Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


付録A.1 セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタのうち,論理Webサーバに設定されるパラメタについて次の表に示します。パラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.10 論理Webサーバで指定できるパラメタ」を参照してください。

表A‒1 パラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

パラメタ名

パラメタの省略値

セットアップウィザードで設定される値

説明

HWSKeepStartServers※1

Off

On

サーバプロセス稼働数が維持されます。

KeepAliveTimeout

15

3

KeepAlive接続時の要求待ち時間として3(単位:秒)を指定します。

Listen

80

リクエストを受け付けるポート番号として80を指定します。

カスタムセットアップの[システム環境の設定]画面でWebサーバのポート番号を設定した場合,設定した値が有効になります。

MaxClients※1

150

20

同時に接続できるクライアントの最大数として20を指定します。

StartServers※1

5

20

Webサーバ起動時のサーバプロセス数として20を指定します。

ThreadsPerChild※2

50

20

サーバとして起動するスレッド数として20を指定します。なお,指定したスレッド数はサーバの最大同時接続数を示します。

HttpsdCustomlogFormat

hws_std

"%h %l %u %t \"%r\" %>s %b %T \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\" %P"

次の情報をHTTP Serverのカスタムログに出力します。

  • クライアントのホスト名

  • クライアントの識別情報

  • クライアントのユーザ名

  • リクエスト処理を開始した時刻

  • HTTP通信のリクエストの先頭行

  • 最終ステータス

  • 送信バイト数

  • リクエスト処理に掛かった時間

  • httpプロトコルヘッダのReferer値

  • httpプロトコルヘッダのUser-Agent値

  • HTTP通信のリクエストを処理するプロセスID

HttpsdErrorMethod

Div

Wrap

HTTP Serverのエラーログをラップアラウンド方式で出力します。

(凡例)−:なし

注※1 使用するOSがUNIXの場合にだけ指定されます。

注※2 使用するOSがWindowsの場合にだけ指定されます。