのユーザ権限を見直してください。
-
KFCB31227-E
Transaction recovery processing is not completed. Creating a new transaction has not been allowed.
- [意味]
-
トランザクション回復処理が完了していません。新しいトランザクションを作成することが出来ません。
- [システムの処理]
-
CORBA::NO_PERMISSIONまたはCORBA::TRANSACTION_ROLLEDBACK例外を発生させます。
- [対策]
-
KFCB31512-Iメッセージが発行されてから新しいトランザクションを開始してください。
-
KFCB31228-I
xid=aa...aa info=bb...bb code1=cc...cc
aa...aa:XID
bb...bb:保守資料
cc...cc:保守資料
- [意味]
-
直前のメッセージを出力したトランザクションのXIDを出力します。
- [システムの処理]
-
何もしません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31233-I
Heuristic decision was ignored. xid=aa...aa info=bb...bb code1=cc...cc code2=dd...dd
aa...aa:ヒューリスティック状態が無視されたトランザクションブランチのXID(トランザクションID)
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
dd...dd:保守情報3
- [システムの処理]
-
2相コミットの1相目でヒューリスティックが発生しましたが,無視されました。
- [対策]
-
ご使用のリソースマネージャのマニュアルを参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB31400-E
/OTS/completion_process_count is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31401-E
/OTS/recovery_process_count is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31402-E
/OTS/RCV/set_retry_time is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31403-E
/OTS/RM/set_xa_async_interval is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31404-E
/OTS/TM/max_crm_branch_count is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31405-E
/OTS/TM/process_count is aa...aa
aa...aa:現在の定義値
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
定義値が不正です。正しい値に設定し直してください。
-
KFCB31406-E
aa...aa is already registered.
aa...aa:リソースマネージャ名
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
指定したリソースマネージャ名がTPBrokerシステムにすでに登録されています。登録されているリソースマネージャ名をtslsrmコマンドで確認し,正しいリソースマネージャ名を指定してください。
-
KFCB31407-E
OTS definition is illegal.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
システム環境定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31408-E
Cannot access RM information.
- [システムの処理]
-
tslsrmコマンドは終了します。
- [対策]
-
tslnkrmコマンドがリソースマネージャ情報をアップデートしています。tslnkrmコマンドが終了してからtslsrmコマンドを実行してください。
-
KFCB31409-E
Cannot create RM information.
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
$TPSPOOLディレクトリに書き込み権限があるかどうかを確認してください。
また,$TPSPOOLディレクトリがあるディスクの容量に余裕があるかどうかを確認してください。
-
KFCB31410-E
Cannot delete aa...aa.
aa...aa:リソースマネージャ名
- [システムの処理]
-
tslnkrmコマンドは終了します。
- [対策]
-
表示された名称のリソースマネージャを削除できません。
-
KFCB31411-E
Cannot find $TPDIR/bin/TP_CC_DB.
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
環境変数TPDIRの値が正しく設定されているかどうかを確認してください。
-
KFCB31412-E
Cannot open $TPDIR/bin/TP_CC_DB.
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/TP_CC_DBファイルの読み取り権限があるかどうかを確認してください。
-
KFCB31413-E
Cannot read the information about the compiler.
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/TP_CC_DBファイルが壊れている可能性があります。TPBrokerをインストールし直してください。
-
KFCB31415-E
Recovery definition is illegal.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
Recoveryの定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31416-E
RM definition is illegal.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
リソースマネージャの定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31417-E
RM information has changed.
- [システムの処理]
-
リソースマネージャ情報を前回の状態に回復し,OTSデーモンを起動します。
- [対策]
-
前回正常終了していないにもかかわらず,リソースマネージャ情報が変更されています。リソースマネージャ情報を変更したい場合は,強制正常開始モードで起動してください。
-
KFCB31418-E
System definition has changed.
- [システムの処理]
-
システム環境定義の値が変更されていますが,前回起動時の定義値を有効にして,OTSデーモンを起動します。
- [対策]
-
変更後のシステム環境定義の値を有効にする場合は,次のどちらかの方法でOTSを再起動してください。
-
tsstopコマンドでOTSを正常終了してから,tsstartコマンドでOTSを正常開始する。
-
任意の方法でOTSを停止してから,-fオプションを指定したtsstartコマンドでOTSを強制正常開始する。
ただし,2.の方法ではトランザクションの情報を引き継げないため,1.の方法で再起動することをお勧めします。
-
-
KFCB31419-E
System definition is illegal.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
システム環境定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31420-E
The number of RM's exceeded.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
TPBrokerシステムに登録されているリソースマネージャが多過ぎます。tslnkrmコマンドを使用して,使用しないリソースマネージャをTPBrokerシステムから削除してください。
-
KFCB31421-E
System definitions not set.
- [システムの処理]
-
コマンドは終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOLの値が正しく設定されているかどうかを確認してください。または,tssetupコマンドを実行して,実行環境を作成してください。
-
KFCB31422-E
Transaction Service is already online.
- [システムの処理]
-
tsstartコマンドは終了します。
- [対策]
-
TPBrokerシステムがすでにオンライン状態です。tslnkrmコマンドが実行中かどうかを確認してください。または,$TPSPOOLディレクトリ下のファイルとディレクトリのアクセス権限があることを確認してください。
-
KFCB31423-E
Transaction Service is not online.
- [システムの処理]
-
tsstop,tslstrn,tscommit,またはtsrollbackコマンドが終了します。
- [対策]
-
TPBrokerシステムが開始されていません。システムを開始したあとにコマンドを実行してください。
-
KFCB31424-E
Transaction Service is online.
- [システムの処理]
-
tslnkrmコマンドが終了します。
- [対策]
-
TPBrokerシステムを終了したあとに,tslnkrmコマンドを実行してください。
-
KFCB31425-E
Transaction definition is illegal.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
トランザクションの定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31426-E
tslnkrm command is now running, Transaction Service cannot start.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
同一環境でtslnkrmコマンドが実行されています。tslnkrmコマンドが終了したあとに,システムを起動してください。
-
KFCB31429-E
aa...aa is illegal file.
