Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
プロセス環境変数定義ファイル
形式
Javaのプロパティファイル形式です。
1行に1つの環境変数を指定してください。
<環境変数名1>=<変数値1>
<環境変数名2>=<変数値2>
:
<環境変数名n>=<変数値n>
|
- 注意
- ASCII文字以外を使用する場合は,次のどちらかの対策をしてください。
- ファイルをUTF-8で保存
- Javaのjava.util.Propertiesクラスで規定するUnicodeエスケープで指定
機能
プロセス環境変数定義ファイルでは,外部コマンドプロセスだけで有効になる環境変数を設定します。
プロセス環境変数定義ファイルは次の手順で作成してください。
- 外部コマンドプロセスで使用する環境変数の仕様(環境変数名と変数値)をまとめます。
- Javaのプロパティファイル形式に従って,環境変数名と変数値をファイルに記述します。
- 作成したプロセス環境変数定義ファイルは,任意の場所に任意のファイル名で保存します。
- 注意
- プロセス環境変数定義ファイルを有効にするには,コマンドアダプタ実行環境プロパティファイルのadpcmd.config.process-environment.variable-file-pathプロパティに保存先のファイルパスを指定してください。
記述例
プロセス環境変数定義ファイルの記述例を次に示します。
SIZE_OF_LIST=20000
OPTION_STATUS=1
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注意事項
- 環境変数名の大文字と小文字を区別するかどうかは,オペレーティングシステムの仕様に依存します。
- Javaのプロパティファイル形式のため,環境変数名,変数値ともに,エスケープが必要となるケースがあります。
- ほかの変数値を参照することや,自身の元の値を参照することはできません。
- 同一のキーを複数指定した場合,どれが有効になるかは不定です。
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