Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
サービスプラットフォームのシステムをJP1で監視する場合の推奨プロセスについて説明します。
HCSCサーバ起動時の各論理サーバのプロセスは,Managerで監視されていて,プロセスダウンやハングアップなどの障害が発生すると,論理サーバを自動で再起動します。そのため,サービスプラットフォームのシステムをJP1で監視する場合は,次のプロセスを監視の対象とすることを推奨します。
HCSCサーバ起動時のプロセス構成を次の図に示します。
図7-2 HCSCサーバ起動時のプロセス構成
JP1の監視推奨となるプロセス名を次の表に示します。
表7-1 JP1からの監視推奨となるプロセス名
監視推奨プロセス | プロセス名 | |
---|---|---|
Windowsの場合 | UNIXの場合 | |
Management Server | mngsvr.exe | cjstartsv※ |
運用管理エージェント | adminagentsv.exe | adminagent |
また,データベースを使用している場合は,使用しているデータベースのプロセスもJP1の監視推奨プロセスとなります。それらのプロセス名については,各データベースのマニュアルを参照してください。
プロセス数の上限と下限で監視する場合,上限を1,下限を1で監視すると,一時的にcjstartsvやadminagentのプロセスが1より大きくなり,障害を検知してしまうことがあります。Management Server,運用管理エージェントについては複数起動を抑止する機能があるため,Managerの推奨としては上限なしで監視してください。
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