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
処理を打ち切り,プロセスを異常終了させます。
- [対策]
-
ファイル名に応じて,次に示す内容に従って対策してください。
ファイル名
対策
$TPDIR/bin/TP_CC_DB
$TPDIR/bin/TP_CC_DB_FP
$TPDIR/bin/TP_CC_DB_FP_R
$TPDIR/bin/TP_CC_DB_R
使用している共用ライブラリ,またはDLLが$TPDIRディレクトリ下のものではありません。
ご使用のOSごとに次の環境変数が$TPDIR/libに設定されているかどうかを確認してください。
-
LD_LIBRARY_PATH(SolarisおよびLinux)
-
LIBPATH(AIX)
-
PATH(Windows)
-
SHLIB_PATH(HP-UX)
再設定後,コマンドを再度実行してください。
その他
保守員に連絡してください。
-
-
KFCB31430-E
Fatal error occurred. (aa...aa,bb...bb)
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了させます。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31432-E
Bad parameter::aa...aa.
aa...aa:指定されたコマンドオプション
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
コマンドに異常なオプションが設定されました。正しいオプションを設定して再度実行してください。
-
KFCB31433-I
No transactions to process.
- [システムの処理]
-
tslstrn,tscommit,またはtsrollbackコマンドは終了します。処理対象のトランザクションが見つかりませんでした。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31434-E
Command error.
- [システムの処理]
-
tscommit,tsrollback,またはtslstrnコマンドの実行に失敗しました。
- [対策]
-
OTSデーモンが出力するメッセージ,またはコマンドが出力するほかのメッセージに従って対策してください。
-
KFCB31435-E
Not enough memory.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
メモリが不足しています。ほかのアプリケーションプログラムを終了させて,再度実行してください。
-
KFCB31436-E
Unexpected flags. (aa...aa,bb...bb)
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31437-E
Transaction timeout occurred. (GID=aa...aa BID=bb...bb)
aa...aa:トランザクションブランチのグローバルID
bb...bb:トランザクションブランチのブランチID
- [システムの処理]
-
該当トランザクションを処理していたプロセスを強制停止します。設定したトランザクションタイムアウト時間が経過したため,該当トランザクションを処理していたプロセスを強制停止します。該当トランザクションは,自動的にロールバックされます。
- [対策]
-
該当アプリケーションプログラムで設定しているトランザクションタイムアウト値を見直してください。また,タイムアウトが発生した要因を取り除いてください。
-
KFCB31438-E
Cannot recover transaction branches.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31439-E
An error occurred in tslnkrm command.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31440-E
Unexpected server status. (aa...aa,bb...bb)
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31441-E
$TPSPOOL directory does not exist.
- [システムの処理]
-
OTSデーモン,コマンドが終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOLの値が正しく設定されているかどうかを確認してください。または,tssetupコマンドを実行して,TPBrokerの実行環境を作成してください。
-
KFCB31442-E
Cannot create $TPSPOOL/.command.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31443-E
Cannot create $TPSPOOL/.otsd.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31444-I
Starting OTS Daemon. pid=aa...aa date=bb...bb
aa...aa:OTSデーモンのプロセスID
bb...bb:OTSデーモンの開始時刻
- [システムの処理]
-
OTSデーモンの開始処理を始めました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31446-E
System definition error.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンが終了します。
- [対策]
-
システム環境定義に誤りがありました。定義内容を確認してください。
-
KFCB31447-E
aa...aa is a directory.
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドをやり直してから,プロセスを再起動してください。
-
KFCB31448-E
Cannot start monitoring process.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31449-I
Transaction Service has started.
- [システムの処理]
-
トランザクションサービスの開始処理が完了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31450-E
Unexpected termination. (aa...aa,bb...bb)
aa...aa:保守コード1
bb...bb:保守コード2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31451-I
Transaction Service has ended.
- [システムの処理]
-
トランザクションサービスが終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31452-E
Cannot create Transaction Control Tables.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
トランザクション管理テーブルの作成に失敗しました。トランザクション処理を行うアプリケーションプログラムが起動している場合,一度停止してください。
-
KFCB31453-E
Cannot start Completion Daemon.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
決着デーモンの起動時にエラーが発生しました。設定が間違っている可能性があります。環境変数の設定およびシステム環境定義を見直してください。
-
KFCB31454-E
Cannot start Recovery Daemon.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
回復デーモンの起動時にエラーが発生しました。設定が間違っている可能性があります。環境変数の設定およびシステム環境定義を見直してください。
-
KFCB31455-E
Cannot start Concurrency Control Daemon.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31456-E
Cannot find a directory, aa...aa.
aa...aa:ディレクトリ名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドをやり直してからコマンドを再度実行してください。
-
KFCB31457-E
Cannot find compiler information.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドをやり直してからコマンドを再度実行してください。
-
KFCB31458-E
Cannot create a new TP_RM_DB file.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
環境変数TPSPOOLに設定しているディスク領域が不足していないかどうかを確認してください。領域が不足している場合,必要な領域を確保してから再度コマンドを実行してください。領域が十分ある場合,tssetupコマンドをやり直してからプロセスを再起動してください。
-
KFCB31459-E
aa...aa is not registered.
aa...aa:リソースマネージャ名
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
指定したリソースマネージャは,現在の実行環境に登録されていません。現在登録されているリソースマネージャ名をtslsrmコマンドで確認してください。また,未登録の場合,tslnkrmコマンドで登録してください。
-
KFCB31460-E
No RM defined to this system.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドをやり直してから再度コマンドを実行してください。
-
KFCB31462-I
Starting Completion Daemon. pid=aa...aa date=bb...bb
aa...aa:決着デーモンのプロセスID
bb...bb:決着デーモンの開始時刻
- [システムの処理]
-
決着デーモンの開始処理を始めました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31463-I
Completion Daemon has started.
