Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

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コンポーネントID設定ファイル

形式

 
[<HCSCコンポーネントID>={ON|OFF}]
         :
[<HCSCコンポーネントID>={ON|OFF}]
 

機能

ユーザ電文トレースへのHCSCコンポーネントの出力要否をHCSCコンポーネントID(受付IDまたはサービスID)で設定します。HCSCコンポーネントは1行ずつ,J2SEのプロパティファイル形式で設定します。

参考
ユーザ電文トレースの出力有無をHCSCコンポーネント種別で設定するには,コンポーネント種別設定ファイルを設定してください。
コンポーネントID設定ファイルとコンポーネント種別設定ファイルは,両方設定することもできます。同じHCSCコンポーネントに対して,コンポーネントID設定ファイルとコンポーネント種別設定ファイルの両方で設定した場合,コンポーネントID設定ファイルの設定が適用されます。

ファイルの格納先

コンポーネントID設定ファイルにはテンプレートファイルはありません。

作成したコンポーネントID設定ファイルのファイル名,格納先は任意です。

作成したコンポーネントID設定ファイルを有効にするには,HCSCサーバランタイム定義ファイルのtelegramtrace-component-id-filepathプロパティでパスを指定してください。

設定できるパラメタ

<HCSCコンポーネントID>={ON|OFF}

ユーザ電文トレースへのHCSCコンポーネントの出力要否を指定します。

<HCSCコンポーネントID>
サービスIDまたは受付IDを指定します。

{ON|OFF}
指定されたHCSCコンポーネントをユーザ電文トレースへ出力するか指定します。
  • ON:ユーザ電文トレースへ出力します。
  • OFF:ユーザ電文トレースへ出力しません。
設定値(ONまたはOFF)は完全一致で判定されるため,それ以外の値や空文字を指定した場合は,コンポーネントIDを指定しなかった場合と同じ動作となります。

なお,ユーザ電文トレースへのHCSCコンポーネントの出力要否は,コンポーネント種別設定ファイル(HCSCコンポーネント種別での指定)でも指定できます。同じHCSCコンポーネントに対して,コンポーネントID設定ファイルとコンポーネント種別設定ファイルの両方で設定した場合,コンポーネントID設定ファイルの設定が適用されます。

記述例