Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス
バイナリフォーマット定義ファイルを作成するためのバイナリフォーマット定義画面について説明します。
バイナリフォーマット定義ファイルの作成方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「4.4 電文フォーマット(バイナリフォーマット定義ファイル)の作成方法」を参照してください。
図1-3 バイナリフォーマット定義画面
バイナリフォーマット定義画面は,バイナリフォーマット定義エディタとアウトラインビューから構成されます。
それぞれの表示内容について,次に説明します。
要素を設定してバイナリフォーマット定義ファイルの内容を定義します。定義した内容はツリー形式で表示されます。
バイナリフォーマット定義エディタの表示内容について説明します。
図1-4 バイナリフォーマット定義エディタ
表1-2 バイナリフォーマット定義エディタに表示されるノード
区分 | アイコン | 説明 |
---|---|---|
グローバル定義の要素 | 単純内容要素です。 | |
逐次構成の複合内容要素です。 | ||
ルート要素に設定されている逐次構成の複合内容要素です。 | ||
選択構成の複合内容要素です。 | ||
ルート要素に設定されている選択構成の複合内容要素です。 | ||
複合内容要素の構成要素 | 構成要素として設定されている単純内容要素です。 | |
構成要素として設定されている逐次構成の複合内容要素です。 | ||
構成要素として設定されている選択構成の複合内容要素です。 | ||
ローカル定義の単純内容要素です。 |
検証の結果として,警告またはエラーが発生しているノードには,上で示すアイコンに警告またはエラーの発生を示すアイコン(警告:,エラー:)が付与されて表示されます。
[最小出現回数:最大出現回数]
表1-3 出現回数の表示と設定内容の関係
表示形式 | 出現回数の指定方法 | 説明 |
---|---|---|
[n:n] | 固定 | nは固定の出現回数です。 最小出現回数と最大出現回数に同じ値が表示されます。例えば,出現回数が3回で固定の場合,[3:3]と表示されます。 |
[n:*] | データの終端まで |
|
[0:*]-> | ノード指定 | 最小出現回数は0,最大出現回数は*で表示されます。また,ほかのノードを参照するノードであることを示す「->」が表示されます。 |
[n:m] | 範囲指定 | 出現回数がn〜mの範囲であることを示しています。 |
バイナリフォーマット定義エディタで定義した各要素の関係を確認できます。各要素の関係は,ルート要素を起点としたツリー形式で表現されます。
アウトラインビューの表示は,バイナリフォーマット定義エディタで要素を定義すると,自動的に更新されます。アウトラインビューでは要素を定義できません。
なお,アウトラインビューに表示されているノード(ルート要素および構成要素)を選択すると,バイナリフォーマット定義エディタでも同じノードが選択状態になります。
アウトラインビューの表示内容について説明します。
図1-5 アウトラインビュー
表1-4 アウトラインビューに表示されるノード
区分 | アイコン | 説明 |
---|---|---|
ルート要素 | ルート要素に設定されている逐次構成の複合内容要素です。 | |
ルート要素に設定されている選択構成の複合内容要素です。 | ||
構成要素 | 構成要素として設定されている単純内容要素です。 | |
構成要素として設定されている逐次構成の複合内容要素です。 | ||
構成要素として設定されている選択構成の複合内容要素です。 | ||
ローカル定義の単純内容要素です。 |
検証の結果として,警告またはエラーが発生しているノードには,上で示すアイコンに警告またはエラーの発生を示すアイコン(警告:,エラー:)が付与されて表示されます。
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