- [システムの処理]
-
決着デーモンの開始処理が終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31464-I
Completion Daemon has ended.
- [システムの処理]
-
決着デーモンが終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31465-I
Starting Recovery Daemon. pid=aa...aa date=bb...bb
aa...aa:回復デーモンのプロセスID
bb...bb:回復デーモンの開始時刻
- [システムの処理]
-
回復デーモンの開始処理を始めました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31466-I
Recovery Daemon has started.
- [システムの処理]
-
回復デーモンの開始処理が終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31467-I
Recovery Daemon has ended.
- [システムの処理]
-
回復デーモンが終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31474-E
Cannot find $TPDIR/bin/TP_CC_DB_R.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/TP_CC_DB_Rファイルが存在するかどうかを確認してください。存在しない場合,再インストールしてください。
-
KFCB31475-E
Cannot open $TPDIR/bin/TP_CC_DB_R.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
$TPDIR/bin/TP_CC_DB_Rファイルに読み取り権限があるかどうかを確認してください。
-
KFCB31476-E
Cannot find aa...aa compiler information in TP_CC_DB file.
aa...aa:保守情報
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
tssetupコマンドをやり直してから再度コマンドを実行してください。
-
KFCB31477-E
Cannot move files to aa...aa.
aa...aa:ファイル名
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
ファイルaa...aaに書き込み権限があるかどうかを確認してください。または,環境変数TPSPOOLに設定しているディスク領域が不足していないかどうかを確認してください。領域が不足している場合,必要な領域を確保してから再度実行してください。
-
KFCB31478-E
Cannot add/delete RMs without -f option.
- [システムの処理]
-
tslnkrmコマンドは終了します。
- [対策]
-
TPBrokerが前回正常に終了していません。TPBrokerを再開始して,未決着のトランザクションがあれば決着をしてからtsstopコマンドで正常終了し,そのあとにtslnkrmコマンドを実行してください。または,tslnkrmコマンドに-fオプションを指定して実行してください。この場合,未決着のトランザクションがあっても次回の起動時にそのトランザクションは回復されません。
-
KFCB31479-E
Cannot create daemon aa...aa.
aa...aa:作成に失敗したデーモンの名称
- [システムの処理]
-
tslnkrmコマンドが終了します。
- [対策]
-
デーモンの作成に失敗しました。tslnkrmコマンドのオプションが正しいかどうかを確認してください。環境変数PATH(Windows版の場合)が%TPDIR%\binに正しく設定されているかどうかを確認してください。または,環境変数SHLIB_PATH(HP-UX版の場合),環境変数LD_LIBRARY_PATH(SolarisおよびLinux版の場合),環境変数LIBPATH(AIX版の場合)が$TPDIR/libに正しく設定されているかどうかを確認してください。
-
KFCB31480-E
A compiler error has occurred. (aa...aa)
aa...aa:コンパイラの名称
- [システムの処理]
-
tslnkrmまたはtsmkobjコマンドは終了します。
- [対策]
-
コンパイラのエラーメッセージに従って対処してください。
Windows版の場合,環境変数INCLUDEが正しく設定されているかどうかを確認してください。
-
KFCB31481-E
Timeout has occurred.
- [システムの処理]
-
tsstartまたはtsstopコマンドは終了します。TPBrokerの開始処理,または終了処理に時間が掛かったために,コマンドの処理を中断しました。TPBrokerは開始処理,または終了処理を続けています。
- [対策]
-
処理が終了するまでお待ちください。
-
KFCB31482-E
aa...aa terminated.
aa...aa:異常終了したデーモンの名称
- [システムの処理]
-
TPBrokerの開始処理を中断し,終了します。TPBrokerの開始処理中にデーモンが異常終了しました。
- [対策]
-
データベースなどとXA連携している場合,設定に誤りがある可能性があります。環境変数やシステム環境定義などを見直してください。
-
KFCB31483-E
Process terminated. (pid=aa...aa)
aa...aa:異常終了したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
プロセスIDがaa...aaのプロセスが異常終了したため,トランザクションの回復処理をします。異常終了したプロセスが処理していたトランザクションは,自動的に回復されます。
- [対策]
-
異常終了したプロセス上にリソースオブジェクトを作成している場合は,必要に応じてプロセスを再起動してください。
また,プロセスが正常停止した場合でも,そのプロセスが処理していたトランザクションが決着されていなかったときは,このメッセージが出力されます。アプリケーションプログラムのトランザクションの開始と決着の対応を見直してください。
-
KFCB31484-I
Transaction recovered. (GID=aa...aa BID=bb...bb)
aa...aa:回復したトランザクションブランチのグローバルID
bb...bb:回復したトランザクションブランチのブランチID
- [システムの処理]
-
表示されたトランザクションブランチを回復しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31485-I
Transaction cannot be recovered. (GID=aa...aa BID=bb...bb)
aa...aa:回復できなかったトランザクションブランチのグローバルID
bb...bb:回復できなかったトランザクションブランチのブランチID
- [システムの処理]
-
表示されたトランザクションブランチを回復できませんでした。回復できなかったブランチは,ほかのブランチの決着処理時に決着されるか,あとで再度回復処理をして決着されます。
- [対策]
-
TPBrokerが決着できないトランザクションブランチは,tscommitまたはtsrollbackコマンドを使用して決着方法を指示してください。
-
KFCB31486-I
tsstart successful.
- [システムの処理]
-
TPBrokerの開始処理が正常に終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31487-I
tsstop successful.
- [システムの処理]
-
TPBrokerの終了処理が正常に終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31488-W
tsstop has forced the termination of Transaction Service.
