JSONの配列は，次の規則に従ってXMLの繰り返し要素（csc-element要素）に変換されます。

• JSONの配列値：XMLの繰り返し要素の要素値に変換
  このとき，XMLの繰り返し要素の名称は「csc-element＋アンダーバー（_）＋親要素名」となります。
  

  図10-9　配列の変換例

  

• JSONの配列値が文字列型，数値型，またはboolean型の場合：XMLの繰り返し要素に子要素（csc-simple要素）が追加され，値が格納されます。
  このとき，XMLの子要素の名称は「csc-simple」となります。
  

  図10-10　文字列型，数値型，boolean型を含む配列の変換例

  

XMLの繰り返し要素は，次の規則に従ってJSONの配列に変換されます。

• XMLの繰り返し要素の要素値：JSONの配列値に変換
  なお，要素数が1つの場合は，オブジェクト型に変換されます。要素数が1つの配列に変換したい場合は，class属性（class="array"）を設定してください。
  class属性については，「10.2.9(3)　class属性」，および「11.2.1(5)　JSONのデータ種別をXMLの属性に含めるかどうかの設定」を参照してください。
  繰り返し要素の変換例を次に示します。
  

  図10-11　繰り返し要素の変換例

  

• XMLの繰り返し要素内の子要素（csc-simple要素）：JSONの文字列型の配列値に変換
  なお，繰り返し要素にtype属性が設定されている場合は，type属性に対応するJSON形式データに変換されます。
  type属性については，この節の各データ型の変換規則，および「11.2.1(5)　JSONのデータ種別をXMLの属性に含めるかどうかの設定」を参照してください。
  csc-simple要素を含む繰り返し要素の変換例を次に示します。
  

  図10-12　csc-simple要素を含む繰り返し要素の変換例