バイナリフォーマット定義エディタ上の要素をコピーして貼り付けます。
- 注意
- コピーした要素は,ほかのバイナリフォーマット定義ファイルを編集しているバイナリフォーマット定義エディタ上には貼り付けできません。貼り付けできるのは,コピーした要素があるバイナリフォーマット定義エディタ上だけです。
要素をコピーして貼り付ける手順を次に示します。
- コピーする要素を選択します。
- 右クリックして[コピー]を選択するか,[Ctrl]キー+[C]キーを押します。
- 貼り付け先の要素を選択します。
- 右クリックして[貼り付け]を選択するか,[Ctrl]キー+[V]キーを押します。
貼り付けた要素の名称は次の形式で自動設定されます(nは要素名をユニークにするための自然数)。
Copy-<n>-<コピー元の要素名>
ただし,ローカル定義の単純内容要素を別の複合内容要素の構成要素として貼り付ける場合で,同じ名称の構成要素がないときは,コピー元の要素と同じ名称の要素として貼り付けられます。
コピー元の要素と貼り付け先の要素の対応を次の表に示します。
表1-13 コピー元の要素と貼り付け先の要素の対応
コピー元の要素 |
貼り付け先の要素 |
フォーマット |
単純内容要素(グローバル定義) |
複合内容要素 |
構成要素
(単純内容要素(グローバル定義)) |
構成要素
(複合内容要素) |
構成要素(単純内容要素(ローカル定義)) |
フォーマット |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
単純内容要素(グローバル定義) |
(1) |
(2) |
(2) |
− |
− |
− |
複合内容要素 |
(1) |
(2) |
(2) |
− |
− |
− |
構成要素(単純内容要素(グローバル定義)) |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
構成要素(複合内容要素) |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
構成要素(単純内容要素(ローカル定義)) |
− |
− |
(3) |
(4) |
(4) |
(4) |
- (凡例)
- −:コピー,貼り付けはできません。
- (1)
- コピーしたグローバル定義の単純内容要素または複合内容要素と同じ内容で,グローバル定義の単純内容要素または複合内容要素が追加されます。すべてのグローバル定義の要素の最後尾に追加されます。
- なお,複合内容要素をコピーした場合,複合内容要素に設定されている構成要素もコピーされます。
- (2)
- コピーしたグローバル定義の単純内容要素または複合内容要素と同じ内容で,グローバル定義の単純内容要素または複合内容要素が追加されます。貼り付け先に選択したグローバル定義の要素の上に追加されます。
- なお,複合内容要素をコピーした場合,複合内容要素に設定されている構成要素もコピーされます。
- (3)
- コピーしたローカル定義の単純内容要素と同じ内容で,選択した複合内容要素にローカル定義の単純内容要素が追加されます。選択した複合内容要素の構成要素の最後尾に追加されます。
- (4)
- コピーしたローカル定義の単純内容要素と同じ内容で,ローカル定義の単純内容要素が追加されます。貼り付け先に選択した構成要素の上に追加されます。
- 注意
- グローバル定義の単純内容要素をコピーして,ローカル定義の単純内容要素として貼り付けることはできません。逆に,ローカル定義の単純内容要素をコピーして,グローバル定義の単純内容要素として貼り付けることもできません。
- バイナリデータとしてCSV形式のデータを利用する場合,コピーできるのは,複合内容要素(ヘッダ要素またはレコード要素)の構成要素として設定されている単純内容要素だけです。
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