- [システムの処理]
-
TPBrokerを強制的に終了しました。TPBrokerを指定したモードで終了できなかったため,強制的に停止しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31489-I
OTS Daemon already exists.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
トランザクションサービスがすでに開始しているか,または現在開始中です。新たに開始したい場合,異なる実行環境を使用するか,またはtsstopコマンドでオンライン状態のトランザクションサービスを停止してください。
-
KFCB31490-I
Ending Transaction Service.
- [システムの処理]
-
TPBrokerの終了処理を開始します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31491-E
Environment is illegal. reason=aa...aa
aa...aa:理由コード
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードに応じて,対策してください。
理由コード
対策
License Information
環境変数TPDIR,PATH,SHLIB_PATH(HP-UXの場合),LD_LIBRARY_PATH(SolarisおよびLinuxの場合),またはLIBPATH(AIXの場合)の設定が正しいか確認してください。
その他
保守員に連絡してください。
-
KFCB31492-E
The port number of Completion Daemon is already in use. pid=aa...aa port=bb...bb info1=cc...cc
aa...aa:決着デーモンのプロセスID
bb...bb:決着デーモンが使用するポート番号
cc...cc:保守情報
- [システムの処理]
-
OTS開始処理を中断し,OTSデーモンは終了します。
- [対策]
-
決着デーモンで使用するポート番号が,すでにほかのプロセスによって使用されているか,OSで使用できないと判断された状態です。netstatコマンドやservicesファイルで該当するプロセスが使用するポート番号を調べ,使用されていないポート番号に変更してください。または,トランザクション定義/OTS/completion_process_port_baseの値に,未使用のポート番号を設定してください。
-
KFCB31493-W
Definition read error. (aa...aa) The default value (bb...bb) is assumed.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:仮定されるデフォルト値
- [システムの処理]
-
デフォルト値bb...bbが指定されたものと仮定して処理を続行します。
- [対策]
-
定義パラメタaa...aaが設定されているかどうかをtslsconfコマンドで確認してください。設定されていない場合,tsdefvalueコマンドを使用して定義パラメタaa...aaを設定してください。
-
KFCB31494-W
A definition (aa...aa=bb...bb) is invalid. cc...cc is assumed.
aa...aa:定義パラメタ
bb...bb:定義に設定された値
cc...cc:定義値として仮定される値
- [システムの処理]
-
値としてcc...ccが設定されたものと仮定して処理を続行します。
- [対策]
-
定義パラメタaa...aaに無効な設定がされています。tslsconfコマンドを実行して設定内容を見直し,tsdefvalueコマンドを実行して正しい値を設定してください。
-
KFCB31495-E
Deadlock detected; OTS Daemon aborted.
- [システムの処理]
-
OTSデーモンは異常終了します。
- [対策]
-
トランザクショナルアプリケーションが,クリティカルな領域をロックしたまま異常終了,またはトランザクションタイムアウトによって強制終了しました。発生原因を取り除き,OTSおよびアプリケーションプログラムを再開始してください。
-
KFCB31496-I
Transaction Service is online.
- [システムの処理]
-
何もしません。トランザクションサービスは現在オンラインです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31497-I
Transaction Service is offline.
- [システムの処理]
-
何もしません。トランザクションサービスは現在オフラインです。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31498-W
aa...aa is not registered.
aa...aa:リソースマネージャ名称
- [システムの処理]
-
指定されたaa...aaは,現在の実行環境では登録されていません。コマンドは処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31499-E
Cannot access shared memory.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
OTSデーモンが開始されていることを確認し,コマンドを再度入力してください。
-
KFCB31500-E
Cannot start Trace Daemon.
- [システムの処理]
-
トレースデーモンを起動できませんでした。
- [対策]
-
このメッセージの前にほかのメッセージを出力している場合は,そのメッセージを基に対策してください。
このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31501-I
Starting Trace Daemon. pid=aa...aa date=bb...bb
aa...aa:プロセスID
bb...bb:トレースデーモンの開始時刻
- [システムの処理]
-
トレースデーモンの開始処理を始めました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31502-I
Trace Daemon has started.
- [システムの処理]
-
トレースデーモンの開始処理が終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31503-I
Trace Daemon has ended.
- [システムの処理]
-
トレースデーモンが終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31504-E
Trace definition is illegal.
- [システムの処理]
-
トレースのシステム環境定義に不正があります。トレースデーモンはデフォルトの定義で起動します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31505-W
aa...aa has failed. reason=bb...bb info1=cc...cc info2=dd...dd info3=ee...ee pid=ff...ff
- aa...aa:デーモン名称
-
Completion Daemon:決着デーモン
OTS Daemon:OTSデーモン
Recovery Daemon:回復デーモン
Trace Daemon:トレースデーモン
- bb...bb:障害理由
-
CORBA::COMM_FAILURE:CORBA::COMM_FAILURE例外が発生しました。トランザクション定義/OTS/set_ipaddr_infoまたは/OTS/completion_process_ipaddr_infoに指定されたIPアドレスが使用可能かどうかを確認してください。また,トランザクション定義/OTS/completion_process_port_baseに指定されたポート番号ベースから,/OTS/completion_process_countに指定されたプロセス数分のポート番号が使用可能かどうかを確認してください。
cc...cc:保守情報1
- dd...dd:保守情報2
-
ポート番号(aa...aaがCompletion Daemonで,bb...bbがCORBA::COMM_FAILUREの場合)
- ee...ee:保守情報3
-
ホスト名またはIPアドレス(bb...bbがCORBA::COMM_FAILUREで,ホスト名またはIPアドレスが指定されている場合)
ff...ff:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモンプロセスは異常終了します。OTSサービスも停止します。
- [対策]
-
障害理由を参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB31506-E
aa...aa downed. pid=bb...bb
- aa...aa:デーモン名称
-
Completion Daemon:決着デーモン
OTS Daemon:OTSデーモン
Recovery Daemon:回復デーモン
Trace Daemon:トレースデーモン
bb...bb:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモンプロセスは異常終了します。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB31507-I
$TPFS directory was created.
