Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

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6.2 定義ファイルの入力形式

表6-1 定義ファイル一覧(運用環境・実行環境)」に示す定義ファイルは,次の入力形式で作成または編集します。

HCSCサーバ構成定義ファイルの入力形式
HCSCサーバ構成定義ファイルは,XML形式のファイルです。XMLの仕様に従って作成または編集します。

リストコマンドオプション定義ファイルの入力形式
リストコマンドオプション定義ファイルは,独自形式のファイルです。リストコマンドオプション定義ファイルの仕様に従って作成または編集します。

SOAP Fault動作定義ファイルの入力形式
SOAP Fault動作定義ファイルは,独自形式のファイルです。SOAP Fault動作定義ファイルの仕様に従って作成または編集します。

そのほかの定義ファイルの入力形式
上記以外の定義ファイルは,次に示すJavaのプロパティファイル形式で作成または編集します。
形式
定義ファイルの入力形式を次に示します。
 
<キー名称> = <値>
 
#<コメント>
 
各項目について説明します。
  • キー名称
    定義するキー名称を指定します。
    同じキーを定義ファイル内に複数指定した場合は,java.util.Propertiesクラスの仕様に基づき,最後に指定したキーの値が反映されます。
    指定値を省略する場合はキー名称とあわせて省略してください。キー名称だけを記述することはできません。
  • 区切り文字
    区切り文字として「=」を指定します。スペースまたはタブでも代替できます。

  • 定義する値がある場合に指定します。改行までを値とするため,値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は指定できません。
  • コメント
    行頭に「#」または「!」を記述した場合,その行はコメントとして扱われます。
なお,各項目は,ISO-8859-1文字エンコーディングを使用してください。ISO-8859-1文字エンコーディングで直接表現できない文字を記述した場合は,次に示すhjdk.native2ascii.jarツールを実行してUnicodeへ変換してください。
 
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\bin\java -jar <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\lib\hcompatlib\hjdk.native2ascii.jar <入力ファイルパス> <出力ファイルパス>
 
hjdk.native2ascii.jarツールの詳細については,JDKのドキュメントを参照してください。