cscsvconfig [-h]
            -user <ログインユーザID>
            -pass <ログインパスワード>
            {-operation get -csc <HCSCサーバ名> 
               ｜-operation set -propfile <HCSCサーバランタイム定義ファイル名>
            {-csc <HCSCサーバ名>｜-cluster <クラスタ名>}}
 

サーバセットアップ後のHCSCサーバに対して，定義情報の取得や変更をします。

ログインユーザIDなどの必須オプションは，HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで，このコマンドでの指定を省略できます。

このコマンドの使用方法については，目的にあわせてマニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の次に示す個所を参照してください。

• -operationオプションにsetを指定した場合の使用方法
  「3.1.4　HCSCサーバの定義情報を設定する」
  
• -operationオプションにgetを指定した場合の使用方法
  「3.1.5　HCSCサーバの定義内容を確認する」
  

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は，ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID>　〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。

-pass <ログインパスワード>　〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。

-operation {get｜set}

このコマンドの操作を指定します。

• get
  指定したHCSCサーバに設定されている定義が標準出力に出力されます。
  
• set
  -propfileオプションで指定したファイルの内容が，指定したHCSCサーバに反映されます。
  

-csc <HCSCサーバ名>　〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−8文字))

定義情報の取得や変更の対象となるHCSCサーバ名を指定します。

-propfile <HCSCサーバランタイム定義ファイル名>　〜 ((1−200バイト))

HCSCサーバに定義する定義一覧を記載したファイル名を相対パス，または絶対パスで指定します。このオプションは，-operationオプションでsetを指定したときに有効になります。

-cluster <クラスタ名>　〜＜半角英数字およびアンダーバー（_）＞ ((1−8文字))

HCSCサーバ定義を一括更新するクラスタ名を指定します。-operationでsetを指定したときに有効になります。ただし，クラスタ種別がHAのときにこのオプションを指定した場合はエラーになります。

(1)HCSCサーバ「HCSC」の定義を取得する場合

 
cscsvconfig -user admin -pass admin -csc HCSC -operation get
 

(2)HCSCサーバ「HCSC」の定義を設定する場合

 
cscsvconfig -user admin -pass admin -csc HCSC -operation set -propfile config.properties
 

(3)クラスタ「Cluster」に存在するすべてのHCSCサーバの定義を変更する場合

 
cscsvconfig -user admin -pass admin -cluster Cluster -operation set -propfile config.properties
 

戻り値	意味
0	正常終了しました。
1	コマンドが異常終了しました。
2	通信タイムアウトが発生しました。
3	排他エラーが発生しました。
9	実行権限のチェックエラーが発生しました。