Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説
SessionBean使用時のユーザ電文とスタブの関係を次の図に示します。
図2-30 SessionBean使用時のユーザ電文とスタブの関係
サービスアダプタを定義するときは,サービス部品のスタブを定義します(サービス部品のスタブには,作成したサービス部品のユーザクラスが含まれています。また,要求電文,応答電文および例外の形式が定義されています)。
サービス部品側のJ2EEサーバにアプリケーションサーバを使用している場合,サービス部品のスタブを取得するには,J2EEサーバのcjgetstubsjarコマンドを使用します。
サービスリクエスタからサービス部品を呼び出すときは,製品提供のスタブを使用します。製品提供のスタブは,標準受付(SessionBean)のインターフェースになっています。サービスリクエスタから標準受付(SessionBean)を呼び出すときには,サービス部品側の電文フォーマットに合わせた要求電文を事前に作成し,標準受付(SessionBean)のパラメタ(ユーザ電文のパラメタ)に設定して実行します。
サービスリクエスタからビジネスプロセスを呼び出すときは,要求電文はビジネスプロセスの受付アクティビティに定義した電文フォーマットになります。サービスリクエスタ内で,ビジネスプロセスの受付アクティビティで定義されている要求電文の電文フォーマットに合わせた電文を作成し,作成した電文を標準受付(SessionBean)のパラメタ(ユーザ電文のパラメタ)に設定して実行します。
サービスリクエスタへの応答は,サービスアダプタで定義した応答電文の電文フォーマットを使用します。
cjgetstubsjarコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjgetstubsjar(アプリケーションのRMI-IIOPスタブおよびインタフェースの取得)」を参照してください。
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