メールの重要度，返信要求の有無など，ユーザが定義した任意のメールヘッダのオプションを設定するためのファイルです。

メールヘッダ定義ファイルは，任意のパスに任意のファイル名で格納できます。ただし，メールヘッダ定義ファイルの絶対パスが，メールアダプタ実行環境プロパティファイルのmailadp.user.header.pathキーで指定されている必要があります。

テンプレートファイルの場所：

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\mail\templates\mail-header.properties

メールヘッダ定義ファイルの記述例を次に示します。

 
Importance=High
Sensitivity=Private
 

• キー名と値を重複して指定した場合，動作は保証されません。
• 同一のヘッダが複数回定義された場合，動作は保証されません。
• キー名に対して空の値は指定できません。空の値を指定した場合はエラーになります。
• メールヘッダ定義ファイルに何も定義されていない場合，ユーザ定義のメールヘッダなしでメールが送信されます。
• メールヘッダ定義ファイルの動作は，メールサーバおよびメールを受信するクライアントに依存します。
• メールアダプタ実行環境プロパティファイルまたは要求電文に定義されたメールヘッダと同一のメールヘッダをメールヘッダ定義ファイルに定義しないことを推奨します。同一のメールヘッダをメールアダプタ実行環境プロパティファイルおよびメールヘッダ定義ファイルに指定した場合，動作はメールサーバに依存します。
• 2バイト文字などは不正な文字列に解釈されるため，次に示すhjdk.native2ascii.jarツールで変換してください。
  

   
  <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\bin\java -jar <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\lib\hcompatlib\hjdk.native2ascii.jar <入力ファイルパス> <出力ファイルパス>
   

  hjdk.native2ascii.jarツールの詳細については，JDKのドキュメントを参照してください。