Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

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cscfscrm共通フォルダの削除

形式

 
cscfscrm [-h]
         -user <ログインユーザID>
         -pass <ログインパスワード>
         {-csc <HCSCサーバ名>|-cluster <クラスタ名>}
         {-folder <共通フォルダ定義名>
         [-targetfilename <ファイル名またはフォルダ名>|-t <削除開始日時>|-d <日数>]
         |-all [-t <削除開始日時>|-d <日数>]}
         [-retrycount <リトライ回数>]
         [-retryinterval <リトライ間隔(秒)>]
         [-recursive]
 

機能

共通フォルダ内のファイルおよびサブフォルダ配下のファイルを削除します。共通フォルダ,および共通フォルダ以下のフォルダは削除されません。共通フォルダ内にサブフォルダが存在する場合,サブフォルダ内のファイルを再帰的に削除することができます。

リトライ回数およびリトライ間隔はロックの取得時に使用します。複数のファイルを指定した場合,それぞれのファイルに対して有効になります。

複数のファイルを削除する場合,エラーが発生したあと,処理を中断します。

ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。

このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4.22 共通フォルダ内のファイルを削除する」を参照してください。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。大文字と小文字は区別されます。

-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。大文字と小文字は区別されます。

-csc <HCSCサーバ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))

HCSCサーバ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-cluster <クラスタ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))

クラスタ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-folder <共通フォルダ定義名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−64文字))

共通フォルダ定義名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-targetfilename <ファイル名またはフォルダ名> 〜((1−200バイト))

削除したいファイル名またはサブフォルダ名を指定します。サブフォルダを指定した場合は,サブフォルダ直下のファイルを削除します。サブフォルダ配下のファイルを再帰的に削除する場合は,-recursiveオプションを付与する必要があります。サブフォルダ内のファイルやフォルダを指定する場合は,共通フォルダルートからの相対パスで指定してください。

共通フォルダ内にあるファイルを指定してください。共通フォルダ内のファイルを参照するには,cscfsclsコマンドを実行してください。

-t <削除開始日時>

指定した日時以前の共通フォルダ内のファイルを削除します。-recursiveオプションが指定されている場合は,指定した日時以前のサブフォルダ内のファイルも削除します。なお,指定できる日時の形式は次の形式です。また,存在する日時を省略しないで14桁で指定してください。

YYYYMMDDhhmmss
YYYY:西暦年(1970≦YYYY)
MM:月(01≦MM≦12)
DD:日(01≦DD≦31)
hh:時(00≦hh≦23)
mm:分(00≦mm≦59)
ss:秒(00≦ss≦59)

-d <日数> 〜<整数> ((0−365))

指定した日数より以前の共通フォルダ内のファイルを削除します。-recursiveオプションが指定されている場合は,指定した日時以前のサブフォルダ内のファイルも削除します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合,すべての共通フォルダ内のファイルを削除します。

-all

すべての共通フォルダを対象とします。

-retrycount <リトライ回数> 〜<整数> ((0−10000))

リトライ回数を指定します。デフォルトは0です。

0を指定した場合,リトライをしません。

-retryinterval <リトライ間隔(秒)> 〜<整数> ((0−86400))

リトライ間隔を秒で指定します。デフォルトは1です。

0を指定した場合,間隔を空けずにリトライを実施します。

-recursive

サブフォルダ内のファイルを再帰的に削除します。

戻り値

戻り値 意味
0 正常終了しました。
1 コマンドが異常終了しました。
2 通信タイムアウトが発生しました。
3 排他エラーが発生しました。
9 実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項