Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
FTP受付は,共通フォルダ内のファイルを中間ファイルとして使用することができます。
共通フォルダ内のファイルにアクセスできるのは,GETオペレーションだけです。PUTオペレーションおよびGETINFOオペレーションは共通フォルダにアクセスできません。
FTP受付は,次の条件を満たした場合に,共通フォルダ内のファイルを中間ファイルとして使用できます。
中間ファイルとして指定できるファイルを次に示します。
共通フォルダ内のファイルを中間ファイルとして使用した場合,FTP受付でファイルを削除することができます。ファイルが削除される条件を次に示します。
上記の条件を満たしていない場合や,プロセスが異常終了した場合およびcscpireexecコマンド(プロセスインスタンスの再実行)などでビジネスプロセスを再実行した場合は,共通フォルダ内の中間ファイルが自動で削除されません。
上記の条件を満たしていない場合や,プロセスが異常終了した場合およびビジネスプロセスの再実行を要求した場合(cscpireexecコマンドなど)は,共通フォルダ内の中間ファイルが自動で削除されません。FTP受付が共通フォルダ内の中間ファイルを削除できなかった場合,次の方法で共通フォルダ内の中間ファイルを削除してください。
詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscfscls(共通フォルダの参照)」または「cscfscrm(共通フォルダの削除)」を参照してください。
GETオペレーションで共通フォルダ内のファイルへアクセスする場合,ファイルの読み込み時に共有ロックを取得します。また共通フォルダのファイルを削除する場合,削除するファイルに対して占有ロックを取得します。ファイルロック取得時のロックリトライ回数およびロックリトライ間隔は,FTP受付コンフィグファイルのプロパティで変更できます。
FTP受付コンフィグファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTP受付コンフィグファイル」を参照してください。また排他制御については,「8.8.2 共通フォルダを利用したファイルアクセス」を参照してください。
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