Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

TP1/RPC受付定義ファイル

形式

 
 urecp-tp1rpc.activation-config.service=TP1/RPC受付のサービス名
[urecp-tp1rpc.activation-config.queue_max_length=TP1/RPC受付のスケジュールキューの長さ]
[urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_queue_rate=TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視でのしきい値]
[urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_check_interval=TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視での警告メッセージの抑止時間]
 urecp-tp1rpc.resource-adapter=TP1/RPC受付が使用するTP1インバウンドアダプタの表示名
[urecp-tp1rpc.pooled-instance.minimum=TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最小数]
[urecp-tp1rpc.pooled-instance.maximum=TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最大数]
[urecp-tp1rpc.ejb-transaction-timeout=TP1/RPC受付のEJBトランザクションタイムアウト時間]
[urecp-tp1rpc.dt-skip={true|false}]
 

機能

TP1/RPC受付のチューニングパラメタなどの動作を制御するパラメタを設定します。

TP1/RPC受付定義ファイルは「cscurecptp1rpc.properties」というファイル名で作成します。TP1/RPC受付開始時に設定した内容が有効になります。

ファイルの格納先

 
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\samples\urecp\cscurecptp1rpc.properties
 

設定できるプロパティ

urecp-tp1rpc.activation-config.service=TP1/RPC受付のサービス名 〜<先頭が英字の英数字およびアンダーバー(_)>((1−31文字))

TP1/RPC受付のサービス名を指定します。

urecp-tp1rpc.activation-config.queue_max_length=TP1/RPC受付のスケジュールキューの長さ 〜<数字>((1−65535))<<100>>

TP1/RPC受付のスケジュールキューに設定できる要求数の最大値を整数で指定します。

urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_queue_rate=TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視でのしきい値 〜<数字>((0−100))<<70>>

TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視でのしきい値を整数で指定します。

urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_check_interval=TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視での警告メッセージの抑止時間 〜<数字>((1−2147483647))<<60>>

TP1/RPC受付のスケジュールキューの滞留監視で,警告メッセージを抑止する時間(単位:秒)を整数で指定します。

urecp-tp1rpc.resource-adapter=TP1/RPC受付が使用するTP1インバウンドアダプタの表示名 〜<英数字およびアンダーバー(_)>((1−240文字))

TP1/RPC受付が使用するTP1インバウンドアダプタの表示名を指定します。

urecp-tp1rpc.pooled-instance.minimum=TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最小数 〜<数字>((0または1−2147483647))<<0>>

TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最小数を整数で指定します。0を指定した場合,制限はありません。

なお,このプロパティでは,urecp-tp1rpc.pooled-instance.maximumプロパティで指定した値より小さい値を指定してください。指定した値が,urecp-tp1rpc.pooled-instance.maximumプロパティで指定した値よりも大きい場合,コマンド実行時にエラーになります。

urecp-tp1rpc.pooled-instance.maximum=TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最大数 〜<数字>((0または1−2147483647))<<0>>

TP1/RPC受付のプール内のインスタンスの最大数を整数で指定します。0を指定した場合,受付処理のプール内のインスタンスの最大数には,1が設定されます。

なお,このプロパティでは,urecp-tp1rpc.pooled-instance.minimumプロパティで指定した値より大きい値を指定してください。指定した値が,urecp-tp1rpc.pooled-instance.minimumプロパティで指定した値よりも小さい場合,コマンド実行時にエラーになります。

urecp-tp1rpc.ejb-transaction-timeout=TP1/RPC受付のEJBトランザクションタイムアウト時間 〜<数字>((0または1−2147483647))<<0>>

TP1/RPC受付のEJBトランザクションタイムアウト時間を秒単位で指定します。0を指定した場合,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。

urecp-tp1rpc.dt-skip={true|false}

データ変換時に電文の構造変換をスキップするかどうかを指定します。このプロパティを省略,または値を省略した場合,構造変換をスキップしません。

なお,値を指定する場合は,trueまたはfalseのどちらかを指定してください。trueまたはfalse以外の値を指定した場合,コマンド実行時にエラーになります。

記述例

記述例を次に示します。

 
urecp-tp1rpc.activation-config.service=refer
urecp-tp1rpc.activation-config.queue_max_length=10
urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_queue_rate=70
urecp-tp1rpc.activation-config.stay_watch_check_interval=60
urecp-tp1rpc.resource-adapter=TP1_Inbound_Adapter
urecp-tp1rpc.pooled-instance.minimum=1
urecp-tp1rpc.pooled-instance.maximum=10
urecp-tp1rpc.ejb-transaction-timeout=0
urecp-tp1rpc.dt-skip=true