- [システムの処理]
-
$TPFSディレクトリがないため,OTSデーモンは$TPFSディレクトリを作成し,処理を続行します。
- [対策]
-
-iオプションを指定してtssetupコマンドを実行した場合の初回起動時は対策の必要はありません。それ以外の場合,$TPFSディレクトリがマウントされているか,または$TPFSディレクトリが削除されていないかを見直してください。
-
KFCB31509-I
OTS Daemon is terminating process(OTS Application,Daemon of OTS function).
- [意味]
-
OTSデーモンがプロセスを停止しています。
- [システムの処理]
-
OTSデーモンはOTSアプリケーションプログラム及び決着デーモン,回復デーモンを停止します。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31510-I
OTS Application and Daemon of OTS function was terminated by OTS Daemon.
- [意味]
-
OTSアプリケーションプログラム,およびOTS機能のデーモンがOTSデーモンによってプロセスを停止されました。
- [システムの処理]
-
なし。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31511-E
Maximum retry achieved for XA function call. (/OTS/RCV/set_recover_retry_count)
- [意味]
-
システム定義/OTS/RCV/set_recover_retry_countに指定されている最大のリトライ回数XA関数の発行を行いました。
- [システムの処理]
-
OTSの起動に失敗します。
- [対策]
-
リソースマネージャが起動されているか確認してください。
-
KFCB31512-I
xa_recover() function finished. A new transaction can be started.
- [意味]
-
xa_recover()関数が終了しました。新しいトランザクションを開始できます。
- [システムの処理]
-
回復処理は終了しました。新しいトランザクションを開始できます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB31900-W
Tracing service cannot be started. pid=aa...aa reason=bb...bb
aa...aa:プロセスID
- bb...bb:理由コード
-
- 101
-
予期しないエラーが発生しました。
- 102
-
トレースサービスで使用する共用メモリのアドレスを取得できません。
- 103
-
メモリ不足が発生しました。
- 104
-
msggetシステムコールで,新しいメッセージ待ち行列IDの割り当てに失敗しました。ipcsコマンドを実行して使用状況を確認してください。不要なメッセージキューがある場合,ipcrmコマンドを実行して削除してください。
- 105
-
システムコールでエラーが発生しました。
- 106
-
トレースサービスで使用する共用メモリでメモリ不足が発生しました。
- 112
-
指定されたトレースサービスは,すでに開始されています。または,トレースサービスは終了していますが,トレースを取得していたプロセスが起動中のため,新たにトレースサービスを開始できません。
- 114
-
プロセス内のスレッド生成システムコールでエラーが発生しました。
- 115
-
ファイルのオープンでエラーが発生しました。
- 116
-
ファイルの検定時,または新規作成時にI/Oエラーが発生しました。
- [システムの処理]
-
該当するOTSシステムのトレースサービスを中止します。
- [対策]
-
理由コードを参照して,障害の原因を取り除いてください。
-
KFCB31901-W
Failed to initialize tracing service. pid=aa...aa reason=bb...bb
aa...aa:プロセスID
- bb...bb:理由コード
-
101:予期しないエラーが発生しました。
102:トレースサービスで使用する共用メモリのアドレスを取得できません。
103:メモリ不足が発生しました。
105:システムコールでエラーが発生しました。
- [システムの処理]
-
該当するプロセスのトレース取得を中止します。
- [対策]
-
理由コードを参照して,障害の原因を取り除いてください。
-
KFCB31902-W
Failed to output shared memory information. reason=aa...aa
- aa...aa:理由コード
-
- 101
-
トレースサービスで使用する共用メモリをダンプしようとしたが,共用メモリが削除された可能性があります。前回のOTS異常終了後に,OSが再起動されていないか,またはipcrmコマンドで共用メモリを削除していないかどうかを確認してください。削除していない場合,システムコールでエラーが発生しました。
- 117
-
トレースサービスで使用する共用メモリのダンプファイル出力処理中にメモリ不足が発生しました。
- 118
-
トレースサービスで使用する共用メモリのダンプファイル出力処理中のロック処理でエラーが発生しました。
- 119
-
トレースサービスで使用する共用メモリのダンプファイル出力処理のファイルアクセスでエラーが発生しました。
- 120
-
トレースサービスで使用する共用メモリが壊れています。
- [システムの処理]
-
該当するOTSシステムでのトレースサービスは正常に開始されます。ただし,OTS異常終了時の一部のトレース情報が取得できなかった可能性があります。
- [対策]
-
理由コードを参照して,障害の原因を取り除いてください。
-
KFCB31903-E
Not enough memory.
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
ほかのアプリケーションプログラムを終了してください。
-
KFCB31904-E
Command argument is invalid.
