Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
SFTPアダプタが使用するIPアドレスおよびポート番号を指定できます。
SFTPクライアントのIPアドレスは,SFTPアダプタ実行環境プロパティファイルのsftpadp.client-ipaddrプロパティで指定します。指定を省略した場合は,システムによってローカルマシンのIPアドレスが自動的に割り当てられます。ローカルマシンのIPアドレスは,java.net.NetworkInterfaceクラスでまとめて取得し,そのうち最初に見つかった実IPアドレスを優先して割り当てます。実IPアドレスが存在しない場合は,ループバックアドレスを割り当てます。
SFTPアダプタは指定されたポート番号の最小値,または前回使用したポート番号の次※を待ち受けポート番号候補とします。待ち受けポート番号候補を使用できる場合,このポート番号を採用します。待ち受けポート番号候補を使用できない場合は,次のポート番号※を候補とし,使用可否を確認します。範囲内のすべてのポートが使用できない場合は,SFTPアダプタが例外を返します。
なお,ポート番号を設定するためのプロパティの指定を省略した場合は,システムによって任意のポート番号が割り当てられます。
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