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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


6.3.3 プロセス監視定義ファイル

監視対象プロセス並列起動/停止機能を使用するには,プロセス監視定義ファイルの起動プロセスの識別子を編集する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) 形式

識別子,order=順序

(2) 説明

プロセス監視定義ファイル内の識別子設定領域に,起動順序を設定します。

この指定がない場合はシリアルで起動します。「識別子,order=順序」の下線の部分には空白,またはタブを記述しないでください。また,順序の個所に数字以外の文字を記述しないでください。記述した場合は,順序未設定と判断し,エラーメッセージを出力します。プロセス監視定義ファイル内の識別子の詳細については,「8.2 プロセス監視定義の詳細」を参照してください。

「順序」に指定できる数値は1〜4096です。それ以外は順序未設定と判断し,エラーメッセージを出力します。また間を空けて(1の次に2がなくて3が定義されているような場合)設定することもできます。

(3) 記述例

OSAgent,order=1:"/opt/TPBrokerV5/bin/osagent -g":〜
0001,order=2:"/opt/TPBrokerV5/bin/tsstart":〜
testap01,order=3:"/usr/home/user1/test/ap01 -OAlocalipc 1":〜
testap02,order=3:"/usr/home/user1/test/ap02 -OAlocalipc 1":〜
..............