- [システムの処理]
-
コマンドは異常終了します。
- [対策]
-
コマンド引数が不正です。このメッセージの直後に出力される使用方法のメッセージに従って,再度入力してください。
-
KFCB31906-E
Command error. (aa...aa,bb...bb)
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB31907-E
Cannot open tracefile. reason=aa...aa
- aa...aa:理由コード
-
101:予期しないエラーが発生しました。
103:メモリ不足が発生しました。
115:ファイルのオープンに失敗しました。
121:指定したトレースファイル名に誤りがあります。
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
理由コードを参照して,障害の原因を取り除いてください。
-
KFCB31908-W
Failed to read record of the Trace File. reason=aa...aa
- aa...aa:理由コード
-
101:予期しないエラーが発生しました。
103:メモリ不足が発生しました。
116:トレースファイルのI/Oエラーが発生しました。
121:指定したトレースファイル名に誤りがあります。
122:レコードの読み込みに失敗しました。
- [システムの処理]
-
レコードを正常に読み込めませんでした。
- [対策]
-
理由コードを参照して,障害の原因を取り除いてください。
-
KFCB32000-E
Fatal lock error occurred. info=aa...aa
aa...aa:保守情報
- [システムの処理]
-
プロセスを異常終了します。処理中のトランザクションがある場合,決着処理をします。
- [対策]
-
OSのロックに関する何らかの問題が発生しています。その原因を取り除いてください。
-
KFCB32001-E
Fatal error occurred. The process aborts. pid=aa...aa tid=bb...bb info=cc...cc code1=dd...dd code2=ee...ee
aa...aa:プロセスID
bb...bb:スレッドID
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
ee...ee:保守情報3
- [システムの処理]
-
処理中のトランザクションがある場合,決着処理をします。
- [対策]
-
このメッセージの直前のメッセージを基に対策してください。このメッセージの前にほかのメッセージを出力していない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFCB32002-W
CORBA exception caught. excep=aa...aa pid=bb...bb tid=cc...cc info=dd...dd code1=ee...ee code2=ff...ff
- aa...aa:catchしたCORBA例外
-
CORBA例外については,マニュアル「TPBroker プログラマーズガイド」およびマニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。
bb...bb:プロセスID
cc...cc:スレッドID
dd...dd:保守情報1
ee...ee:保守情報2
ff...ff:保守情報3
- [システムの処理]
-
処理を継続できる場合,継続します。継続できない場合,発生例外や発生場所によって適切な処理をします。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32003-E
Unexpected CORBA exception caught. excep=aa...aa pid=bb...bb tid=cc...cc info=dd...dd code1=ee...ee code2=ff...ff
- aa...aa:catchしたCORBA例外
-
CORBA例外については,マニュアル「TPBroker プログラマーズガイド」およびマニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。
bb...bb:プロセスID
cc...cc:スレッドID
dd...dd:保守情報1
ee...ee:保守情報2
ff...ff:保守情報3
- [システムの処理]
-
処理を継続できる場合,継続します。継続できない場合,発生例外や発生場所によって適切な処理をします。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32004-E
Unknown exception caught. pid=aa...aa tid=bb...bb info=cc...cc code1=dd...dd code2=ee...ee
aa...aa:プロセスID
bb...bb:スレッドID
cc...cc:保守情報1
dd...dd:保守情報2
ee...ee:保守情報3
- [システムの処理]
-
処理を継続できる場合,継続します。継続できない場合,プロセスを異常終了します(KFCB32001-Eのメッセージが出力されます)。
- [対策]
-
プロセスを異常終了する場合はsyslogまたはイベントログ,および$TPSPOOLディレクトリ下のファイルを保存して保守員に連絡してください。
-
KFCB32005-W
Failed to delete objects. info1=aa...aa info2=bb...bb
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
- [システムの処理]
-
オブジェクトの削除に失敗したが,処理を続けます。
- [対策]
-
メモリリークが生じている可能性があるため,頻発する場合は保守員に連絡してください。
-
KFCB32006-E
Internal error occurred. reason=aa...aa info=bb...bb code=cc...cc
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
syslogまたはイベントログ,および$TPSPOOLディレクトリ下のファイルを保存して保守員に連絡してください。
-
KFCB32007-W
Transaction created outside the Transaction Service and imported is ignored at the end of transaction branch. info=aa...aa code1=bb...bb code2=cc...cc
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [システムの処理]
-
処理を続けます。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32008-E
aa...aa is not supported by Transaction Service. info=bb...bb code=cc...cc
- aa...aa:サポートされていない機能
-
TII:TII(Time Independent Invocation)はサポートされていません。
oneway:トランザクショナルな一方送信(一方受信)呼び出しはサポートされていません。
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
- [システムの処理]
-
CORBA::IMP_LIMIT例外を発生させます。
- [対策]
-
該当する機能は使用しないでください。
-
KFCB32009-W
Reply check is unavailable. reason=aa...aa
aa...aa:使用できない理由
- [システムの処理]
-
処理を続けます。ただし,応答チェックは行いません。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32010-E
Failed to allocate memory. info=aa...aa code1=bb...bb code2=cc...cc
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [システムの処理]
-
CORBA::NO_MEMORY例外を発生させるか,または該当プロセスを異常終了します。
- [対策]
-
使用できる仮想メモリを増やすか,または不要なメモリ確保をしていないかどうかを見直してください。
-
KFCB32011-E
An exception occurred at the Resource operation. operation=aa...aa excep=bb...bb pid=cc...cc
aa...aa:例外の発生したオペレーション名
bb...bb:発生した例外名
cc...cc:例外が発生したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
トランザクションの決着については,OTSが適切に判断して処理を行います。ただし,commitオペレーションの例外ではリソースオブジェクトに対してオペレーションのリトライを行います。
