Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
汎用カスタムアダプタが行う処理には,データ変換とプロトコル変換があります。このうち,すべての汎用カスタムアダプタに共通の処理であるデータ変換処理をカスタムアダプタ開発フレームワークで提供しています。このため,ユーザはプロトコル変換処理を実装することで汎用カスタムアダプタを開発できます。
汎用カスタムアダプタは,カスタムアダプタ開発フレームワークの実装であるStateless SessionBeanと,プロトコルコンバータで構成されます。プロトコルコンバータとは,プロトコル変換処理を実装するJavaクラスのことです。
汎用カスタムアダプタを使用したサービス部品の呼び出しを次の図に示します。
図2-152 汎用カスタムアダプタを使用したサービス部品の呼び出し(すべて同期通信の場合)
図中の1.〜7.について説明します。
カスタムアダプタ開発フレームワークによる汎用カスタムアダプタの開発については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「付録B カスタムアダプタ開発フレームワーク」を参照してください。
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