2.1.4 javax.interceptorパッケージに含まれるアノテーションのサポート一覧
javax.interceptorパッケージのアノテーションの適用範囲を説明します。ここでは,コンポーネントごとに記述できるアノテーションを説明します。
javax.interceptorパッケージのアノテーションは,CDIアプリケーションでも利用できます。ただし,EJBと組み合わせて利用する場合は注意が必要です。注意事項の詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「8. アプリケーションサーバでのCDIの利用」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) WARファイル(Servlet 3.1/Servlet 3.0/Servlet 2.5対応)
WARファイルに記述できるアノテーションはありません。
(2) EJB-JARファイル(EJB3.1/EJB3.0対応)
EJB-JARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。
アノテーション名 |
Enterprise Bean |
例外クラス |
その他のクラス |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インタフェース |
Session Bean |
Entity Bean |
Message-driven Bean |
インターセプタ |
||||
デフォルトインターセプタ以外 |
デフォルトインターセプタ |
|||||||
− |
○ |
− |
× |
○ |
○ |
− |
− |
|
− |
○ |
− |
× |
− |
− |
− |
− |
|
− |
○ |
− |
× |
− |
− |
− |
− |
|
− |
○ |
− |
× |
− |
− |
− |
− |
- (凡例)
-
○:対応する。
×:アプリケーションサーバでは対応しない。
−:標準仕様で対応していない。
(3) ライブラリJAR(サーブレット/JSP)
ライブラリJARのサーブレットまたはJSPに記述できるアノテーションはありません。
(4) ライブラリJAR(Enterprise Bean/例外クラス/その他のクラス)
ライブラリJARのEnterprise Bean,例外クラス,およびその他のクラスに記述できるアノテーションの一覧を示します。
アノテーション名 |
Enterprise Bean |
例外クラス |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
インタフェース |
Session Bean |
Entity Bean |
Message-driven Bean |
インターセプタ |
||
− |
− |
− |
× |
○ |
− |
- (凡例)
-
○:対応する。
×:アプリケーションサーバでは対応しない。
−:標準仕様で対応していない。