ファイル操作アダプタでサポートするオペレーションには,次の種類があります。
- ファイル変換オペレーション
- ファイル複製オペレーション
- ファイル移動オペレーション
- ファイル・フォルダ削除オペレーション
- ファイル圧縮オペレーション
- ファイル伸張オペレーション
- ファイル一覧取得オペレーション
- ファイル一覧書き込みオペレーション
それぞれのオペレーションの動作を次の図に示します。
図8-32 ファイル操作アダプタのオペレーションの動作(1/2)
図8-33 ファイル操作アダプタのオペレーションの動作(2/2)
図中の1.〜8.について説明します。次の番号は図中の番号と対応しています。
- ファイル操作アダプタA(ファイル変換オペレーション)は,作業フォルダ(または共通フォルダ)から変換元の入力ファイルを読み込み,変換後の出力ファイルを作業フォルダ(または共通フォルダ)に書き込みます。
- ファイル操作アダプタB(ファイル複製オペレーション)は,作業フォルダ(または共通フォルダ)から入力ファイルを読み込み,作業フォルダ(または共通フォルダ)に出力ファイルを複製します。
- ファイル操作アダプタC(ファイル移動オペレーション)は,作業フォルダ(または共通フォルダ)のファイルを作業フォルダ(または共通フォルダ)へ移動します。
- ファイル操作アダプタC(ファイル・フォルダ削除オペレーション)は,共通フォルダのファイル,サブフォルダ,または作業フォルダを削除します。
- ファイル操作アダプタD(ファイル圧縮オペレーション)は,作業フォルダ(または共通フォルダ)から圧縮元の入力ファイルを読み込み,作業フォルダ(または共通フォルダ)に圧縮後の出力ファイルを書き込みます。
- ファイル操作アダプタE(ファイル伸張オペレーション)は,作業フォルダ(または共通フォルダ)から伸張元の入力ファイルを読み込み,作業フォルダ(または共通フォルダ)に伸張後の出力ファイルを書き込みます。
- ファイル操作アダプタG(ファイル一覧取得オペレーション)は,共通フォルダ(または共通フォルダのサブフォルダ)直下のファイル情報もしくは共通フォルダのファイル単体の情報を取得し,応答電文で返します。
- ファイル操作アダプタH(ファイル一覧書き込みオペレーション)は,共通フォルダ(または共通フォルダのサブフォルダ)直下のファイル情報もしくは共通フォルダのファイル単体の情報を取得し,作業フォルダ(または共通フォルダ)のファイルに取得した情報を書き込みます。
ファイル操作アダプタを使用してファイルの変換や削除などをする場合,オペレーションごとにファイル操作アダプタを定義する必要があります。
それぞれのオペレーションのファイル操作アダプタ同士を組み合わせて使用することもできます。
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