Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
履歴管理ページは,ツリービューから管理対象のビジネスプロセスを選択し,[履歴管理]タブを選択すると表示されます。履歴管理ページでは,プロセスインスタンスの実行履歴の検索,削除,再実行,および詳細情報を取得できます。履歴管理ページの構成について説明します。
図4-14 履歴管理ページの構成
図4-15 [日時・状態検索]タブ選択時の検索条件フィールド
図4-16 [相関セット検索]タブ選択時の検索条件フィールド
図4-17 [識別子検索]タブ選択時の検索条件フィールド
図4-18 詳細情報一覧(相関セット情報)
図4-19 詳細情報一覧(変数情報)
図4-20 詳細情報一覧(アクティビティ情報)
表4-4 アクティビティの種別
名称 | 説明 |
---|---|
受付 | サービスリクエスタが送信した要求電文を受信します。 |
応答 | 同期受信をした際に,プロセスの実行結果をサービスリクエスタに応答します。 |
サービス呼出 | 要求電文をサービス部品に送信します。 |
代入 | 変数へ代入します。 |
スコープ | アクティビティの有効範囲を定めます。 グローバルスコープ名は,「@GLOBAL」となります。 |
順次処理 | アクティビティを定義した順番に実行します。 順次処理アクティビティは,保持しているアクティビティの最後のアクティビティが完了したときに,完了となります。 |
並列処理 | 定義したアクティビティを同時に実行します。 ビジネスプロセス開発時の並列処理開始アクティビティと並列処理終了アクティビティは,並列処理アクティビティとして表示されます。並列処理アクティビティは,保持するすべてのアクティビティが完了したときに,完了となります。 |
分岐 | 定義した選択条件によって実行するアクティビティを選択します。 ビジネスプロセス開発時の分岐開始アクティビティと分岐終了アクティビティは,分岐アクティビティとして分岐開始アクティビティ名で表示されます。分岐アクティビティは,分岐条件によって選択されたアクティビティが完了したときに,完了となります。 |
繰り返し | 定義した繰り返し条件が真である間,または繰り返しリストの要素数分,アクティビティの実行を繰り返します。 |
java呼出 | 決められたインターフェースに従ってjavaプログラムを呼び出します。 |
無操作 | 何もしない動作を表します。 |
フォルト送出 | 上位のスコープアクティビティに,ユーザ定義のフォルトを通知します。 このフォルトアクティビティが完了状態であっても, 通知先のアクティビティにはフォルト発生として扱われます。 |
待機 | 指定した一定の間隔,または期限まで,プロセスの実行を待機させます。 |
検証 | 指定されたメッセージ型変数(XML)を検証します。 |
表4-5 アクティビティの状態
名称 | 説明 |
---|---|
未実行 | アクティビティインスタンスが未実行で,今後実行される可能性のある状態を示します。 |
未省略 | アクティビティインスタンスが未実行で,今後実行が省略される状態を示します。 |
実行中 | アクティビティインスタンスが,実行中の状態を示します。 |
実行中(待ち受け) | アクティビティインスタンスが実行中の状態で,再実行可能な状態を示します。 |
待ち受け | 受付アクティビティインスタンスが,受け付けのできる状態を示します。 |
フォルト中 | スコープアクティビティインスタンスにフォルトが発生しキャッチしたアクティビティを実行している状態を示します。 |
完了 | アクティビティインスタンスが正常に実行され終了した状態を示します。 |
完了(待ち受け) | アクティビティのインスタンスが正常に実行され終了した状態で,再実行可能な状態を示します。 |
キャンセル | フォルトが発生し,待ち受けまたは実行中のアクティビティインスタンスの実行がキャンセルされた状態を示します。 |
フォルト終了 | アクティビティインスタンスの実行中にフォルトが発生して終了した状態を示します。 |
実行省略 | アクティビティインスタンスの実行が省略され終了した状態を示します。 |
エラー発生 | アクティビティインスタンスの実行中にエラーが発生して終了した状態を示します。 |
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