稼働情報ファイルの出力

Cosminexus V9 BPM/ESB基盤サービスプラットフォームシステム構築・運用ガイド

(1)　稼働情報ファイルの出力先

稼働情報ファイルは，デフォルトの設定の場合，次のフォルダに作成されます。

Windowsの場合

<作業ディレクトリ>^※\ejb\<J2EEサーバ名称>\stats

UNIXの場合

<作業ディレクトリ>^※/ejb/<J2EEサーバ名称>/stats

注※

<作業ディレクトリ>は，次のどちらかの方法で確認できます。

運用環境ポータルから確認する場合: ［J2EEコンテナの設定］画面で確認します。詳細については，マニュアル「アプリケーションサーバ運用管理ポータル操作ガイド」の「10.9.2　J2EEコンテナの設定」を参照してください。

簡易構築定義ファイルから確認する場合: 簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ（j2ee-server）の<configuration>タグ内に指定されている，ejb.public.directoryパラメタで確認します。詳細については，マニュアル「アプリケーションサーバリファレンス定義編(サーバ定義)」の「4.6　簡易構築定義ファイル」を参照してください。

HCSCサーバの各リソースの稼働情報ファイル，ヘッダファイル，およびObjectNameの識別値を次の表に示します。

表E-1　HCSCサーバの各リソースの稼働情報ファイル

リソース名	稼働情報ファイル	ヘッダファイル	ObjectNameの識別値^※
JavaVM	HJVMStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HJVMStats.txt	－
DBコネクション	HJCAConnectionPoolStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HJCAConnectionPoolStats.txt	J2EEServer=<J2EEサーバ名> ResourceAdapter=<リソースアダプタ表示名>
標準受付（Webサービス・SOAP1.1）	HWebModuleStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HWebModuleStats.txt	SOAP1.1モードの場合 J2EEApplication=CSCMsgSyncServiceDeliveryWS name=CSCMsgSyncServiceDeliveryWS SOAP1.1/1.2併用モードの場合 J2EEApplication=CSCMsgSyncServiceDeliveryWS name=CSCMsgSyncServiceDeliverySOAP11
標準受付（Webサービス・SOAP1.2）	HWebModuleStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HWebModuleStats.txt	J2EEApplication=CSCMsgSyncServiceDeliveryWS name=CSCMsgSyncServiceDeliverySOAP12
ユーザ定義受付	HWebModuleStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HWebModuleStats.txt	J2EEApplication=<ユーザ定義受付の受付ID>
サービスアダプタ	HStatelessSessionBeanStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HStatelessSessionBeanStats.txt	J2EEApplication=<サービスID>
ビジネスプロセス	HStatelessSessionBeanStats_<YYYYMMDDhhmm><TZ>.csv	HStatelessSessionBeanStats.txt	J2EEApplication=<サービスID> name=CSCBPMessageReceiverEJB

(3)　稼働情報ファイルの出力有無

稼働情報ファイルはデフォルトでは出力されるよう設定されています。

稼働情報ファイルの出力先ディレクトリや，稼働情報ファイルを出力するかどうかの設定を変更したい場合は，次に示すマニュアルを参照してください。

運用環境ポータルから変更する場合: マニュアル「アプリケーションサーバ運用管理ポータル操作ガイド」の「10.9.17　稼働情報監視の設定（J2EEサーバ）」を参照してください。

Smart Composer機能を使って変更する場合: マニュアル「アプリケーションサーバ機能解説運用／監視／連携編」の「3.3　稼働情報ファイルの出力機能」と「3.4　イベントの発行機能」を参照してください。