- [対策]
-
ヒューリスティック例外が発生している場合は,管理者に連絡し,リソースの不整合が生じていないかを確認してください。Resourceオブジェクトが存在するプロセスが異常終了している場合,必要に応じてプロセスを再開始してください。
-
KFCB32012-E
An exception occurred at the Synchronization operation. operation=aa...aa excep=bb...bb pid=cc...cc
aa...aa:例外の発生したオペレーション名
bb...bb:発生した例外名
cc...cc:例外が発生したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
before_completionオペレーションで例外が発生した場合,処理中のトランザクションをロールバックさせます。after_completionオペレーションでの例外は,無視されます。
- [対策]
-
Synchronizationオブジェクトが存在するプロセスが異常終了している場合,必要に応じてプロセスを再起動してください。
-
KFCB32013-E
An exception occurred at the SubtransactionAwareResource operation. operation=aa...aa excep=bb...bb pid=cc...cc
aa...aa:例外の発生したオペレーション名
bb...bb:発生した例外名
cc...cc:例外が発生したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
処理中のサブトランザクションを含むトランザクションファミリーをロールバックします。
- [対策]
-
SubtransactionAwareResourceオブジェクトが存在するプロセスが異常終了している場合,必要に応じてプロセスを再起動してください。
-
KFCB32014-E
Unable to create subtransaction. Number of the subtransaction has reached to maximum in this Coordinator. pid=aa...aa
aa...aa:例外が発生したプロセスのプロセスID
- [システムの処理]
-
Coordinator::create_subtransactionまたはCurrent::beginオペレーションを発行したアプリケーションプログラムに対してCORBA::IMP_LIMIT標準例外を発生させます。
- [対策]
-
アプリケーションプログラムの構成を見直し,一つのCoordinatorに対して生成するサブトランザクションの数を削減してください。上限値は255です。
-
KFCB32015-E
Transaction Service is unavailable. info=aa...aa code1=bb...bb code2=cc...cc
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。
- [対策]
-
トランザクションサービスが開始されていないか,またはメモリが不足している可能性があります。トランザクションサービスが開始されていない場合,tsstartコマンドを実行してください。
-
KFCB32016-E
Cannot start transaction branch. info=aa...aa code1=bb...bb code2=cc...cc
aa...aa:保守情報1
bb...bb:保守情報2
cc...cc:保守情報3
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。トランザクションブランチの開始に失敗しました。
- [対策]
-
リソースマネージャの準備が完了していないか,またはトランザクションブランチの数がシステムの上限値を超えた可能性があります。KFCB31208-Eが直前に出力されている場合,KFCB31208-Eの対策に従ってください。または,リソースマネージャの環境および起動を確認してください。
-
KFCB32017-I
Heuristic decision was ignored. otid=aa...aa info=bb...bb code1=cc...cc code2=dd...dd
aa...aa:ヒューリスティック状態が無視されたトランザクションブランチのotid(トランザクションID)
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
dd...dd:保守情報3
- [システムの処理]
-
次の場合,発生したヒューリスティックが無視されました。
-
report_heuristics引数にfalseを指定したcommit()オペレーション実行
-
rollback()オペレーション実行
-
commit()オペレーションの延長の2相コミットの1相目実行
-
- [対策]
-
ご使用のリソースマネージャのマニュアルを参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB32018-E
Root transaction associated with Transaction Current object has not completed. The transaction is rolled back. transaction name=aa...aa
aa...aa:ロールバックされたトランザクション名
- [システムの処理]
-
ロールバック後,処理を続けます。
- [対策]
-
TransactionCurrentオブジェクトに結び付いたトランザクションを決着するか,またはサスペンドしてからサーバオブジェクトのオペレーションを終了するように,アプリケーションプログラムを修正してください。
-
KFCB32019-E
Cannot preserve transaction information. otid=aa...aa info=bb...bb code1=cc...cc code2=dd...dd
aa...aa:情報の保存に失敗したトランザクションブランチのotid
bb...bb:保守情報1
cc...cc:保守情報2
dd...dd:保守情報3
- [システムの処理]
-
プロセスは異常終了します。トランザクション情報の保存に失敗しました。
- [対策]
-
トランザクションブランチに登録されたSynchronizationオブジェクト,およびSubtransactionAwareResourceオブジェクトの数がシステムの許容量を超えました。これらの数を減らすか,インタフェース名,オブジェクト名を短いものに変更してください。
-
KFCB32020-E
A policy value is invalid. reason=aa...aa value=bb...bb
- aa...aa:不正なポリシー値が設定されたポリシータイプ
-
OTSPolicy:OTSPolicyの値が不正です。
InvocationPolicy:InvocationPolicyの値が不正です。
NonTxTargetPolicy:NonTxTargetPolicyの値が不正です。
bb...bb:UNKNOWN(文字列)
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します
- [対策]
-
Policyの値を確認してください。
-
KFCB32021-E
A policy type is invalid. reason=aa...aa value=bb...bb
aa...aa:Unknown Policy Type
bb...bb:設定されたポリシー値(整数値)
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
Policyの値を確認してください。
-
KFCB32022-E
The combination of OTSPolicy value and InvocationPolicy value is invalid. value1=aa...aa value2=bb...bb
aa...aa:設定されたOTSPolicyの値
bb...bb:設定されたInvocationPolicyの値
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
OTSPolicyの値とInvocationPolicyの値の組み合わせが正しいかどうかを確認してください。
-
KFCB32023-E
OTSPolicy value or InvocationPolicy value is duplicate.
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
OTSPolicy,またはInvocationPolicyを重複して設定していないかどうかを確認してください。
-
KFCB32024-E
The way to call server don't follow the InvocationPolicy value. Server's InvocationPolicy value is aa...aa.
