Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
[部分文字列取得]ダイアログでは,1つの文字列から取り出す一部分の文字列を指定します。
次のどちらかの操作をした場合に表示されます。
- 部分文字列取得ファンクションを右クリックし,[設定]を選択する
- 部分文字列取得ファンクションをダブルクリックする
[部分文字列取得]ダイアログを次に示します。
図1-118 [部分文字列取得]ダイアログ
- <この項の構成>
- (1) 表示項目
- (2) このダイアログでできる内容
- [ファンクション名]
- ファンクション名を表示します。任意の名称に変更する場合は,64文字以内で指定してください。使用できる文字は,XMLSchemaのNCName定義文字です。
- [入力]
- 一部分の文字列の取り出し元となる変換元ノードおよびファンクションを指定します。すでに取り出し元と部分文字列取得がマッピングされている場合,その取り出し元が表示されます。
- [入力]での表示形式については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.4.6 マッピング元の表示形式」を参照してください。
- [ノード選択]ボタン
- [ノード選択]ダイアログが表示されます。[入力]に一部分の文字列の取り出し元となる変換元ノードを指定する場合にクリックします。
- [ノード選択]ダイアログについては,「1.6.6 ノード選択ダイアログ(データ変換)」を参照してください。
- [ノード条件設定]ボタン
- [ノード条件設定]ダイアログが表示されます。変換元ノードに条件を設定して,その条件を満たす場合だけマッピングさせる場合にクリックします。
- [ノード条件設定]ダイアログについては,「1.6.9 ノード条件設定ダイアログ」を参照してください。また,変換元ノードに条件を設定する方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.7 ノード条件を設定する」を参照してください。
- [ファンクション選択]ボタン
- [ファンクション選択]ダイアログが表示されます。[入力]に一部分の文字列の取り出し元となるファンクションを指定する場合にクリックします。
- [ファンクション選択]ダイアログについては,「1.6.7 ファンクション選択ダイアログ」を参照してください。
- [取得方法]
- [先頭からの範囲指定]ラジオボタン
- 取り出す範囲を文字列の先頭から指定する場合に選択します。
- [開始位置]
- 取り出す文字列の開始文字の位置を指定します。
- [文字数]
- 取り出す文字列の文字数を指定します。指定できる文字数は0から2,147,483,647までです。
- [開始位置から末尾までを取得]チェックボックス
- [開始位置]で指定した開始文字の位置から末尾までの文字列を取り出したい場合にチェックします。
- [末尾からの範囲指定]ラジオボタン
- 取り出す範囲を文字列の末尾から指定する場合に選択します。
- [開始位置]
- 取り出す文字列の開始文字の位置を指定します。
- [文字数]
- 取り出す文字列の文字数を指定します。指定できる文字数は0から2,147,483,647までです。
- [開始位置から先頭までを取得]チェックボックス
- [開始位置]で指定した開始文字の位置から先頭までの文字列を取り出したい場合にチェックします。
- [分割文字列指定]ラジオボタン
- 文字列を2つに分割して,分割した前の部分かあとの部分かのどちらかを指定する場合に選択します。
- 分割文字列が複数検索される文字列の場合は,先頭から検索して最初に出現した分割文字列の位置で分割されます。また,分割文字列が検索されない場合は空文字となります。
- [分割文字列]
- マッピング元の文字列を分割する文字列を指定します。指定できる文字数は,1,024文字までです。
- [取得部位]
- 前または後が表示されます。
- 前
先頭の文字から[分割文字列]で指定した文字列より前の文字列を取得します。
- 後
[分割文字列]で指定した文字列以降の文字列を取得します。
- [OK]ボタン
- 設定した内容を有効にして,ダイアログを閉じます。
- [キャンセル]ボタン
- 設定した内容を無効にして,ダイアログを閉じます。
(2) このダイアログでできる内容
[部分文字列取得]ダイアログでは,部分文字列取得ファンクションを設定できます。部分文字列取得ファンクションの設定方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「6.5 ファンクションを使用した値またはノードの加工」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.