8.1.2 定義情報の設定
- 〈この項の構成〉
(1) プロセス監視定義の設定方法
プロセス監視定義はプロセス監視定義ファイルを使用して設定します。プロセス監視定義ファイルは,メモ帳などのテキストエディタを使用して編集してください。
TPBrokerの運用支援機能の動作中にプロセス監視定義ファイルを変更した場合,変更を反映するには,次のどちらかを実施する必要があります。
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admreloadコマンドでプロセス監視定義ファイルの再読み込みを実行する。
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admstopコマンドでTPBrokerを正常終了させてから,admstartコマンドで再度TPBrokerを開始する。
(2) システム環境定義の設定方法
システム環境定義は定義設定コマンドを使用して設定します。
tssetupコマンドを使用して実行環境を作成すると,定義情報にデフォルト値が設定されます。このデフォルト値に対して,TPBrokerの定義設定コマンドを使用して,リソースマネージャに関する定義情報を設定したり,デフォルト値を変更したりできます。
システム環境定義を設定および変更するときは,次の点に注意してください。
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tssetupコマンド実行時にデフォルトで設定されるシステム環境定義の定義キー(/OTS,/ADM,/SYSTEMなど)および定義パラメタは,削除しないでください。
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tssetupコマンドを実行すると,それまで使用していたシステム環境定義の変更および追加内容は,上書きまたは削除され,定義内容はすべてデフォルト値になります。
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システム環境定義の運用定義(定義キーが/ADMの定義)の変更は,次に運用支援機能実行環境を開始したときに有効になります。tsdefvalueコマンドでシステム環境定義を変更した場合,admstopコマンドで運用支援機能実行環境を正常終了させてから,admstartコマンドで再度運用支援機能実行環境を開始してください。
定義設定コマンドの詳細は,「9.3 運用コマンドの詳細」を参照してください。