aa...aa:InvocationPolicyの値
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
InvocationPolicyの値を確認してください。
-
KFCB32025-E
Server requires the transactional call. Server's OTSPolicy value is REQUIRES. code=aa...aa
aa...aa:メソッド名
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
トランザクショナルな呼び出しをしているかどうかを確認してください。
-
KFCB32026-E
Server requires the non-transactional call. Server's OTSPolicy value is FORBIDS. code=aa...aa
aa...aa:メソッド名
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
トランザクショナルでない呼び出しをしているかどうかを確認してください。
-
KFCB32027-E
The TaggedComponent of Server's IOR is invalid. reason=aa...aa
- aa...aa:TaggedComponentから読み出した値が不正なポリシータイプ
-
OTSPolicy:TaggedComponentから読み出したOTSPolicyの値が不正です。
InvocationPolicy:TaggedComponentから読み出したInvocationPolicyの値が不正です。
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
サーバの処理を見直してください。
-
KFCB32028-E
Marshaling OTS ServiceContext was failed. code= aa...aa
aa...aa:メソッド名
- [システムの処理]
-
オペレーションを停止します。
- [対策]
-
保守員に連絡してください。
-
KFCB32200-I
aa...aa
aa...aa:Javaプログラムから出力されるUAPトレースメッセージ,またはシステムトレースメッセージ
- [システムの処理]
-
なし。
- [対策]
-
Javaプログラムから出力されるUAPトレースメッセージを確認してください。エラーが発生している場合,Javaプログラムを見直してください。TPBrokerのエラーメッセージが出力されている場合,メッセージを保存して,保守員へ連絡してください。
-
KFCB32201-I
aa...aa has started. pid=bb...bb
- aa...aa:デーモン名
-
TransactionContextServer:トランザクションコンテキストサーバ
bb...bb:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモンの開始処理は完了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32202-I
aa...aa has stopped. pid=bb...bb
- aa...aa:デーモン名
-
TransactionContextServer:トランザクションコンテキストサーバ
bb...bb:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモンは終了しました。
- [対策]
-
なし。
-
KFCB32203-E
aa...aa has failed. reason=bb...bb code=cc...cc pid=dd...dd
- aa...aa:デーモン名,またはコマンド名
-
TransactionContextServer:トランザクションコンテキストサーバ
tsstoptrnctxsv:tsstoptrnctxsvコマンド
- bb...bb:次に示す障害理由
-
- NO MEMORY
-
メモリ不足
- Already Started
-
トランザクションコンテキストサーバはすでに開始しています。複数のトランザクションコンテキストサーバは起動できません。トランザクションコンテキストサーバが存在していることを確認してください。
- Not Exist
-
tsstoptrnctxsvコマンドがトランザクションコンテキストサーバを発見できませんでした。トランザクションコンテキストサーバが起動しているかどうかを確認してください。
- Definition
-
トランザクションコンテキストサーバに関連するシステム環境定義にエラーがあります。システム環境定義を見直してください。
cc...cc:保守情報
dd...dd:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモン,またはコマンドを異常終了します。
- [対策]
-
障害理由を参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB32204-E
There is an invalid configuration. name=aa...aa value=bb...bb
aa...aa:不正な定義値が設定されている定義名
bb...bb:不正な定義値
- [システムの処理]
-
該当する定義を無視して,デフォルト値を使用します。
- [対策]
-
該当する定義を確認し,正しい値を設定してください。
-
KFCB32205-E
Transaction timeout occurred. result=aa...aa transaction_name=bb...bb
- aa...aa:ロールバックした結果
-
RolledBack:トランザクションはロールバックしました。
HeuristicMixed:HeuristicMixed例外が発生しました。
HeuristicHazard:HeuristicHazard例外が発生しました。
bb...bb:Coordinator::get_transaction_name()が返したトランザクション名
- [システムの処理]
-
トランザクションコンテキストサーバはトランザクションのタイムアウトを検知し,そのトランザクションをロールバックします。
- [対策]
-
ロールバックの結果がHeuristic例外である場合,トランザクション状態を確認してください。
-
KFCB32206-E
Error reason=xx...xx code=yy...yy
Java OTSが出力するメッセージです。詳細は,「12. Java OTSが出力するメッセージ」を参照してください。
-
KFCB32207-W
Invalid property value property_key=aa...aa invalid=bb...bb action=cc...cc
aa...aa:プロパティ名
bb...bb:誤ったプロパティ値
- cc...cc:アクション
-
used_default:デフォルト値を使用
ignored:無視
- [内容]
-
プロパティ値を無視しました。プロパティ値が誤っているか,または利用できない状態です。
- [システムの処置]
-
システムはアクションに従って処理を続行します。
- [対策]
-
プロパティ値を確認してください。
-
KFCB32208-E
aa...aa has failed. reason=bb...bb info1=cc...cc info2=dd...dd info3=ee...ee pid=ff...ff
- aa...aa:デーモンまたはコマンド名称
-
TransactionContextServer:トランザクションコンテキストサーバ
- bb...bb:障害理由
-
CORBA::COMM_FAILURE:CORBA::COMM_FAILURE例外が発生しました。指定されたIPアドレスが使用できない可能性があります。トランザクションコンテキストサーバに関連するシステム環境定義,またはコマンドのオプションを見直してください。
cc...cc:保守情報1
- dd...dd:保守情報2
-
ホスト名またはIPアドレス(bb...bbがCORBA::COMM_FAILUREで,ホスト名またはIPアドレスが指定されている場合)
ee...ee:保守情報3
ff...ff:プロセスID
- [システムの処理]
-
デーモンプロセスまたはコマンドは異常終了します。
- [対策]
-
障害理由を参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB32400-E
The transaction was decided to be heuristic due to an XAResource error.method=aa...aa rc=bb...bb xid=cc...cc info=dd...dd
aa...aa:エラーが発生したXAリソースのメソッド名
bb...bb:aa...aaが返したエラーコード
cc...cc:エラーが発生したトランザクションのXID(トランザクションID)
dd...dd:保守情報
- [内容]
-
このメッセージは,Cosminexus Component Containerのメッセージログに出力されます。XAリソースでエラーが発生したため,トランザクションはヒューリスティックに決着されます。このため,トランザクションで処理したデータの一貫性が失われる可能性があります。
- [システムの処置]
-
XAリソースのリターンコードに応じて適切な処理を行います。
- [対策]
-
トランザクションで処理したデータの一貫性が失われていないかどうか確認してください。また,ご使用のリソースマネージャのマニュアルを参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB32401-E
The transaction was heuristically committed and rolled back due to one or more XAResource errors. method=aa...xid= bb...bb
aa...aa:エラーが発生したXAリソースのメソッド名
bb...bb:エラーが発生したトランザクションのXID
- [内容]
-
このメッセージは,Cosminexus Component Containerのメッセージログに出力されます。一つ以上のXAリソースのエラーが原因で,トランザクションは部分的にコミットおよびロールバックされ,データの一貫性が失われました。
- [システムの処置]
-
このトランザクションに関連するすべてのXAリソースのリターンコードに応じて,それぞれ適切な処理を実行します。
- [対策]
-
ご使用のリソースマネージャのマニュアルを参照して,原因を取り除いてください。
-
KFCB5nnnn-X
Error reason=xx...xx code=yy...yy
KFCB50000-X〜KFCB59999-Xまではユーザが作成するメッセージです。詳細は「6.8.1 UAPログの出力方式」を参照してください。