Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
コマンドアダプタ実行環境共通プロパティファイル
形式
機能
すべてのコマンドアダプタに共通する構成情報を設定します。
コマンドアダプタ実行環境共通プロパティファイルは次の手順で作成してください。
- 次のテンプレートファイルを基に,コマンドアダプタ実行環境共通プロパティファイルを定義します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-adapter\Command\config\templates\serviceid.properties
- 編集後のコマンドアダプタ実行環境共通プロパティファイルのファイル名を「adpcmdcom.properties」という名称に変更し,次のディレクトリに格納します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-adapter\Command\config\common
設定できるプロパティ
設定できるプロパティはコマンドアダプタ実行環境プロパティファイルと同じです。詳細は,「コマンドアダプタ実行環境プロパティファイル」を参照してください。
- 注意
- 次に示すプロパティに相対パスを指定したときの基点ディレクトリは,コマンドアダプタ実行環境共通プロパティファイルの配置ディレクトリ(<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-adapter\Command\config\common)です。
- adpcmd.config.command.allow-file-path
- adpcmd.config.process-environment.variable-file-path
- <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ> が 「C:\Example」で,実行許可コマンド定義ファイル「acc.txt」を「C:\Example\CSC\custom-adapter\Command\config」に作成したと仮定した場合,次の2つの例はどちらを指定しても動作は同じです。
- (a) 絶対パス指定の例
- adpcmd.config.command.allow-file-path=C:\\Example\\CSC\\custom-adapter\\Command\\config\\acc.txt
- (b) 相対パス指定の例
- adpcmd.config.command.allow-file-path=acc.txt
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