Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス API編


2.1.4 javax.interceptorパッケージに含まれるアノテーションのサポート一覧

javax.interceptorパッケージのアノテーションの適用範囲を説明します。ここでは,コンポーネントごとに記述できるアノテーションを説明します。

javax.interceptorパッケージのアノテーションは,CDIアプリケーションでも利用できます。ただし,EJBと組み合わせて利用する場合は注意が必要です。注意事項の詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「8. アプリケーションサーバでのCDIの利用」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) WARファイル(Servlet 3.1/Servlet 3.0/Servlet 2.5対応)

WARファイルに記述できるアノテーションはありません。

(2) EJB-JARファイル(EJB3.1/EJB3.0対応)

EJB-JARファイルに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒16 EJB-JARファイル(EJB3.1/EJB3.0対応)に記述できるアノテーション(javax.interceptorパッケージ)

アノテーション名

Enterprise Bean

例外クラス

その他のクラス

インタフェース

Session Bean

Entity Bean

Message-driven Bean

インターセプタ

デフォルトインターセプタ以外

デフォルトインターセプタ

@AroundInvoke

×

@ExcludeClassInterceptors

×

@ExcludeDefaultInterceptors

×

@Interceptors

×

(凡例)

○:対応する。

×:アプリケーションサーバでは対応しない。

−:標準仕様で対応していない。

(3) ライブラリJAR(サーブレット/JSP)

ライブラリJARのサーブレットまたはJSPに記述できるアノテーションはありません。

(4) ライブラリJAR(Enterprise Bean/例外クラス/その他のクラス)

ライブラリJARのEnterprise Bean,例外クラス,およびその他のクラスに記述できるアノテーションの一覧を示します。

表2‒17 ライブラリJAR(Enterprise Bean/例外クラス/その他のクラス)に記述できるアノテーション(javax.interceptorパッケージ)

アノテーション名

Enterprise Bean

例外クラス

インタフェース

Session Bean

Entity Bean

Message-driven Bean

インターセプタ

@AroundInvoke

×

(凡例)

○:対応する。

×:アプリケーションサーバでは対応しない。

−:標準仕様で対応していない。