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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)


2.1.1 メッセージの出力先

アプリケーションサーバでのシステムの構築・運用時またはアプリケーション開発時に出力されるメッセージの出力先を次の表に示します。

表2‒1 アプリケーションサーバでのシステムの構築・運用時またはアプリケーション開発時に出力されるメッセージの出力先

プリフィックス

メッセージの分類

出力先

備考

KDAL

監査ログライブラリ機能で出力されるメッセージ

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

ログファイルの出力先については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「4. トラブルシューティングで必要な資料の出力先と出力方法」を参照してください。

KDAN

CJMSプロバイダで出力されるメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KDCC

SOAPアプリケーション開発支援機能で出力されるメッセージ

  • トレースファイル

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ユーザ作成のプログラムに返される例外クラスの要素(詳細メッセージなど)

SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤の例外クラスやトレースファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」を参照してください。

KDCG

Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージ

  • SOAP通信基盤のトレースファイル

  • Webサービスセキュリティ機能のトレースファイル

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ユーザ作成のプログラムに返される,SOAP通信基盤の例外クラスの要素(詳細メッセージ等)

  • JAX-WSエンジンの稼働ログ

  • JAX-WSエンジンの保守ログ

SOAP通信基盤の例外クラスについては,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「13. SOAP通信基盤が提供するAPI」を参照してください。SOAP通信基盤のトレースファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「14.4 トレースファイル」を参照してください。

Webサービスセキュリティ機能のトレースファイル,JAX-WSエンジンの稼働ログ,およびJAX-WSエンジンの保守ログについては,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「6. 障害対策」を参照してください。

KDJE

Component Containerが出力するメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

ログファイルの出力先については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「4. トラブルシューティングで必要な資料の出力先と出力方法」を参照してください。

OSSが出力するメッセージ

  • ログファイル

KDJJ

Component Containerが出力するメッセージ

  • ログファイル

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ユーザ作成のプログラムに返される例外クラスの要素(詳細メッセージなど)

例外クラスやログファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」の「13. JAX-RS機能の設定と動作」を参照してください。

KDJR

  • ログファイル

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ユーザ作成のプログラムに返される例外クラスの要素(詳細メッセージなど)

KDJW

  • ログファイル

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ユーザ作成のプログラムに返される例外クラスの要素(詳細メッセージなど)

例外クラスやログファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」の「10. JAX-WS機能の設定と動作」を参照してください。

KECX

XML Processorが出力するメッセージ

出力先は上位コンポーネントまたはユーザーアプリケーションに依存します。

KEDT

Developerが出力するメッセージ

  • コンソール

  • ログファイル

ログファイルの出力先については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「4. トラブルシューティングで必要な資料の出力先と出力方法」を参照してください。

KEOS02000〜KEOS29999

Managerを使用した構築・運用・保守で出力されるメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KEQR

仮想サーバマネージャの構築ツールで出力されるメッセージ

  • コンソール

  • ログファイル

KEUC

実行環境の切り替えで出力されるメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KEXS

XML Security - Coreが出力するメッセージ

  • 標準出力

  • ログファイル

KFCB29000〜KFCB59999

TPBrokerが出力するメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

ログファイルの出力先については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「4. トラブルシューティングで必要な資料の出力先と出力方法」を参照してください。

KFCB91000〜KFCB92999

TPBrokerの運用で出力されるメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

KFCT

CTMおよびPRFが出力するメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KFDB

DABroker Libraryが出力するメッセージ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KFDJ

  • イベントログまたはsyslog

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

  • 各構成ソフトウェアが提供するGUI(Webブラウザおよびダイアログ)

KFRM

Reliable Messagingが出力するメッセージ

  • Component Containerのコンソール

  • 標準出力,標準エラー出力

  • ログファイル

Webサーバ(HTTP Server)が出力するメッセージ

  • 標準出力

  • 標準エラー出力

  • エラーログファイル

XML ProcessorのJAXB機能が出力するメッセージ

メッセージの出力先は上位コンポーネントまたはユーザーアプリケーションに依存します。

作業ディレクトリ移行およびインポートでエラーが発生したときのメッセージ

このメッセージの前に出力されたメッセージの出力先によって異なります。

(凡例) −:該当なし。