Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

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サービス情報変更定義ファイル

形式

各サービスに対応する情報が,キーの昇順でソートされて出力されます。

(1)SOAPアダプタ(SOAP1.1モード)用のサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_host=プロキシサーバのホスト名
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.non_proxy_hosts=プロキシサーバを使用しないホスト名
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_port=プロキシサーバのポート番号
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_user=プロキシサーバのユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_password=プロキシサーバのパスワード
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.receive_max_soap_envelope_size=受信SOAPEnvelopeの最大バイト数
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.send_max_soap_envelope_size=送信SOAPEnvelopeの最大バイト数
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.app_maintainsession={true|false}
 

(2)SOAPアダプタ(SOAP1.1/1.2併用モード)用のサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout=読み込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.connect.timeout=接続タイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.session.maintain={true | false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.auto-delete-incomplete-file={true | false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.count=ロックリトライ回数
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.interval=ロックリトライ間隔
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード
 

(3)SessionBeanアダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_name=ルックアップ名
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_timeout=呼び出しタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション
 

(4)MDB(WS-R)アダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名
 

(5)MDB(DBキュー)アダプタのサービス情報

 
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名
 

機能

サービスアダプタのサービス情報の変更を設定します。

ファイルの格納先

cscsvcctlコマンドの-getfileオプションに指定したパスに格納されます。

設定できるパラメタ

(1)SOAPアダプタ(SOAP1.1モード)用のサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_read_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値

サービスアダプタのソケットの接続タイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_connect_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの書き込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_write_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_host=プロキシサーバのホスト名

プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_host」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.non_proxy_hosts=プロキシサーバを使用しないホスト名

プロキシサーバを使用しない場合のホスト名またはIPアドレス群を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.non_proxy_hosts」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_port=プロキシサーバのポート番号

プロキシサーバのポート番号を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_port」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_user=プロキシサーバのユーザ

プロキシサーバの認証ユーザIDを指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_user」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_password=プロキシサーバのパスワード

プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワードを指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_password」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション

性能解析トレースの出力オプションを指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.prf_trace_level」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.receive_max_soap_envelope_size=受信SOAPEnvelopeの最大バイト数

受信できるSOAPエンベロープの最大バイト数を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.receive_max_soap_envelope_size」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.send_max_soap_envelope_size=送信SOAPEnvelopeの最大バイト数

送信できるSOAPエンベロープの最大バイト数を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.send_max_soap_envelope_size」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}

サービスアダプタがベーシック認証を使用するかどうかを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ 〜<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1文字以上))

ベーシック認証のユーザIDを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

値の先頭に半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を指定する場合は,半角スペースの前に「\」と指定してください。また,値に「\」を指定する場合は,「\\」と指定してください。

注※
#(ハッシュマーク),:(コロン),?(クエスチョン),@(アットマーク),/(スラッシュ)は使用できません。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード 〜<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1−40文字))

ベーシック認証のパスワードを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

値の先頭に半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を指定する場合は,半角スペースの前に「\」と指定してください。また,値に「\」を指定する場合は,「\\」と指定してください。

注※
#(ハッシュマーク),:(コロン),?(クエスチョン),@(アットマーク),/(スラッシュ)は使用できません。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.app_maintainsession={true|false}

HTTPセッションの維持の有無を指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.app_maintainsession」の説明を参照してください。

 

(2)SOAPアダプタ(SOAP1.1/1.2併用モード)用のサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout=読み込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.request.timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.connect.timeout=接続タイムアウト値

サービスアダプタのソケットの接続タイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.connect.timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.session.maintain={true | false}

HTTPセッションの維持の有無を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.session.maintain」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.auto-delete-incomplete-file={true | false}

Webサービスアダプタがサービス部品から添付ファイルを受信し,作業フォルダまたは共通フォルダにファイルを出力する際にエラーが発生すると不完全なファイルが生成されます。この不完全なファイルを自動的に削除するかどうかを指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.auto-delete-incomplete-file」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.count=ロックリトライ回数

共通フォルダ内のファイルの共有ロック取得失敗時のロックリトライ回数を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.count」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.interval=ロックリトライ間隔

共通フォルダ内のファイルの共有ロック失敗時のロックリトライ間隔を秒単位で指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.file.read-lock.retry.interval」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}

サービスアダプタ定義でのベーシック認証の使用可否チェックを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ 〜<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1文字以上))

サービスアダプタ定義でのベーシック認証のユーザ名を指定します。

注※
:(コロン),/(スラッシュ)は使用できません。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード 〜<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1−40文字))

サービスアダプタ定義でのベーシック認証のパスワードを指定します。

注※
:(コロン),/(スラッシュ)は使用できません。
 

(3)SessionBeanアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_name=ルックアップ名

サービス部品の呼び出しに使用するルックアップ名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_timeout=呼び出しタイムアウト値

サービス部品の呼び出しタイムアウト値(単位:秒)を指定します。0〜86400の値を指定します。0を指定した場合はタイムアウトしません。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション

性能解析トレースの出力オプションを指定します。指定する値については,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.prf_trace_level」の説明を参照してください。

 

(4)MDB(WS-R)アダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名

サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}

サービスアダプタがローカルホスト,またはリモートホストのどちらのサービス部品に接続するかを指定します。

サービス情報変更定義ファイルで設定するパラメタに,すべて正しい値を指定している場合だけ,local_callの値をtrueからfalseへ変更できます。なお,local_callの値は,falseからtrueへ変更しないでください。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL

サービスアダプタが使用する転送キューのメッセージ転送先を指定します。メッセージ転送先には,転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURLを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数 〜<数字>((1−65535))

サービスアダプタが使用する転送キューが保持できるメッセージの最大数を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}

サービスアダプタが使用する転送キューがメッセージを正しい順序で転送することを保証するかどうかを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名 〜<半角英数字,アンダーバー(_)および半角スペース( )>((30バイト以内))

サービスアダプタが使用する転送キューの作成先のRDエリア名を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。なお,ALLは指定しないでください。

 

(5)MDB(DBキュー)アダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名

サービス部品に関連づけられているキュー名を指定します。

使用方法

注意事項